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会談に臨むロシアのプーチン大統領(左)と安倍晋三首相=山口県長門市の大谷山荘で2016年12月15日午後6時10分、代表撮影
歴史に残る安倍首相の対プーチン屈辱外交
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/16/post-5779/
16Dec2016 天木直人のブログ
断っておくが、私は野党共闘の連中のように、政局のために安倍首相を批判しているのではない。
安倍首相のやっていることが日本や国民の為に間違っているから批判するだけだ。
たとえば今度のプーチン大統領の訪日に見せる安倍首相の外交だ。
見事に北方領土問題交渉に失敗した。
ここまで大騒ぎをし、あらゆる権限を使って交渉をした安倍首相が失敗したということは、もはや北方領土問題の解決は、見通せる将来においては誰もできないということだ。
北方領土問題に解決を封じてしまった安倍外交の失敗の責任は大きい。
しかし、安倍首相の本当の失敗は北方領土問題ではない。
プーチン大統領に、日米同盟をとるか俺を取るか、と恫喝されたことだ。
もちろん安倍首相には日米同盟を捨てる勇気はない。
しかし、プーチン大統領に迎合し、経済協力を約束することによって、米・NATOの対ロ経済制裁を破って足並みを乱した。
おまけにプーチンとの首脳会談で、ロシアとの2プラス2協議、つまり安全保障政策に関する閣僚級の政策協議を始めることに合意した。
このことによって戦後70年、日本の政治が国是としてきた日米安保体制に日本の首相としてはじめてヒビを入れたのだ。
この外交失敗の深刻さについては、いくら強調しても強調しすぎる事はない(了)
◇
<日露会談>共同経済活動交渉入り合意…首相「特別な制度」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161215-00000114-mai-pol
毎日新聞 12/15(木) 21:47配信
安倍晋三首相は15日、ロシアのプーチン大統領と山口県長門市の温泉旅館で会談した。両首脳は、北方領土での共同経済活動の実現に向けた具体的な交渉に入ることで合意。16日に共同で記者会見して発表する。元島民らが査証(ビザ)なしで北方領土に渡航できる「自由訪問」も拡充する見通しとなった。
◇元島民の訪問拡充
ロシア側の説明によると、共同経済活動の分野として漁業、観光、医療、環境などを想定。16日にこうした内容を盛り込んだ文書を発表する調整に入った。日本側は、共同経済活動で日本企業が北方領土に進出することで、領土問題解決の糸口にしたい考えだ。
ただ、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は記者団に、共同経済活動はあくまでもロシアの法律に基づいて行われると強調。これに対し、首相は記者団に「日露両国の特別な制度の下での共同経済活動」についてプーチン氏と協議したと明らかにした。構想の実現には、ロシアの法律を尊重しつつも例外的に日本人の法的立場を保護する特例措置の導入が鍵となりそうだ。
首相は会談終了後、元島民から託された手紙をプーチン氏に手渡したことを記者団に明かしたうえで、元島民の北方領土への「自由訪問」について協議したと説明。「平均年齢が81歳。時間がないという元島民の気持ちをしっかり胸に刻んで会談した」と訴えた。
両首脳の会談は第1次安倍政権を含めて16回目。プーチン氏は15日午後、大統領特別機で山口県の山口宇部空港に予定より約2時間40分遅れて到着した。首脳会談も2時間以上ずれ込み、午後6時過ぎに始まった。岸田文雄外相やロシアのラブロフ外相らが同席した少人数会合の後、通訳以外を退席させ2人だけで約95分会談し、平和条約交渉を中心に意見を交わした。
少人数会合では北朝鮮やウクライナなどの国際情勢についても協議。3年間開かれていない日露の外務・防衛担当閣僚による協議「2プラス2」再開を検討することでも一致した。16日は経済協力を中心に再び会談。その後、共同記者会見に臨む。【田所柳子、真野森作】
…………………………
◇会談終了後の首相発言・骨子
・少人数会合で2国間の問題、国際的な課題について、ロシアが建設的な役割を果たしていくことの重要性、日露がともに取り組んで解決していくことを話した
・2人(両首脳)だけで約95分間、平和条約締結問題を中心に議論した
・(1)北方領土への元島民の自由訪問(2)日露両国の特別な制度の下での共同経済活動(3)平和条約の問題−−について、率直かつ非常に突っ込んだ議論ができた
・プーチン大統領には元島民から預かった手紙を渡した。ロシア語で書かれた手紙については、その場で大統領は読んでいた
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