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自衛隊「オスプレイ導入」を中止できない、日本政府の呆れた事情 貧乏くじを引かされ続けていいのか?(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/189.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 25 日 11:40:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

自衛隊「オスプレイ導入」を中止できない、日本政府の呆れた事情 貧乏くじを引かされ続けていいのか?
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50554
2016.12.25 半田 滋  現代ビジネス


■首都圏にオスプレイがやってくる

沖縄の人々がおそれていた垂直離着陸輸送機「オスプレイ」の事故が遂に起きた。

「墜落」(米軍準機関紙『星条旗』)した機体は大破して沖縄県名護市の海岸に無残な姿をさらけ出した。集落付近の海岸からの距離はわずか80メートル。大惨事となる恐れもあった。

開発段階から墜落事故を繰り返し、性能が安定しないオスプレイ。沖縄県の米海兵隊普天間基地に24機配備されている。墜落したのはその中の1機だ。

2017年1月からは千葉県木更津市の整備施設で定期整備が始まり、沖縄からオスプレイがやってくる。

17年度には東京の米空軍横田基地に別の10機が配備され、18年度からは陸上自衛隊による導入が始まり、自衛隊機としてのオスプレイは当面17機となる。

墜落の恐怖にさらされるのは、もはや沖縄だけではない。近い将来、米軍機と自衛隊機合わせて51機もオスプレイが日本全土を飛び回るのだ。国民の安全・安心のためには、せめて自衛隊への配備は中止すべきではないのか。

そもそも自衛隊への配備は、異例の経過をたどった。

本来、自衛隊の武器類はユーザーの自衛隊が選定する。具体的には陸海空自衛隊を統合運用する制服組トップの防衛省統合幕僚監部が、20年先の安全保障環境を見通して策定する「統合長期防衛戦略」をたたき台に、陸海空の各幕僚監部が武力攻撃事態を想定して武器類の導入を要求し、予算化される。

陸上自衛隊幹部は「『統合長期防衛戦略』を受けて陸上幕僚監部がつくった『陸上自衛隊長期防衛戦略』に『オスプレイ』の名前はありませんでした。情報は入ってくるので検討対象になったはずだが、採用されなかった」と打ち明ける。

陸上自衛隊が導入を求めなかったのは、性能上の理由によるところが大きい。オスプレイは輸送機だ。陸上自衛隊はオスプレイの二倍以上の人員や物資を空輸できるCH47大型ヘリコプターを55機も保有している。速度、航続距離こそオスプレイが優れているが、狭い日本で活用するにはCH47で十分と判断した。

では、なぜ陸上自衛隊は導入することになったのか。

米軍が沖縄配備を進めた12年当時、沖縄から強い配備反対の声が上がった。これを見た民主党政権の玄葉光一郎外相は「安全性を訴えるため自衛隊も保有すべきだ」と提案、当時の森本敏防衛相が同調して13年度防衛費に調査費800万円を計上した。

「沖縄の民意」よりも「米軍の意向」を優先したい民主党政権と外務省、防衛省が共振したのである。

同年12月に衆院が解散され、選挙で勝利した自民党が政権に復帰すると、安倍晋三内閣は14年度予算に「オスプレイを陸上自衛隊に配備するための調査費1億円」を計上、さらに導入目標を15年度と公表した。

民主党政権で芽吹いたオスプレイ導入の兆しは、自民党政権で熟成され、異例の「政治主導による武器調達」が実現した。文民である政治家が「これで戦え」と軍事の専門家である制服組に武器を下げ渡したのである。

沖縄で墜落したオスプレイの同型機は、事故からわずか6日後に飛行再開した。

民進党の蓮舫代表は「事故原因や再発防止策の説明が先だ」と政府や米軍を批判するとともに「私は国民の感情というのはとても大切なものだと思う」と述べたが、自衛隊配備のいきさつを知るならば、米軍のオスプレイを批判しても「自衛隊への配備撤回」とは間違っても言えないだろう。

