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奇襲か?土下座か?安倍ちゃんは真珠湾で「舎弟の証」をゲットする=ちだい(MONEY VOICE)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/240.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 26 日 22:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


奇襲か?土下座か?安倍ちゃんは真珠湾で「舎弟の証」をゲットする=ちだい
http://www.mag2.com/p/money/29995
2016年12月25日 MONEY VOICE


わざわざトランプ次期大統領に会いに行き、黄金のゴルフクラブをプレゼントしたのに「TPPなんか絶対にやらねぇから!」と言われ、せっかくプーチン大統領が来たのに、日本の税金3000億円をプレゼントする約束をしただけで「は?北方領土?知らねぇ!」と言われ、外交でまったく結果を残せていない安倍首相。

このたびパールハーバーを訪れ、最後の日米首脳会談をすることになったそうなので、年末は安倍首相から目が離せません。おかげさまで、僕たちが立たされているポジションが世界のヒエラルキーの下層に位置していることがよくわかりましたので、悲しい現実に直面しながら、今後の日本を占いたいと思います。(『原発ニュース最新情報』ちだい)

超高速!真珠湾訪問で安倍ちゃんはアメリカに忠誠を誓うのか?

■オスプレイ墜落事故でわかった日本とアメリカの関係

先日、米軍が所有するオスプレイが沖縄県名護市沖に墜落しましたが、日本のメディアはしっかりアメリカ様に配慮し、多くのテレビや新聞が「不時着」と報道し、NHKに至っては「着水」と表現しました。

今回の事故は、空中で給油する訓練中、給油ホースがプロペラに巻き込まれ、推進力を失ったオスプレイがバランスを崩し、あと一歩で民家だという場所に墜落してしまったというものです。死者こそ出なかったものの、「Aランクの事故」と位置づけられ、現場の様子を見ても、何の疑いようもないほどの「墜落」でした。

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しかし、断固として「墜落」という言葉を使わないメディアの姿勢。さすがは報道の自由度ランキングが発展途上国以下の国です。かつて福島第一原発がメルトダウンしていたのに、「科学的にデマを撲滅する」と自称する三流大学教授が「メルトダウンしてないだす(※原文ママ)」と言い放ち、御用学者が盛んに「炉心溶融」という言葉を使っていた世界を思い出します。

どうやら日本という国では、アメリカ様の立場を守るために不思議な力が働くシステムになっているようです。

今回のオスプレイ墜落事故で、日本とアメリカの力関係が明らかになりました。実は、安倍内閣の大臣たちは仕事をしていなかったわけではありません。ただ米軍様の前では何もできなくなるだけです。

■ガン無視された「安倍サーの姫」稲田防衛大臣

オスプレイの墜落事故を受け、稲田朋美防衛大臣は、米軍に原因が解明されるまでオスプレイの飛行を自粛するよう求めました。リベラルの皆さんは稲田防衛大臣が何もしていなかったようなイメージを持っていらっしゃるかもしれませんが、きちんと米軍に「原因がわかるまでオスプレイを飛ばさないで!」と伝えに行っていたのです。

あるいは、安倍首相や菅官房長官議員は、日本の伝統芸能である「遺憾の意」を発動させました。日本の「遺憾の意」はマジヤバいです。マジビビります。マジパネェです。

在日米軍のトップに抗議しに行った人もいます。沖縄県の安慶田光男副知事です。「オスプレイが墜落するようなことがあっては困る」と当たり前の話を抗議したのですが、ニコルソン四等調整官からは机を叩きながら「日本人が巻き込まれなかったのだから、むしろ感謝されるべきだ!」と激怒されました。

アメリカには「部下の失態を全力でかばうのが素晴らしい上司だ」という考え方でもあるのでしょうか。日本式ブラック企業の流儀では、部下の失態は部下の責任なので、

「私がチェックしたくてもチェックできない卑劣なシステムを組まれ、無能な部下が勝手に事故を起こしたのです。まったく酷いものですよ。こんなことは前代未聞で、これほどまでに酷いとはさすがの私も予想できませんでした。こうなったからには私からも厳しく彼らの年俸を下げさせていただきます。私もとんだ被害者ですよ!」

がセオリーですが、アメリカ海兵隊式の流儀では、

「部下の失態はさておき、俺たちは最高だ。批判しているオマエが狂っている。俺たちは最高だ。うるせぇ、批判するな。俺たちは最高だ!」

がセオリーのようです。部下の身になって考えてみれば、後者の方がずっと気が楽だったりするので、こういう上司のもとで働きたいかもしれません。

さて、時には逆ギレを駆使して、米兵たちの心をガッツリ掴んでこその四等調整官かもしれませんが、皆さんは気づいているでしょうか。オスプレイを墜落させたアメリカ様が、一言も「ごめんね」とは言っていないことを。

