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明治期以降の薩長勢力によって皇位は譲位制度から終身在位に変えられ、身を切る「退位」で戦争への軍部の暴走を止められなくなった皇室典範改正に、並々ならぬ意欲を見せ、「譲位」制度の復活に、党復活をかける民進党・野田佳彦幹事長」の存在感
http://gansokaiketu.sakura.ne.jp/naze-gokennzaino-heikanotaiini-wazawazanakunattayouni-sirotte-seizenwo-tukete-houdousuru-koushituni-fukeina-nipponno-masukomito---2-naiyou.htm#2017-01-11-meijiki-ikouno-sacchou-seiryokuniyotte-kouiha-jyouiseidokara-shuusinzaiini-kaerare-miwokiru-taiide-sensouheno-gunbuno-bousouwo-tomerarenakunatta-kousitutenpankaisei
【豊田真由美の野党ウオッチ】
「譲位」で恒久制度にこだわる民進・野田佳彦幹事長の自負 「陛下のお気持ちを分かっているのは自分だ」
民進党の野田佳彦幹事長が、天皇陛下の譲位をめぐる法整備に関し、並々ならぬ思い入れを抱いている。政府の有識者会議が特例法を推す方向で意見集約を進める中、民進党が皇室典範改正で対処すべきだとの「論点整理」をまとめたのは、野田氏の意向が反映されたためだ。就任時から「己をむなしくするのが幹事長の仕事」と語り、党運営を優先して持論を押し殺してきた野田氏が、譲位の問題には執念を隠さないのはなぜか。
「陛下は超高齢社会における象徴天皇のあり方という問題提起をされている。(譲位への望ましい対処は)こんな一時しのぎの特例法ではない。典範改正しかないと私は思う」
野田氏は9日出演したBSフジ番組で、安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)が、一代に限り譲位を認める特例法を推す方向で意見集約していることに対し、改めて疑義を呈した。
民進党の皇位検討委員会(委員長・長浜博行副代表)がまとめた「論点整理」は、恒久的な制度とするために皇室典範改正で対処すべきだとしている。特例法での対応は違憲の可能性があるとし、改正条文を譲位関係に絞った上で、今月20日召集の通常国会で典範を改正するよう求めている。これは野田氏の意向が強く反映された内容だ。
「論点整理」には、女性宮家創設と女系天皇の容認も検討課題に掲げられている。野田氏は首相だった平成24年10月、自らの内閣で、女性皇族が結婚後も皇族にとどまるための女性宮家創設を柱とした論点整理を公表した。天皇陛下の公務の負担を軽減する観点などから浮上したが、当時の民主党が同年末の衆院解散・総選挙で敗れたため、議論が尻すぼみとなった経緯がある。
野田氏が皇室典範改正での譲位への対処にこだわる理由について、ある党幹部は「首相経験者である野田氏には、『陛下のお気持ちを分かっているのは自分だ』という自負がある」と解説する。さらに「安倍首相はお気持ちを十分にくみ取っていないという思いもあるのだろう」と推察する。
野田氏は先月、産経新聞のインタビューに「『余人では分からない』という基本は持たなければいけないだろう。お気持ちは十分忖度することが基本になければならない」と指摘。漫画家の小林よしのり氏との対談では「陛下のお言葉は『私のために法整備してほしい』という思いで語られていない。皇室の安定的継承も踏まえて言われている」との見方を示した。
ただ、「政争の具にしてはならない」との認識は安倍首相と一致しており、野田氏自身、記者会見やテレビ番組などで常々そう強調している。一方で「政争の具にしないことと議論しないことはイコールではない」とも語り、衆参両院の正副議長が今後協議する与野党の意見集約については「政党間で折り合うような柔軟性を持ちながら対応していきたい」と述べている。
皇室に対しては特別な思い入れと使命感を持つ野田氏だが、就任時から「己をむなしくするのが幹事長の仕事」と語り、他の野党との選挙協力などでは自らの思いを封印してきた。その姿を間近で見る別の党幹部は感心するように言う。「野田氏は皇室の問題以外、全て持論を押し殺している」。
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