もとより日本政府が米軍の運用に注文をつけることはない。あまりにも早い飛行再開をみても「米軍の言いなり」であることがわかる。

さらに自衛隊への配備について、最大野党の民進党さえ撤回を求めにくい状況にあるとすれば、もはやわたしたちは51機のオスプレイが事故を起こさないよう祈るしかないのだろうか。 

■防衛省HPに載る「ウソの数字」

防衛省は自衛隊オスプレイの佐賀空港への配備を計画している。

隣の長崎県佐世保市に発足する陸上自衛隊版海兵隊の「水陸機動団」を空輸するのに、佐賀空港は山と海をひとつ隔てただけという地理的優位性に加え、赤字の佐賀空港を抱える佐賀県当局には「札束をチラつかせれば何とかなる」という、都合のよい地元歓迎論が根拠になっている。

昨年(2015年)7月、防衛省は「陸上自衛隊の佐賀空港利用について」とのパンフレットを作成し、地元説明会を開いた。墜落などの危険性についてパンフには「開発途中においては大きな事故が4回発生しましたが、機能の追加や再設計など事故原因への対策を行い、技術的な問題点はクリアされています」と安全性を強調している。

本当に安全なのだろうか。

米国防総省は、死者の発生や200万ドル(約2億3500万円)以上の損害を出した重大事故を「クラスA」と称し、事故率は10万飛行時間当たりで計算する。日本政府は、米軍がオスプレイを沖縄に配備する際、オスプレイのクラスA事故は1.93(2003〜12年)という数字を示し、米海兵隊が持つ航空機全体の平均2.45(同)より低く、安全だと説明した。

しかし、12年以降は上昇に転じ、15年9月末で2.64と現在の米海兵隊航空機全体の平均と並んでいるが、防衛省は今でもホームページに1.93の数字を載せ、国民をミスリードする。 

■事故率は全機種平均の41倍

実戦ではどうなのか。

米海軍安全センターは「海兵隊航空機アフガニスタン事故報告書」(2010〜12米会計年度)を公表する中で、海兵隊航空機12機種のクラスA〜Dの事故率は26.69で、3746.8時間に1件の割合で事故が発生したことを明らかにした。

この中でオスプレイの事故率は1105.56で全機種平均の約41倍と極めて高く、90.4時間に1件の割合で発生した。クラスAの事故率は138.19で、12機種平均の21倍にも達した。

飛行時間は同じ輸送機のCH53Eが1万9480. 7時間、CH53Dが5630. 5時間となっているのに対し、オスプレイは723.6時間と極端に少ない。新型機なのでアフガンの砂地での運用に不慣れなのかもしれないが、実戦に不向きという致命的な弱点をさらけ出した。

オスプレイは昨年5月、ハワイで着陸に失敗し、機体は大破して乗員2人が死亡した。米太平洋海兵隊は「巻き上げた砂塵をエンジンが吸い込み、出力が低下した」と原因を操縦ミスに求め、日本の防衛省も追認した。砂地での運用はアフガンで経験済みではなかったのだろうか。

今回の沖縄での事故は、在日米軍によると、夜間の空中給油中、MC130給油機から伸びた給油ホースにオスプレイのローターが当たり、損傷したというものだ。

オスプレイは全幅25. 78メートルの機体の左右に直径11.6メートルの巨大なローターが付いている。給油口は操縦席の先に突き出ているものの、ローターが巨大ゆえに伸びてきたホースがあたりやすいという特性があるのではないだろうか。

空中給油機を持つ航空自衛隊の杉山良行航空幕僚長は会見で「(陸上自衛隊のオスプレイも)米軍と同様の訓練をやると聞いている」と語り、夜間の空中給油訓練を否定していない。

