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精神崩壊! テレビCMに見る方向性を失った日本
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2017-01-10 18:21:23NEW ! simatyan2のブログ
昨年放映された全国およびローカルのCM(アサツーDK、電通、
博報堂、その他中小広告代理店製作)を集めたもの、
IT'S JAPANESE COMMERCIAL TIME!! | SPECIAL | THE VERY BEST OF 2016
を見ると、意外性や過激な画面構成で印象付けを狙ったCM
ばかりです。
はっきり社名がわかるのがソフトバンク、落ち着いた雰囲気で
メッセージ性が強いのが聖教新聞だけというのは皮肉な話です。
ごくシンプルで何を伝えているのか、消費者の身になって商品
を静かに前面に出していた昔のCM
十朱幸代 CM 1984・1987
とはエライ違いです。
僕が広告代理店にいたのは、ちょうどこの過度期で、昔が良い
とは言いませんが、今振り返ると本当に支離滅裂になったもの
だな、とつくづく思います。
より過激に、よりインパクト強く感情を刺激する、テレビCMは
わずか15秒に映画一本分の予算を投入するのです。
すでに商品の説明から逸脱しており、何のCMかはわからなくて
も、派手さと奇抜さ、そして短いフレーズと音楽だけが頭に残
ります。
まるでオウム真理教麻原彰晃の洗脳ビデオのようですね。
こんなのを毎日24時間垂れ流されれば、ある種の感性だけが
発達して、その他の感覚はマヒしていきます。
感覚がマヒした人は騙されやすくなります。
これは振り込め詐欺の被害者が全く減っていないことを見れば
わかることです。
この架空請求詐欺から振り込め詐欺に至る経緯ですが、面白い
ことに小泉内閣と共に誕生しているんですね。
小渕内閣のころ、ラジオのMCをやっていた浜村淳だったと思い
ますが、スナックの飲み代のツケの話で、
「飲み代のツケの請求書、だれかれ構わず送ったら、中には
思い当たる人が間違って払ったりしませんかね?
しかしまあ、そんなアホな人おりませんわな」
と冗談で言ってたのを思い出します。
つまり今から16年ほど前には冗談で言うほど架空請求など
なかったということになります。
そんなアホな架空請求詐欺が、森内閣を経て小泉内閣時代に
現実化しオレオレ詐欺も誕生します。
小泉純一郎の、
「改革なくして成長なし」
「痛みをともなう改革」
「小泉内閣に反対する勢力は抵抗勢力だ」
などのワンフレーズと共に・・・。
その後、「自民党をぶっ壊す!」の小泉劇場から、
「前に進むのか、過去に戻るのか」
の橋下劇場に次がれるころには、オレオレ詐欺が劇場型の
振り込め詐欺へと進化発展していきます。
劇場型の詐欺には、警察官、弁護士、銀行員などが登場して
被害者が続出し、さらに橋下劇場から、
「道半ば」「この道しかない」
の安倍劇場に発展した今は、還付金の劇場型詐欺へと変貌
を遂げています。
お金が返ってくると思ってATMを操作したら、逆にお金を
取られてしまうんですから大変です。
「政治家と弁護士は嘘をつくのが商売!」
と言い切った橋下劇場のころに、劇場型詐欺が確立したのは
偶然と言うにはあまりにも出来すぎです。
またテレビCMによって頭がフニャフニャにされた大衆は
「正論」にも弱くなっています。
「橋下さんが○○さんを言い負かした!」
「安倍総理の正論にレンホー涙目!」
「小池さんの正論にマスコミはグーの根も出ない!」
などですね。
ネットでも相手を論破すれば良いという風潮がありますが、
本来は、正論を吐く人=正しい人、とは限らないのです。
正論を吐く人が正しければ詐欺師はみんな正しい人になって
しまいます。
詐欺師やペテン師というのは正しいことを言うから騙される
わけで、間違ったことを言えば誰もついてきませんよね。
正論で信じさせて逆の行動を取る、これが詐欺師です。
現代は10数年前から大変な時代に突入しました。
何が「実」で何が「虚」か、電通によってわからなくされて
います。
先日の電通社員の過労死問題で電通が叩かれた件も、実は
電通が積極的に情報を流していることを広告代理店仲間から
聞いています。
なぜなら隠したいことが山ほどあるわけで、そのためにも、
「肉を切らせて骨を絶つ」の変形、つまり
「肉を切らせて骨を守る」を実践したに過ぎないからです。
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