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稲田朋美防衛相は未だに暴言を吐き続ける 祖国のために命をささげた ではなく国によって殺された人たちだ
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2017/01/02 01:27 弁護士 猪野 亨のブログ
稲田朋美防衛相は真珠湾から帰ってくるなり、いきなり靖国神社を参拝するという暴挙を行いましたが、稲田氏は真珠湾に赴くときは、何と「まるで小学生が修学旅行に向うように満面の笑みをたたえていた」そうです。
参照
「稲田防衛相は軽量級から超軽量級に」(大西 宏のマーケティング・エッセンス)
この人だからの靖国参拝なんだなとは思いましたが、その弁明は従来の暴言を繰り返すひどいものです。
「稲田防衛相 靖国神社に就任後初の参拝 「どの国でも理解頂ける」」(NHK2016年12月29日)
「稲田防衛大臣は29日午前、就任後初めて東京・九段の靖国神社に参拝し、「祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べました。」
祖国のために命をささげたとはどういう場面を想定しているのでしょう。
日本は未だかつて外国からの侵略を受けたことはありません。あるとすれば蒙古襲来のときだけです。
侵略者に対し、祖国を守るために命を失うことになったというのであればまさに祖国のために命をささげたという評価になるでしょうが、明治維新からアジア・太平洋戦争の終結まで日本は海外の人的資源、物的資源を強奪することを国是とし、そのために軍事を最優先にしてきました。そのため外国との戦争に明け暮れてきたのです。
その過程では、軍人の命などは鳥の羽(鴻毛)よりも軽いとされ、使い捨てにされてきました。
国家予算の多くを軍事費に使ってしまっていたんですから、国家財政が窮乏するのは当然なのですが、日本の指導者たちはなおも外国からの富や土地の強奪によって乗り切ろうとし、それが満州事変となって具体化されていったのです。
満州は帝国の生命線などといって満州事変を引き起こし、他国の土地や資源を強奪したのですが、そのようなやり方が許されようはずもなく、世界の反軍国主義の包囲網によってもろくも崩壊しました。
その中で多くの日本国民が死に追いやられたのです。これが国に命をささげたなどとよくも言えるものです。
神風特攻だって、死ななくていい若者が犬死にさせられたのです。
「「KAMIKAZE」がダメ? またまた特攻の美化が始まった」
特攻で死んでいった若者 その死は犬死にだった
これを国のために命をささげただなんて、あの戦争で死んでいった人たちをよくもここまで冒涜できるものです。
稲田氏は、中国、韓国から反発されるのではないかという記者からの質問にも全く的外れな答えをしているだけでなく、あまりに相手を侮辱する暴論です。
「稲田大臣は、記者団が「中国や韓国の反発も予想されるが」と質問したのに対し、「いかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵、味方であろうとも、祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表することは、どの国でも理解して頂けると考えている」と述べました。」(前掲NHK)
中国や韓国を侵略してきた日本兵が祖国のために死んだのですか。
侵略という違法なことの手先をさせられて韓国や中国で、残忍な虐殺行為を行ってきた、そのために戦死という結末を迎えたことが祖国のために命をささげたということになるのですか。
やはり最後は、B級戦犯として処刑された松井石根の言葉を記しておきたいと思います。
「稲田朋美防衛相は日本の恥を世界にさらす 極右であることを隠そうとしても無駄 訪中希望なら南京へどうぞ!」
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