日本人にとって安心材料は何一つないようだ。

■イスラエルもキャンセルしたのに…

日本政府は15年度5機(516億円)を発注したのを皮切りに、16年度は4機(447億円)と全17機のうちすでに9機を発注した。

1機あたり100億円強の計算だが、関連経費が加わるためそれだけではすまない。米国防総省は昨年5月米議会に対し、売却総額は推定で計30億ドル(当時約3600億円)に上ると報告している。

やっかいなのは日本政府が米政府から直接購入するFMS(対外有償軍事援助)方式となっていることだ。

FMSとは米国の武器輸出管理法に基づき、@契約価格、納期は見積もりであり、米政府はこれらに拘束されない、A代金は前払い、B米政府は自国の国益により一方的に契約解除できる、という不公平な条件を受け入れる国にのみ武器を提供する米政府の武器売買システムだ。

つまり価格、納期は米政府の「言いなり」になってもらい、「言いなり」にならない場合は解約されてもやむを得ないというトンデモない商売だ。

購入する側に著しく不利な内容だが、高性能の武器が欲しい各国は甘んじてFMS方式を受け入れる。米政府は世界160ヵ国とこの方式で武器売買しており、日本も例外ではない。 

何のことはない。口先だけの安全・安心にすがり、不安定な武器取引を承知のうえで米政府の言い値でオスプレイを買うというのである。

在日米軍や日本政府が言うとおり、オスプレイが高性能で安全というなら、なぜ世界最強の米陸軍が採用しないのだろうか。

理由は容易に推測できる。陸上自衛隊と同様、CH47やUH60といった高性能のヘリコプターを多数保有しており、費用対効果や性能に不安があるオスプレイは不要ということだろう。

またオスプレイの高速性が魅力というなら、なぜ米政府は大統領専用ヘリコプターとして採用しないのか。不安がないなら大統領はじめVIPが乗って安全性を、身をもって実証すべきではないのか。

購入の意思を示していたイスラエルがキャンセルしたため、米国以外で本格的に導入するのは日本だけとなった。明らかな貧乏クジと分かりながら、大金をつぎ込み、導入するのだ。

安倍政権は、国民から寄せられる自衛隊への信頼を裏切るようなオスプレイの導入を断念すべきである。


関連記事
マジか?オスプレイはアフガンで利用率1%で事故率は41倍!?米専門家「利用率の低さと事故率の高さは驚異的で恥ずべき数字」
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/341.html

 

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コメント
 
1. 2016年12月25日 12:12:13 : rGT9z24w76 : E1gnitVyu0E[537]
また落ちる、必ず落ちる、近いうち、次はあなたの町かもしれない。

2. 2016年12月25日 13:19:49 : pMzZIjr8uk : UEWzTWkH53c[10]

本当はセスナ機生産の技術供与をアメリカから導入するつもりだった。

だが、当時の日本は馬鹿ウヨどもが集団的自衛権に狂っていた為にオスプレイになった。

航空力学的に欠陥があるオスプレイに日本独自の技術改良を加えて大型輸送機にすればいい。

意味がないに等しい尾翼を主翼並みにしてエンジンおよびローターを四基にすれば安定する。

そうゆうことだったんだよ。それにしてもオスプレイに飛びついた政治家は馬鹿でしかない。

あんなに高価な代物だったとは高い買い物になってしまったよ。



3. 2016年12月25日 13:29:26 : wNTGGTsGis : A7OHJJKoe5c[8]
>「購入する側に著しく不利な内容だが、高性能の武器が欲しい各国は甘んじてFMS方式を受け入れる。」


「購入する側に著しく不利な内容だが」までは正しいが、「高性能の武器が欲しい高性能の武器が欲しい各国は」の部分は間違っている。

正しくは、「どんなガラクタの武器でも買わざるを得ない、米軍の配下に貶められた植民地と言う属国以下の日本は」である。

これを踏まえて、まとめて書けば

「購入する側に著しく不利な内容だが、どんなガラクタの武器でも買わざるを得ない、米軍の配下に貶められた植民地と言う属国以下の日本は甘んじてFMS方式を受け入れる。」

