http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/765.html
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大戦後ソ連が占拠し今なお支配を続けている歯舞・色丹は、日露平和条約締結後に「主権」を日本に引き渡し、国後・択捉は、サンフランシスコ講和条約で放棄した経緯を受け、「主権」はそのままロシア(連合国のコンセンサスがあるなら)が維持するというのが、領土(国境画定)に関する日露(安倍−プーチン)合意の内容だと推測する。
国後・択捉については、日本国民(企業)が第三国とは破格のアクセス条件を得ることで「二島返還+α」の実をとるかたちの決着をつけようとしている。
プーチン大統領との首脳会談後に行われた共同会見や配布されたプレス向け共同声明は、「領土」に関する合意を前提に、それを隠しながら、北方領土における新たな活動実態形成を行うことを通じて国民的同意を得る手法として打ち出されたものと言える。
※ 関連参照投稿
「共同経済活動」に関するプレス向け声明:判じ物の声明だがひとを欺くための“逆走”説明とわかれば合意した「帰属」が推測可能
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/665.html
参照投稿で書いた「色丹島に現在住んでいるロシア人は、主権が日本に移ったあとも、望むならそのまま住み続けられるといった合意もなされているようだ」は、昨夜放送のMr.サンデーで宮根氏とのあいだでみせた「日本人とロシア人が一緒に住む「居住特区」を考えているのかと質問され「大体そのイメージだ。世界でもあまり例はない。まさに共存共栄の姿だ」と述べた」のやりとりで裏付けられたと思う。
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安倍首相、日露首脳会談について:「本格的な領土問題の話に入ったと私は思っている」[スプートニク日本語]
2016年12月19日 06:30(アップデート 2016年12月19日 06:34)
安倍晋三首相は18日夜のフジテレビ番組で、日ロ首脳会談で協議入りに合意したクリル諸島での「共同経済活動」について、両国による特区をイメージしていると明かした。共同通信が報じた。日本人とロシア人が一緒に住む「居住特区」を考えているのかと質問され「大体そのイメージだ。世界でもあまり例はない。まさに共存共栄の姿だ」と述べた。首脳会談を振り返り「本格的な領土問題の話に入ったと私は思っている」と強調。共同経済活動を進めることで「領土問題の解決に必ず結び付いていく」と語った。
共同経済活動を実現する際の課題については、企業利益や個人所得に対する課税を挙げ「専門的な協議が必要だ」と指摘した。元島民の往来手続きの簡素化については「時間を置くつもりはない。先方もよく分かっている」と述べ、元島民の高齢化を踏まえて実現を急ぐ考えを示した。
先に、17日のタス通信との会見で安倍首相は「日本とロシアがアジア太平洋地域の安全保障分野で協力できれば、この地域がより安定的になり、平和がより強固なものとなることに疑いはない」と述べた。 首相はプーチン大統領との会談で、北朝鮮が核・ミサイル開発により挑発行為を続けているとの認識で一致したと明らかにし「ロシアが建設的な役割を果たすことに期待する」と語った。同時に、拉致問題は安倍政権にとって「最も重要な問題だ」と強調し「ロシアの協力が必要だ」と呼び掛けた。
日露が協議開始で合意したクリル諸島での共同経済活動を巡っては「日露間のみの特別な制度」であり「平和条約問題の解決に向けた重要な一歩」と重ねて訴えた。
https://jp.sputniknews.com/japan/201612193148959/
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