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首相官邸に入る安倍首相=6日午前
「戦後政治の総決算」を食い散らかす安倍首相を持つ不幸
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/07/post-5741/
7Dec2016 天木直人のブログ
今回の安倍首相の真珠湾訪問について、きょう12月7日の産経新聞が田北真樹木記者の署名入り記事で書いている。
安倍首相は5日夕、国会内の自民党総裁室で開かれた自民党の役員会で唐突にこう語ったという。
「戦後政治の総決算に挑むつもりだ」と。
くしくも中曽根康弘首相の在職日数1806日を抜いて戦後歴代4位になったばかりの日だったと。
その2時間後、安倍首相はハワイ訪問の記者会見を開いたと。
それをテレビで知った自民党役員らは、「この事だったのか」と知らされたと。
この産経新聞の記事が事実なら、自民党役員でさえ知らなかったサプライズだったということだ。
その夜、安倍首相は都内のステーキ店で夕食を共にした自民党幹部にこう語ったという。
「ちょうどよい機会なんだ。『戦後』にきちんとケジメをつける」
どうやら安倍首相は「戦後政治の総決算」というレーガシィ(遺産)づくりの外交を独り占めするつもりのようだ。
安倍談話の時もそうだった。
慰安婦問題の不可逆的合意も、今度のプーチン大統領の訪日も、そして拉致問題は自分の手で解決して見せると繰り返すのも、すべてそのあらわれだ。
問題は、間違った歴史認識に固執する安倍首相に、そのような歴史的遺産づくりの資格がまったくない事だ。
どれもこれも、魂がこもっていない。
当然のことながら、不完全な形で終わる。
それでも、真っ先に手をつけたのは安倍首相となる。
レーガシィは最初に手をつけた者の勝ちだ。
二番ではダメなのである。
次々とレーガシィを食い散らかし、独り占めする安倍首相を持つわれわれ国民は不幸だ。
そんな安倍首相のやりたい放題を許す政治をこのまま放置していいはずがない(了)
◇
【首相、真珠湾慰霊へ】首相は「戦後政治の総決算」を模索し続けた…そこに横やりを入れたのはオバマ側近のあの女だった
http://www.sankei.com/politics/news/161207/plt1612070002-n1.html
2016.12.7 05:00 産経新聞
安倍晋三首相は26、27両日、先の対米戦の端緒となった米ハワイ・真珠湾をオバマ米大統領と訪れ、慰霊することになった。昭和16(1941)年12月8日の真珠湾攻撃から75年。首相は、中国・韓国が仕掛け、欧米にもくすぶる歴史戦に終止符を打ちたいとの思いが強い。だが、その裏では日米間で激しい綱引きが繰り広げられていた。(田北真樹子)
「戦後政治の総決算に挑むつもりだ」
首相は5日夕、国会内の自民党総裁室で開かれた党役員会で唐突にこう語った。くしくも中曽根康弘元首相の在職日数1806日を抜き戦後歴代4位になったばかり。中曽根内閣のスローガンが「戦後政治の総決算」だっただけに、党役員らは「何でまた急に…」と顔を見合わせた。
その2時間後、首相はハワイ訪問を明かし、「4年間を総括し、未来に向けてさらなる同盟強化の意義を世界に発信する機会にしたい」と語った。党役員らは、テレビに映る首相の姿を見て「このことだったのか」と得心したという。
首相とオバマ氏の最後の首脳会談に向けた検討と準備は9月ごろ、外務省の森健良北米局長を中心に極秘裏に始まった。計画を知る人は政府内でも一握りで、外務省でも、首相の真珠湾訪問を伝えるNHK速報に驚きの声が上がった。
オバマ氏が広島の平和記念公園を訪れたのは5月下旬の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)直後。この際にも首相の真珠湾訪問が取り沙汰されたが、首相はきっぱりと否定した。「バーターした」と思われたくなかったからだった。
だが、首相は、真珠湾訪問の道を模索し続けた。8月には昭恵夫人が真珠湾を訪ね、現地の反応を探った。その一方で、来年1月に退任するオバマ氏との会談について「最後にふさわしい会談をしたい」と米側に打診した。
そこで浮上したのが、オバマ氏の故郷であるハワイ・オアフ島での会談だった。日米両国が8日(現地時間)に真珠湾で初の合同追悼式典を開く運びになったこともあり、これに合わせて会談を行う方向で調整が続いた。
ところが、横やりが入った。ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)が、11月に安倍首相とトランプ次期米大統領が会談したことを理由に猛反対した。
トランプ氏との会談前に、日本側に「現職大統領への配慮を求める」と注文をつけたのもライス氏だ。11月中旬のペルー・リマで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際の首脳会談を短時間の「立ち話」に変更させたのもライス氏だとされる。
だが、オバマ氏は友好的だった。首相が真珠湾訪問の意向を告げると「私が強いることになってはならない」と笑顔で応じ、その場で12月26、27日の訪問が決まった。
中韓に「歴史修正主義者」のレッテルを貼られてきた首相は「歴史戦は自分の代で終わらせたい」との思いが強い。首相は5日夜、都内のステーキ店で夕食を共にした自民党幹部にこう語った。
「ちょうどよい機会なんだ。『戦後』にきちんとケジメをつける」
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