となる。

安倍晋三は米軍戦争屋の駒である。


4. 2016年12月25日 19:15:56 : 2LiKY8ftgY : PTfAaIrqs6s[720]
わざと引く 死の商人の 御ために

5. 2016年12月26日 02:19:09 : IJjjrLkBu1 : Tp0IihGPIW0[1307]
  ほぼ試作品を消費者に使わせながら改善していく、というとんでも無い商法が過去にあり、今でも無くはないが、オスプレイも完璧に完成した代物では無く、失敗を繰り返しつついずれ完璧なものにしていく、という類の商品であり、結局は、米議会が納得しないために、米軍産政複合体関係者は持て余したオスプレイの売り込み先をアジアに求めている、という所だろう。
   先進諸国は、租税主義には付き物であるべき議会審議が徹底している上に、血税の財布を預かっている官僚や幹部職員が政策立案する、などと言うことは有り得ず、立法案は議員立法が常識であり、日本のように官僚が立法案を内閣に持って行き内閣がノーチェックで閣議を通し、本会議では党議拘束を掛けた賛成多数で必ず行政立法案は可決する、などという安易な歳出手続きは取れないだろう。
   結局、日本の国会では、オスプレイが危険であろうと、ほぼ試作品の段階であっても、一機200億円で50機も購入出来るのである。
   他国では、喧々諤々の議論が交わされ、一人一党の精神で支持者の声を拾った各代議士が採決に臨むべくを、日米合同委員会、などという日米の役人の協約によって、いとも簡単に、膨大な血税が社会保障や福祉に回すべき金であろうとも、容易に軍事費に投入されるのである。
   この、他国と違った非常にスムーズでノーチェックな予算編成を、良くも悪くも賢い米軍産政複合体関係者が見逃す筈は無く、確実に、どのような兵器でも四の五の言う者も無く日本では購入が決まるのであるから、これをカモ葱を言わずして、何をカモ葱と言うか、である。
   そして、日ごろ袖の下や談合によって物事を運ぶ事に慣れている風土であれば、米軍関係者は、軍事関係者の集まるパーティーに首脳クラスを招待したり、最新鋭の艦船や戦闘機に試乗でもさせれば、総理、閣僚との一体化を癒着と考えていない政官の外遊チームは大喜びであろう。それに財界首脳が連れ立っていれば、まさに一丁上がりである。
   外遊となれば、総理や閣僚と共に役人も財界首脳も、金魚の糞のように政府専用機で渡航するような節操の無い国は、政財官トップを団子で歓待すれば良く、帰国後の料亭では、米軍との約束どおり兆円単位の軍事関係予算の可決を、野党以外に批判も無く国会で実現させることが可能であるのを、米は良く知っているのであろう。
   しかし、祭りが終れば、まさしく後の祭りであり、試作品段階のオスプレイは危なくて市街地にも飛ばせず、これまた膨大な訓練費用を米軍コンサルに支払って取り回しの困難な兵器を操作せねばならず、かつまた、図体の大きいオスプレイはその駐機庫も並み外れているため、沖縄の原生林を裸にし、辺野古の珊瑚礁を埋め立てるしか、保管の仕様が無いのであろう。
   地に足が付いていない日本の政財官の護送船団方式の結果無責任体質は、大政翼賛構造の再来であるが、米軍産政複合体にまんまと中国の脅威を煽られて軍拡へと舵切をしたため、またしても一歩づつ自滅へと向かっているように見えるのである。
   

6. 2016年12月26日 10:03:52 : qbzIVVDG52 : 9xmuICjo2FE[26]
オスプレイの空中給油の様子はネットで見れるが、ありゃ駄目だ。両方のローターの隙間に、前を飛ぶ給油機がホースをたらすのだが、いくら訓練しても突風に煽られたら、ホースはローター(プロペラ)側に流れる。ポースがプロペラに絡んで墜落するように設計されてるとしか思えん。風のない昼間しか使用できないから、実戦ではまるで使い物にならんよ。