べつに謝ってほしいわけではありません。謝って済むなら警察は要りませんからね。もっとも、覚醒剤の陽性反応が出たから逮捕したはずなのに、実はASKA先生が検尿カップに入れたのは尿ではなく「お茶」だったことがわかり、覚醒剤の陽性反応が出たなんて完全な「でっち上げ」だったことがバレちゃったジャパニーズポリスメンたちが本当に必要かどうかは甚だ疑わしいですが…。

■日米関係は(ダメな方向に)さらにエスカレートする

稲田朋美防衛大臣は確かに「原因が解明されるまでオスプレイを自粛してほしい」と申し入れたはずでした。もし日本とアメリカが対等な関係であれば、もう少し事故の原因を調査して、ほとぼりが冷めた頃に再開するぐらいのことはあったかもしれません。

しかし、日本の要望なんて微塵も聞いちゃくれないことが、今回の事故で浮き彫りになりました。日本の「遺憾の意」やら「自粛要請」やらに効力なんて皆無であることを示すかのごとく、アメリカ様は一方的に「オスプレイの飛行自粛を解除する」と告げてきたのです。

普通なら「ちょっと待ってくださいよ!」ぐらいは言うところですが、日本の無能な政治家たちは「かしこまり!」と了承して終了です。結局、日本の空には再びポンコツなオスプレイが飛び交うことになりました。

逆ギレされることはあっても、謝られることはない。そんな日本とアメリカ様の不思議な関係は、ここから、さらにエスカレートすることになります。

■真珠湾訪問はオバマ大統領広島訪問のお返し

今回、我がスーパージャパニーズプライムミニスターの安倍晋三先生が真珠湾を訪問するのは、オバマ大統領に広島を訪問していただいたお礼でございます。

もちろん、本来の「お礼」とは心から湧き上がる感謝の気持ちを伝えるため、自発的に行うものですが、「うちのボスが広島に行ってやったんだから、テメエ、わかってんだろうな。今度はテメエがパールハーバーに来い。その時は土下座だからな!」と言われて行くヤツなので、これを「お礼」と呼んでいいのかどうかはよく分かりません。

「核なき世界を作ろう」をスローガンに掲げ、大統領を辞任した後のオバマ財団にお金が集まりやすい環境を作りたいオバマ先生にとって、広島を訪問し、被爆した爺さんと無言で抱き合い、いい感じの写真を撮ってもらうことは最高のプロモーションでした。

まさか弱者が明日死ぬかもしれないと聞いて「弱者が死ぬのは当然ですよ。だって弱者なんだから」としか思っていない「政治家」という職業の皆さんが、本当に爺さんのことを思って抱き合っているはずがありません。

もし本当に爺さんのことを思っているのだとしたら、自然と「ごめん」の一言ぐらいは出てくるものでしょうが、メンツのためにも断固として謝らない。

心の澄んだ一般ピープルたちは抱き合っただけで「さすがオバマ大統領や!」と思うかもしれませんが、その裏には「(※爺さんと握手)」「(※爺さんと分かち合うようにハグを10秒、写真撮影タイム)」と書かれた台本があったりするものです。

安倍首相の台本だったら丁寧にルビまで振られていることでしょう。

オバマ大統領にとって、今夏の広島訪問はキャンペーンとして大成功でした。もちろん、それは自民党にとっても同じです。なにしろ、安倍首相の外交力が素晴らしいかのように見せられたので、参院選の追い風になったからです。

■「テメエ、わかってんだろうな?」

実際、オバマ大統領が広島を訪問してくれたおかげで、安倍政権や自民党の支持率は上がりましたし、選挙のプロモーションにも使わせていただきました。

ただ、ヤクザの世界で言うなら、組長直々にお越しいただいたレベルの話なので、「親分が行ったということは、テメエ、わかってんだろうな?」なのです。

実際、オバマ大統領が広島を訪問した直後から「今度はアベがパールハーバーに来る番だ!」という声が続々と沸き上がっていました。当時は総理番記者に「真珠湾に来いと言われていますが、行くんですか?」と聞かれて、「行くわけないじゃん!」と答えていた安倍首相なので、まさか年の瀬に、本当に真珠湾を訪問しなければならなくなるとは思わなかったことでしょう。

■今、オバマ先生と安倍ちゃんの関係がヤバイ!

