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2016-12-06 07:05
昨日、mewにとって一番嬉しかった・・・というか、ほっとさせられたニュースは、これ!
オーストリアの大統領選の決選投票で、左派・緑の党出身のベレン氏(72)が、極右・自由党のホーファー氏(45)に勝ったというものだ。(^-^)
近時、世界全体に(わが日本も含む)右傾化、国家主義化、ポピュリズム化の傾向が見られる中で、ベレン氏の当選は、世界中の平和志向、リベラル志向の人たちに、大きな安堵感と希望を与えることになったのではないかと察する。(^^♪ <何とか自由民主主義を生み育てた西欧の魂と誇りを守ったって感じ?(・・)>
『オーストリア大統領選>有権者、大衆迎合に反感 左派勝利
【ウィーン三木幸治】4日に投開票されたオーストリア大統領選の決選投票で当選確実となった左派・緑の党出身のアレクサンダー・ファン・デア・ベレン元党首(72)が同日夜に記者会見し、英国の欧州連合(EU)離脱決定や米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利などポピュリズム(大衆迎合主義)の台頭が指摘される中で「オーストリアは希望と変化のサインを示した」と語った。
決選投票は難民保護を訴えるファン・デア・ベレン氏に、難民らの排斥を主張した極右・自由党のノルベルト・ホーファー国民議会議員(45)が挑んだが、EU初の極右政党出身の大統領は誕生しなかった。専門家は、米大統領選でのトランプ氏の勝利が「(ファン・デア・ベレン氏を有利にする)反ポピュリスト感情を生んだ」と指摘した。(毎日新聞16年12月5日)』
『【パリAFP=時事】4日のオーストリア大統領選決選投票で、極右・自由党の候補が敗れ、欧州連合(EU)各国から胸をなで下ろす発言が相次いでいる。「EU初の極右の国家元首」誕生は回避されたものの、にじむ危機感は隠せない。
フランスのオランド大統領は「欧州と開かれた心が選択された」と評価。バルス首相も「ポピュリズムは欧州が陥る運命ではない」と訴えた。
しかし、来年の仏大統領選で再選断念を表明したオランド氏と違い、決選投票進出が有力視されている極右・国民戦線(FN)のルペン党首は「勇敢に戦った自由党を祝福したい」と余裕の声明。自由党の支持率が高いことを念頭に「次の選挙は勝つでしょう」と予言した。
一方、ドイツのシュタインマイヤー外相は「反ポピュリズムの吉兆だ」と歓迎。「現在の欧州が直面している特殊な状況を考えれば、吉報は待ち望まれていた」とも述べている。
EUのトゥスク大統領も「困難な課題に直面している時に、欧州共通の解決策を見いだし、欧州の連帯を維持する上で不可欠なオーストリアの建設的な貢献が続くことになった」と評価した。EU欧州議会のシュルツ議長も「国家主義、反EU、内向きのポピュリズムの大敗に他ならない」と極右敗北の意義を強調している。(時事通信16年12月5日)』
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他方、ついつい大きなため息をつきたくなったニュースが、これ!_(。。)_
安倍首相の在職日数が中曽根康弘元首相を抜いて戦後歴代4位となったというものだ。(>_<)
『安倍晋三首相は5日午前、首相官邸で記者団に対し、自身の在職日数が同日で中曽根康弘元首相を抜いて戦後歴代4位となったことについて「決しておごることなく、中曽根元首相のように平常心で一日一日、全力であたり、結果を残していきたい」と述べた。
安倍首相は同日に在職日数が第1次政権(平成18年9月〜19年9月)を含めて通算1807日となり、中曽根元首相を上回った。戦前も含めると歴代6位。来年3月の自民党大会で総裁任期が延長されれば、戦前の桂太郎元首相を抜いて歴代最長となる可能性も出ている。(産経新聞16年12月5日)』
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はあ? 「決しておごることなく」ですって!? (゚Д゚)
もう十分におごって、上から目線で、自分の好き勝手に国政運営をしているんですけど〜。(-"-)
<しかも、メディアの幹部にもおごりまくって、マスコミ支配までしてるし〜。(~_~;)>
いや〜、率直なところ、あんな人が日本の首相を1800日以上もやっているなんて、mewに言わせれば、「日本or日本国民にとって、恥」としか言いようがないでしょ〜〜〜。(@@)
<そのうち、また改めて書きたいが。mewは安倍首相ほど憲法の精神(民主主義、平和主義、人権尊重、立憲主義など)を軽んじて、まさに暴挙とも言える政治や言動を行なう首相を見たことがないし。(てか、そもそも本人が日本の戦後体制を破壊する意図で、政治を行なっているんだけど。)まさに戦後史上最悪の首相だと思っている。(-"-)>
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菅官房長官は、今回の件について、このように述べていたそうなのだが・・・。
『菅官房長官は5日、安倍首相の在職日数が、中曽根元首相を超えて、戦後歴代4位となったことについて、「安倍政権は、何をやるかの座標軸を明確にして、政治主導で改革を遂行する政権だ」と強調した。
そのうえで、特定秘密保護法や、平和安全法制の成立に触れ、「選挙や支持率に有利に働かないが、国民の命と平和な暮らしを守るうえで極めて重要だ。そういう取り組みも評価されているのではないか」と述べた。(FNN16年12月5日)』
「座標軸を明確にして、政治主導で改革を遂行する」「選挙や支持率に有利に働かないが取り組む」という言葉は、ウラを返せば、「国民の意見は無視or軽視して、政治主導で自分のやりたいことをやる」「自分が勝手に、国や国民のためになると思うことをやる」ということにもなるわけで・・・。いかに非民主主義的な国政を行なっているか、自ら認めていることになるのでは、と思ったりもするのだけど。^^;