空中給油が出来なきゃ自慢の長距離輸送もできないわけだから、大金をドブに捨てるようなもの。自衛隊も馬鹿ばかりじゃないだろうから現場はわかってると思う。オスプレイ配備も購入も防衛戦術や戦略とは無縁の外交、政治の産物。これは国防プランには明らかなマイナス。

部下を無駄に危険に晒すことがわかっている欠陥品は、まともな上官なら受け入れないし使用しない。沖縄の米軍海兵隊が受け入れたのは、きっと裏があるよ。


7. 2016年12月26日 10:55:48 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-6685]
2016年12月26日(月)
オスプレイ再開 「軍の都合」、安全より上
“特殊侵攻作戦に不可欠な訓練”

 沖縄県名護市安部の海岸に墜落、大破した事故からわずか6日で、「機体に問題はない」と一方的に垂直離着陸機MV22オスプレイの全面飛行再開を強行した米軍。背景に、海兵隊部隊と陸軍、空軍、海軍という軍種を超えた統合作戦、なかでも空軍特殊作戦部隊などとの増大する特殊作戦演習の任務をこなすという「軍の都合」を「県民の安全」よりも優先する姿勢が色濃くあることが本紙の取材で明らかになりました。(山本眞直)

 在日米軍は、軍事作戦の範囲をこれまでの「アジア・太平洋」から「インド・アジア・太平洋」に拡大、「地球規模」での統合任務作戦を重視した特殊作戦を日常化し、在沖米軍はそのための演習・訓練を強化、増大させています。

 その一つが墜落、大破したオスプレイが所属する普天間基地の海兵隊部隊と空軍嘉手納基地常駐の第353特殊作戦群との統合作戦に備えて重視する「TAAR」訓練です。

 TAARは最新鋭の空軍特殊作戦機MC130Jによるティルトローター機(オスプレイ)への空中給油訓練です。海兵隊は普天間基地から岩国に移駐したKC130空中給油機を常備していますが、MC130Jの嘉手納基地配備(2014年12月)以降、海兵隊と空軍の「統合演習」が目立ちます。

 その象徴が今年6月末から7月21日にかけて韓国、岩国(山口県)、伊江島(沖縄県)を結んだ沖縄駐留の米海兵隊第31海兵遠征隊(31MEU)と第353特殊作戦群による「敵地で着陸可能な飛行場を強襲・奪取」する特殊作戦です。

 米太平洋空軍、太平洋海兵隊のウェブサイトは、この侵攻作戦演習で「主役」を担ったのが墜落したオスプレイが所属する第265飛行隊と、同部隊機に夜間空中給油した嘉手納基地のMC130Jだったことを明らかにしています。

 全面飛行再開を強行した19日、在沖米軍のトップ、ニコルソン四軍調整官は「声明」でこう強弁しました。「重要なのは操縦士の練度を維持し、同盟国を支援するために行う訓練の機会を確実に持つことだ」。オスプレイの飛行再開は、「県民不在」(翁長県知事)であり、「またどこかで(事故が)起きる。到底許されない」(稲嶺名護市長)のです。

 在沖海兵隊は21日、名護市議会の抗議に「事故が戦地で起こったら大変なので、そのために沖縄で空中給油などの訓練が必要なのだ」(スコット・コンウェイ政務外交部長)と強弁。参加した日本共産党の仲里克次市議は「怒りを抑えきれなかった」といいます。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-26/2016122615_01_1.html


8. 2016年12月26日 12:27:59 : qF4T1YwunA : 0ID5WaAuWRA[1309]
5さん
>結局は、米議会が納得しないために、米軍産政複合体関係者は持て余したオスプレイの売り込み先をアジアに求めている、という所だろう。

福島の原発もGEが耐圧に問題があるとして、そのままでは使えないものであった。
しかし、福島には押し売りされてそのまま使われてしまった。これもオスプレイと同じ構図でしょう。