ぶっちゃけた話、安倍首相は今、オバマ大統領から嫌われています。

というのも、「日本に駐在する米軍は引き上げてしまえ!」と暴論を振るうトランプ先生が、まさか本当に大統領になってしまうとは予想していなかったため、完全なクリントンシフトを敷いていた安倍政権。トランプ先生にまったくコネクションがなかったため、急いで飛行機に飛び乗り、トランプ先生に「よろしく」の挨拶に行ったのでした。

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普通は、大統領になる前から次の大統領に会いに行くようなマネはしません。だって、今はあくまでオバマ先生が大統領なので、トランプ先生と仲良くするのは、オバマ大統領に「オマエみたいなオワコンのことは、もう眼中にないから」とメッセージを伝えるようなもの。大変失礼なので、どの国の首相もトランプ先生が正式に大統領に就任するまでは、なるべくトランプ先生とは接触せず、オバマ大統領と対話しているのです。

ところが、そんな国際的社会常識を逸脱し、トランプ先生からも「あんまり派手にトランプ、トランプ言わないでくれ」と忠告を受けながらも、安倍首相は寿司友メディアに「ヨッ!さすがは安倍ちゃん、トランプ先生とのゴルフ外交は大成功!」と楽しそうに報じてもらい、ご満悦でした。

ところが、オバマ大統領から「大統領が二人いるかのような行動は謹んでいただきたい」と怒られ、ペルーのAPEC首脳会談では、オバマ大統領から思いっきり無視されて、安倍首相が廊下を歩くオバマ大統領に「ねぇ、オバマ大統領、ねぇ、聞いてる?ねぇ、ねぇってば!」と声をかけている様子を海外メディアに報じられていました。

もちろん、日本のメディアは「今日も我らが安倍首相は絶好調でオバマ大統領との対談に成功!」と報じていますので、今日も世界のどこかで何かの平和賞を受賞している池田大作先生の快挙が1面トップを飾る「聖教新聞」と大した差はありません。

そんなオバマ大統領にスルーされてしまう安倍首相が、このたび最後の日米首脳会談を行うことになったのですが、まずは75年前の真珠湾攻撃を謝罪し、トランプ先生が大統領になる前に、「米軍が撤退することはないよね?」「トランプ先生にTPPのこと何か言ってくれる?」などを確認し、「俺たちは一生、アメリカ先輩についていきます!」と宣言することになりそうです。

きっと舎弟の証として、何か良からぬことを要求されることでしょう。

■土下座させられても年末年始はゴルフが待っている!

もし、安倍首相が真珠湾で土下座をして、アメリカ人の靴を舐めることがあったとしても、日本はもともと70年にわたり、アメリカ人の靴を舐めて生きてきました。いよいよマゾすぎて「靴の味もまた美味なり」と言い始めているレベルです。

なので、安倍首相が真珠湾でどれだけ土下座をしようと、「格好悪い」とか言っちゃいけません。土下座こそ日本の生きざま。「どうしてアメリカには謝罪して、中国や韓国には謝罪しないんだ!」と言われるかもしれませんが、それはアメリカ様の下僕だからです。

最後の日米首脳会談で、特に何があるというわけではないでしょうけど、これが終わったら安倍首相にはゴルフが待っています。ゴルフの相手はもちろん、メディアの重鎮です。

どんなに結果を出せなくても、大本営発表を繰り返してくれるメディアがあれば、どんなに外交力はなくても、まるで最強かのように報じられ、国民を騙せる。安倍首相にとっては、オバマ大統領との会談よりも、国内メディアの重鎮とのゴルフの方が大切かもしれません。

■【余談】ネトウヨが流すデマ

オスプレイの話をすると、必ずカラんでくるネトウヨのオジサンたちが大量発生します。あんなプロペラの下に給油口があるマヌケな構造の飛行機を「性能が優れている」と信じて疑わないところが、とってもネトウヨですが、ネトウヨが口々に言う「オスプレイは他の戦闘機に比べて事故率が少ない」は嘘です。

彼らが示しているオスプレイの事故率は2012年9月にリリースされたもので、10万飛行時間あたり1.93ポイントでした。ところが、オスプレイの事故率を示すデータは2015年まで毎年リリースされており、最新のデータでは10万飛行時間あたり2.61ポイントまで上昇しています。

これは他の軍用機の事故率の平均とほぼ変わらず、オスプレイが他の軍用機と比べて安全だというデータにはなりません。さらに言うと、毎年9月にリリースされていたオスプレイの事故率のデータ発表は2015年でパッタリと止まり、2016年のデータは教えてもらえませんでした。

いざとなった時には「特定秘密保護法」という問答無用のスペシャルカードもあるので、いつか教えてもらえる日が来るのかどうかはさっぱりわかりません。

ただ、今回の名護市沖の墜落事故は「クラスA」と判定されてしまいましたので、その事故率はさらに上がり、他の軍用機よりも事故率が高いことが数値で示されるようになるのは確実です。もちろん、都合の悪いデータは隠されるのがジャパニーズスタイルなので、個人的には、もう事故率のデータが発表されることはないと予想しています。

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