http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/686.html
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安倍総理主導の日露合意を 高評価した 鈴木宗男と元外交官の佐藤優
12/16夜8時から放送されたBSフジ・プライムニュースで鈴木宗男、元外交官の佐藤優が、安倍総理主導の今回の日露首脳会談を高評価しています。
ほとんど満点とまで言い切っている。
それはどういうことなのでしょうか?
■ 合意で領土返還に具体的に言及しなかったのは日露の戦略 平和条約を目指すことで返還は自動的に行われる
以下が佐藤優の説明です。
プーチン大統領はロシア国民の反発を恐れてあえて領土問題には触れなかった。
その代わり平和条約締結に向けて進めると断言した。
今回のkの日露合意で平和条約と二島返還にフックをかけたのである。
後はこのフックをゆっくりと引いていくと平和条約そして2島返還を実現できることになる。
(1956年の日ソ共同宣言により、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島は日本に返還すると約束済み)
島民の手紙がプーチンの心を揺さぶった。
島民の手紙では4島をすぐ返せ!ということは言わずに、今のロシアの住民と元島民が仲良くやっていこう、紛争の地を共生の地にというアピールになっている。
これを見てプーチンは、これは安倍総理による安倍は本気だとの戦略的メッセージであり、日露の平和を望んでいると確信した。
だからこの合意にGO!を出した。
(質問)北方4島での共同経済活動は、ロシア法でも日本の法でもない特別な制度で行われる。
これは可能なのか? 例えば交通事故を起こした場合は?
(佐藤優の回答)
ロシアの法律でもなく日本の法律でもない新たなの制度の下で行うのは可能である。
例えば特定の件について、属人主義で日本人の場合は日本の法律で対処する策もある。
現に、現在の北方4島のビザなし交流でも、日露どちらの立場も毀損しないような兼ね合いで対応している。
■ 鈴木宗男も今回の日露合意を日本にとって満点と評価
以下が鈴木宗男の説明です。
今回の安倍総理主導の日露首脳会談は日本にとって満点だった。
北方領土の返還は必ず行われる。
安倍総理もプーチン大統領も平和条約の締結が経済よりも一番大事だと明言した。
(1956年の日ソ共同宣言により、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島は日本に返還すると約束済み)
国民のナショナリスムがあるため、2018年のロシア大統領選の後に具体的な返還の動きになる。
■ 私も鈴木宗男、佐藤優と同様、日露首脳会談を高評価した
昨日私は今回の日露合意について、そのポイントと成果をまとめて阿修羅の下記に記事を投稿しました。
『安倍・プーチン日露首脳会談は 北方領土返還に向けた大きな合意「特別な制度下での共同経済活動」という成果を得た』
http://www.asyura2.com/16/senkyo217/msg/644.html
その中で、1956年の日ソ共同宣言で平和条約締結後に二島返還が約束されていることを挙げ、今回の合意では平和条約締結に向けて進めることが明言されたので、返還への突破口になった。
日本にとって大きな成果である。
以上のように私は日露首脳会談を高評価しましたが、鈴木宗男、佐藤優も同様に高評価したわけです。
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