9. 2016年12月26日 23:49:12 : rZRdngcdXI : 1Qr7WqihfNI[3]
戦後70年間の怠慢で、身動きの取れなくなった属国・・
米国にこんな上手いことやられちゃった国は他になし。
一方的に空爆されまくったイラクですら「米軍の継続駐留お断り」が出来ているのに・・

10. 2016年12月27日 13:24:45 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-6668]
2016年12月27日(火)
主張
武器防護運用開始
自衛隊の戦闘参加に道開くな

 安倍晋三政権は、憲法9条を踏みにじり、自衛隊の海外での武力行使を可能にした戦争法(安保法制)に基づき、米軍部隊の武器などを守る新任務の運用を始めました。南スーダンPKO(国連平和維持活動)に派兵した陸自部隊に「駆け付け警護」などの新任務を付与したのに続き、安倍政権が戦争法の本格的運用を加速していることを示すものです。米軍が起こす戦争に、世界的規模で、切れ目なく、自衛隊が参戦する危険をいっそう高める重大な動きです。
米軍を世界規模で警護

 戦争法の一環である改悪自衛隊法(以下、自衛隊法)95条の2は、自衛隊が米軍とその他外国軍部隊の「武器等」を警護し、必要があれば、その兵士や「武器等」を防護するために武器を使用することができるという新たな任務を盛り込みました。それまでは自衛隊自身が保有する「武器等」を防護する規定はありましたが、初めて米軍やその他外国軍部隊の「武器等」にまで対象が拡大されました。

 自衛隊法は、「武器等」について「武器、弾薬、火薬、船舶、航空機、車両、有線電気通信設備、無線設備又は液体燃料」と規定しています。政府は、昨年の戦争法案の国会審議で▽「武器等」には米軍の原子力空母や戦闘機、ミサイルなどが含まれる▽米軍部隊などの「武器等」を警護・防護するため、自衛隊は保有する全ての「武器等」を使用できる▽武器使用の判断は現場の指揮官が行う▽警護・防護の地理的範囲は限定されない―ことを認めています。

 自衛隊部隊が世界のどこでも米軍部隊を警護でき、攻撃を受ければ現場指揮官の判断で武器を使用し、応戦することになります。

 政府は、自衛隊法95条の2で、自衛隊が警護・防護する米軍部隊などは「現に戦闘行為が行われている現場」以外で「我が国の防衛に資する活動」を行っていることが前提であり、戦闘行為に発展しないようにしているなどと強調しています。22日に国家安全保障会議で決定した「運用指針」では、「我が国の防衛に資する活動」として▽弾道ミサイルの警戒を含む情報収集・警戒監視活動▽「我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」(重要影響事態)に際して行われる輸送、補給などの活動▽共同訓練―を例示しました。

 しかし、米軍は、情報収集・警戒監視活動や共同訓練を威嚇や挑発の目的で実施することがしばしばあります。「重要影響事態」とは、米軍が海外で介入・干渉戦争を起こし、自衛隊も兵站(へいたん)を行っている事態です。軍事的に挑発・威嚇されたり、米軍と交戦したりしている相手が攻撃を仕掛けてくる危険があるのは明白です。これに対し自衛隊が武器を使用することは戦闘行為そのものに他なりません。

 現場の判断で事態が拡大して戦争状態となり、事実上の集団的自衛権の行使に踏み出す危険がある大問題です。
米の判断で日本が参戦

 加えて深刻なのは、自衛隊の武器使用の判断は、圧倒的な情報収集能力を持つ米軍に頼らざるを得ないということです。日本が戦争状態に入るという重大事態が米軍の判断によって決まるということにもなりかねません。戦争法の本格的運用をストップさせ、廃止に追い込む共同のたたかいを大いに広げることが急務です。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-27/2016122701_05_1.html


11. 2016年12月30日 15:22:19 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-6630]
2016年12月30日(金)
15年度 日米共同演習 延べ1319日
4年連続最多を更新
陸自・海兵隊の訓練増加