でも、国民がそのことを評価しているor問題だと思わないなら、いたし方あるまい。_(_^_)_
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尚、野党幹部は、このように述べていたそうだが。ほぼほぼ同感だ。(・・) <「ほぼほぼ」は今年の三省堂新語大賞に選ばれてた。>
『民進・野田幹事長は、「(安倍政権について)当面のことをうまく見せるのは、うまいなと。でも、大事なことは、将来に関わることは、逃げることが多い。それが、長期安定政権の秘訣なのかもしれません」、「長きをもって貴しとせずだと、私は思います」などと述べた。
安倍首相の在職日数が、通算で戦後歴代4位となったことについて、野田幹事長は、5日の記者会見で、「私の政権は1年4カ月で、逆に勉強になるところがある」と述べたうえで、「配偶者控除の問題を含めて、国民に負担感が出ることは先送りをする」と批判した。(FNN16年12月5日)』
『共産党の小池書記局長は「戦後最悪の内閣だというふうに、われわれ、思っていますので、非常に由々しき事態であると思います。ぜひ、もうこれ以上は、長続きさせない結果を出していきたい」と述べた。
安倍首相の在職日数が、通算で戦後歴代4位となったことを受け、共産党の小池書記局長は、5日の記者会見で、「野党が、共闘の旗を立てて、力を合わせて戦っていくことが、安倍暴走を許さない力になっていく」と強調した。
さらに、小池氏は、安倍首相の在職日数が、歴代1位となることも視野に入ってきたことについて、「そのような悪夢は、絶対に実現させてはいけない」と危機感を示した。(FNN16年12月5日)』<ホント、そんな悪夢のようなことだけは避けたい!(@@)>
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ところで、その安倍首相に対して、米政府が異議を唱えていたことがわかった。^_^;
やはり米国のオバマ大統領&現政府は、安倍首相がプーチン大統領とまた接近して、多額の経済協力や日本招聘の話を進めていたことや、大統領選に当選して間もないトランプ氏と拙速に会談を行なおうとしていたことを好ましく思っていなかったのだ。(ーー) <安倍首相がプーチン大統領を国賓にしにくかった要因の一つにもなってるかも。>
『トランプ・安倍氏会談に異議 日本へ米政府、対ロ接近を警戒か
安倍晋三首相が米ニューヨークで十一月中旬に行ったトランプ次期大統領(70)との会談に関し、米政府が事前に「トランプ氏はまだ大統領ではない。前例のないことはしないでほしい」と強い異議を日本政府に伝えていたことが分かった。
日本側は、会談は非公式でトランプ氏提案の夕食会は見送るとして理解を求めた。しかし、米側は納得せず、ペルーでの国際会議に合わせて調整していたオバマ大統領との首脳会談は実現せず、立ち話にとどまった。日米外交筋が四日、明らかにした。
首相の外交姿勢に対するオバマ米政権の不快感が明らかになった形だ。首相は五月、オバマ氏と被爆地・広島を訪れ「信頼と友情」の日米関係を強調した。だがオバマ氏と首相はその後、三回の会談機会があったが立ち話にとどまっている。日米外交筋は「首相の対ロシア接近を嫌うオバマ氏の外交方針が背景にあるようだ」と指摘した。
外交筋によると、米政府は、大統領選の結果を受けた十一月十日の首相とトランプ氏との電話会談後、両氏が合意したニューヨークでの十七日の初会談開催に異論があると日本政府に伝えてきた。
ホワイトハウス内に反対論が強く、ライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が急先鋒(せんぽう)だったという。米側は、トランプ氏との夕食会は受け入れられないとの考えも伝達。日本側は夕食会を見送り、通訳だけを同席させ「個人的な非公式会談」と位置付け、打開を狙った。
日米両政府は、ペルーで十九、二十両日に開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の場を利用し、首相と退任するオバマ氏による最後の首脳会談を実施する方向で調整していた。
だが、オバマ氏は二十日、APEC首脳会議の記念撮影後、昼食会場に向かう途中で立ち止まり、首相と数分間会話をして終わらせた。(東京新聞16年12月5日)』
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安倍首相が年末に真珠湾を訪問するという話を持ち出したのも、この異議が影響しているのかも知れない。^^;
<年内の解散総選挙は行なわないと決めた&来年早々に行なうかも選挙のためにいいイメージを与えたいという意図や、オバマ大統領が広島に来てくれた返礼する意図もあるとは思うけど。>
『日本の現職首相が今月下旬、米大統領とともに初めて米ハワイの真珠湾で犠牲者を慰霊することが決まった。安倍晋三首相は真珠湾訪問に慎重な姿勢を示してきたが、オバマ米大統領が広島訪問を実現し、米大統領選でドナルド・トランプ氏が次期大統領に決まったことを踏まえ、このタイミングでの真珠湾訪問は日米関係の強化に資すると判断した。(毎日新聞16年12月5日)』
ただ、この真珠湾訪問や現地でどのような挨拶、発言をするかに関しては、自民党内でも様々な意見があるので、安倍首相がどのような対応をするのか、注目したいところ。(・・)
いずれにせよ、早く日本もオーストリアみたいに、本来は民主主義、平和主義を重んじている国民の意思をバシッと示して、安倍政権を終わらせたいという思いを改めて強く抱くmewなのだった。(@@)
THANKS
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