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小沢一郎が犬猿の仲の枝野幸男と会った!
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2017/01/09 00:36 半歩前へU
▼小沢一郎が犬猿の仲の枝野幸男と会った!
自由党の小沢一郎が、犬猿の仲と言われた民進党の枝野幸男と会ったと週刊新潮が伝えた。
小沢さんに近い民進党の鈴木克昌代議士。実は、やはり鈴木さんが仲介して、この12月12日の夜に小沢さんは枝野さんとも会食しているのです。2人が向かい合い、胸襟を開いて語り合うのはもしかしたら初めてかもしれません」(民進党関係者)
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏もこう話す。
「私も12日の小沢・枝野会談については聞いていましたが、2人が会ったということ自体がある意味では歴史ですし、驚きです」
そもそも、2003年のいわゆる「民由合併」の際、小沢氏の政治手法への警戒感から最後まで合併に反対していたのが枝野氏。その後も常に党内で反小沢の急先鋒であり続け、また、「小沢嫌い」を隠そうともしなかった。
政権交代後の10年、「陸山会」を巡る問題で東京地検特捜部の再聴取を受けた小沢氏に、「ケジメをつけろ」と厳しく迫ったのも彼だったが、そうした恩讐を超えて今回、2人は顔を合わせたわけだ。
「今回の小沢・枝野会談で主に話し合われたのは、野党共闘についてです」と、先の民進党関係者。
「民進党は共産党との共闘には乗り気ではない。その理由としては、連合が、一線を画すようにと主張していること。また、共産党が出している『共通公約の策定』『政権構想の取りまとめ』『小選挙区候補の相互推薦・支援』という3条件も民進にとってはハードルが高い」
会談の席で小沢氏は、「共産党も含めた4党での野党共闘に踏み切るよう求めたが、枝野さんは“連合との関係があるから全面協力はちょっと……”と言い、結局話はまとまらなかったようです」
小沢氏がそこまで共産党との共闘にこだわるのは何故なのか。
「09年の衆院選の際、小沢さんは共産党の不破哲三元議長との間で水面下で候補者調整を行い、そのおかげもあって自民党に勝利して政権交代という夢を叶えた。その成功体験が忘れられないのです」 (週刊新潮1月5日新年特大号より)
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