 自衛隊と米軍が2015年度に実施した共同訓練・演習(日米双方が参加した多国間共同訓練を含む)が少なくとも61回、延べ1319日間に達し、第2次安倍政権が発足した12年度以降、4年連続で過去最多を更新しました。今年3月に施行された安保法制=戦争法を先取りして、現場レベルで日米軍事一体化が急速に進んでいた実態が浮き彫りになりました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-30/2016123001_01_1.jpg
 本紙が、防衛省への情報公開請求で入手した資料をもとに集計しました。

 延べ日数の内訳は、統合幕僚監部が主催するものと米軍によるものが248日となり、14年度に比べて149日の大幅増となりました。航空自衛隊が232日間で、39日間の増加となりました。陸上自衛隊は244日間、海上自衛隊は595日間の訓練を行い、引き続き高い水準にとどまりました。

 訓練内容を見ると、陸上自衛隊と米海兵隊の訓練が14年度比で18日間増加しています。オーストラリアで行われた米豪軍事演習「タリスマン・セーバー」に初めて陸自部隊を派遣し、ボートを使用した着上陸訓練など水陸両用訓練を米海兵隊とともに実施しました。

 多国間共同訓練にも、延べ481日間参加しています。昨年6月20日から7月1日まで行われた米、モンゴル共催の「カーン・クエスト15」では、陸自が訓練部隊を初めて派遣。国連平和維持活動(PKO)に関する訓練などを行いました。これは、戦争法で自衛隊に付与された新任務、「駆け付け警護」を意識したものです。

 自衛隊の準広報紙「朝雲」(15年7月16日付)によれば、中国軍兵士が敵対する勢力から銃撃を受け、日中が共同して救出、救護するという想定で行われた訓練もありました。

 「駆け付け警護」では、殺傷を含む「任務遂行」のための武器使用が認められており、「妨害勢力」や警護対象に明確な定義はなく、法律上は他国軍の「警護」も可能です。
統合幕僚監部担当 訓練日数が大幅増
強襲上陸訓練の拡大で

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-30/2016123001_01_1b.jpg
 自衛隊と米軍が2015年度に実施した共同訓練・演習の延べ日数が4年連続で増加しました。なかでも、統合幕僚監部が担当する統合演習が、延べ日数で248日、前年比149日の大幅増となりました。これは、米カリフォルニア州で行われた大規模強襲上陸訓練「ドーン・ブリッツ」や、多国間共同訓練の規模の拡大に主な要因があります。

 自衛隊は13年に初めて「ドーン・ブリッツ」に参加し、米軍オスプレイが海自ヘリ空母「ひゅうが」に着艦する訓練などを行いました。15年度は、同訓練の延べ日数が29日から93日へと大幅に増加。オスプレイを使った訓練の他に、陸上自衛隊の兵たん=「後方支援」部隊などが弾薬輸送、前線からの負傷者後送などを訓練。地球規模での米軍の戦争で兵たん支援を行うことを可能にしている安保法制=戦争法を先取りしたものとなりました。

 また、米国とタイが共催し、シンガポール、中国など9カ国が参加した「コブラ・ゴールド16」では、内局、統幕、陸海空の3自衛隊から過去最高となる約300人が参加。在外邦人などの輸送訓練などを行いました。
沖縄周辺 米軍部隊の情報黒塗り

 本紙が防衛省に行った情報公開請求で入手した航空自衛隊と米空軍による訓練実績の資料(15年度)のうち、沖縄県周辺空域で行った訓練の米軍参加部隊に関する情報がすべて黒塗りされていました。

 資料によれば、沖縄周辺空域では防空戦闘訓練や空中給油訓練などが、延べ10回、36日間行われました。

 沖縄の米空軍嘉手納基地にはMC130特殊作戦機が常駐。外来機も頻繁に飛来しており、これらの動きが隠されている可能性もあります。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-12-30/2016123001_01_1.html


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