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米国の「対日不信」を決定づけた安倍晋三!
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2016/12/17 22:26 半歩前へU
▼米国の「対日不信」を決定づけた安倍晋三!
昔から「二兎を追う者は一兎をも得ず」、ということわざがある。外交でそれをやらかしたのが、かの安倍晋三だ。その結果、プーチンにいいように手玉に取られ、他方で米国の不信を決定づけた。
米ソを両天秤にかけた安倍晋三の綱渡り外交が失敗に終わった。日本に不信感を強めた米国は、対日要求を一段と強めてこよう。不信の種をまくのは常に安倍晋三だ。そして尻拭いをさせられるのが私たち国民だ。
自民党支持者の皆さんは何を考えて安倍を支持しているのか?真面目に考えたら、とてもじゃないが支持などできないはずだ。
手練手管がしのぎを削る国際舞台で、外交オンチの安倍晋三が渡り合うには荷が重過ぎる。自民党支持の諸君、今回の会談でよく分かったと思う。安倍晋三は三流、五流の政治家だ。彼に期待をかけるのはやめよう。
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元外交官の天木直人が日米関係とプーチンについて語った。
今度のプーチン招待外交の本当の大失敗は、実は北方領土返還交渉の大失敗ではない。戦後70年もの間、自民党政権が築き上げてきた日米安保体制に、はじめて日本の首相が傷を入れたことだ。
日米間にくさびを打ち込むというプーチンの思惑にまんまと乗ってしまったことだ。ウクライナ危機以来、米国・NATOとプーチンの対立は今も最悪のままだ。日米同盟を国是としてきた日本は、当然ながら米国・NATO側につくべき立場である。
ところが、安倍首相は北方領土問題解決の手柄を焦ってプーチンとの個人的良好関係を重視した。そこをプーチンは見事について、北方領土を餌にして、「日米同盟をとるか」「自分を取るか」、と迫り、揺さぶって来たのだ。
もし安倍首相がロシアをとったなら、極端な事を言えば北方領土は返って来たかもしれない。それほど大きな外交転換だ。
北方領土はビタ一文返す気はなく、プーチンは、経済協力で揺さぶりをかけたのだ。北方領土問題の解決にはまず信頼関係が重要だ。そのためには経済協力が重要だと。安倍首相が親米保守の日本外交の伝統を重視する政治家なら、ここまでプーチンに屈しなかっただろう。
しかし、安倍首相は戦後レジームと決別したいと繰り返して来た。独自外交で名を残したいという意欲もある。その一方で、日米同盟から自立する勇気はない。この中途半端さが見事に露呈して、日本外交を窮地に立たせた。
一方においてプーチンに手玉に取られ、他方で米国の不信を決定的なものとした。
オバマと違ってトランプなら米ロ関係が改善するから安倍首相はやりやすくなる。そういう見方をする者がいればおめでたい。なぜならば、安全保障政策に関する米国の方針は、誰が大統領になっても不変であるからだ。
トランプが対ロ政策で誤れば、たちどころに失脚するほど、米ロ関係は昔も今も緊張した関係にあるのだ。
安倍首相は軽率にも、今度の首脳会談でロシアとの2プラス2を始めると約束したらしい。それをラブロフ外相が得意げにバラシタ。欧米が黙って見過ごすはずがない。
おりしも欧州連合(EU)は15日ブリュッセルで首脳会議を開き、ウクライナ情勢をめぐり対ロ経済制裁の延長を確認する見通しだという(12月16日毎日)。
もちろん米国の意向だ。その米国はロシアのサイバー攻撃がトランプ大統領当選を意図したとされる疑惑について、本格的に追及を始めたという(12月16日朝日)
また、米NBCテレビは、サイバー攻撃はプーチンみずから指示していたと米情報当局が断定したと報じたという(12月16日毎日)
来年は、米ロ関係は不透明に推移する。そのような中で安倍首相は日米同盟にヒビを入れようとしている。この外交失策は北方領土交渉の失敗の比ではない。日本外交を根底から覆すほどの失策だ。
その事はいくら強調しても強調しすぎることはない (了)
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