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野党共闘の起死回生策は「三分の二阻止」への作戦転換だ  天木直人
http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/818.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 12 月 02 日 13:30:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

野党共闘の起死回生策は「三分の二阻止」への作戦転換だ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/12/02/post-5722/
2Dec2016 天木直人のブログ


 政治がまったくつまらなくなった。

 安倍自公政権の増長が野放し状態になっているからだ。

 それを阻止するはずの野党共闘が行き詰まっているからだ。

 しかし、野党共闘にはこれ以上ない起死回生策がある。

 私は野党共闘を批判ばかりしているが、それは野党がだらしがないからだ。

 本当は野党に頑張ってもらって、一日も早く安倍暴政を止めて欲しい。

 だから、ここでは、批判をやめて、究極の起死回生策を教えたい。

 それは何か。

 ズバリ、「政権交代」から、「三分の二阻止」にスローガンを切り替えることだ。

 これまでの野党協力のやり方を見てつくづく思う。

 共産党が張り切って「野党連合政権を目指す」というスローガンを声高に叫ぶからうまくいかないのだ。

 それを止めて、「安倍の改憲阻止」、すなわち「衆院選での与党三分の二議席阻止」に作戦転換をすることだ。

 衆院で三分の二の議席さえ阻止できれば、安倍首相の手で改憲はできない。

 安倍首相の改憲阻止さえ出来れば、改憲阻止は出来たも同じだ。

 なぜならその後にどのような首相になっても、改憲を行おうとしないからだ。

 国民生活にとってもっと重要な問題が山積しているのに、それをほったらかしにして改憲にこだわるような馬鹿な首相は、後にも先にも安倍しかいないからだ。

 繰り返して言う。

 連合政権にこだわるから野党共闘がうまくいかないのだ。

 イデオロギーの違う政党がいきなり政権を取ろうとするからうまくいかないのだ。

 野合と言われるのだ。

 しかし「三分の二阻止」はまったく違う。

 安倍暴政を止めるという、誰が見ても賛同できる、わかりやすい大義だ。

 これこそが国民の望んでいることだ。

 しかも「三分の二阻止」という、わかりやすい数値目標がある。

 この目標達成は、イデオロギーの異なる政党の間でも十分可能だ。

 しかもハードルは極めて低い。

 低いどころか達成可能な現実的目標だ。

 きょう12月2日の日経新聞が書いている。

 もし前回の衆院選で野党共闘が成立していたら、60選挙区で逆転し、与党は三分の二に届かなかったと。

 実はこの試算は日経新聞が初めてではない。

 同様の試算は、他の新聞も行っていたし、週刊誌などもさかんに書いている。

 野党共闘は、「政権交代」というありえない事を叫ぶよりも、「三分の二阻止」という起死回生策に今すぐ切りかえて候補者調整に集中すべきだ。

 これならいつ解散・総選挙があっても安倍自公政権を迎え撃つことができる。

 そして三分の二が阻止できれば、次は政権交代の可能性が出て来る。

 共産党は連合政権を叫ぶのをやめて、三分の二阻止の選挙協力に切りかえよ。

 これなら連合も拒否できない。

 野合とは言わせない。

 社民党の又市幹事長も納得する。

 私の唱える新党憲法9条も色あせる。

 野党連合は、いますぐ三分の二阻止の選挙協力に一点集中すべきである(了)


 

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コメント
 
1. 2016年12月02日 13:37:42 : UKat6a7W0Y : 4OinwmzFhQY[2]
野党共闘なら60選挙区逆転 14年衆院選で本社試算
2016/12/2 1:30 日本経済新聞

 日本経済新聞社は2014年の前回衆院選の小選挙区で、現在の民進、共産、自由、社民の4野党が候補者を一本化した場合の勝敗を試算した。自民、公明両党は計60選挙区で「野党統一候補」に逆転され、憲法改正の発議に必要な3分の2(317議席)を下回る。野党の共闘に一定の効果が見込め、4野党の候補者調整が次期衆院選の行方を左右しそうだ。

 自公両党は前回衆院選で小選挙区は232議席、比例代表は94議席の計326議席を獲得し、3分の2を維持した。60選挙区で逆転されれば小選挙区で172議席にとどまる。比例の獲得議席が前回と同じだと仮定すると、与党で計266議席となる。過半数(238議席)は維持するが、国会運営などで与党に協力的な日本維新の会(15議席)を足しても3分の2を大きく下回る。自民党単独では過半数を割る。

 60選挙区の逆転で、野党は海江田万里・元民主党代表(東京1区)らが議席を得る。一方、与党は山本幸三地方創生相(福岡10区)らが小選挙区で敗れる。

 地域ブロック別では、東日本での逆転が目立つ。北海道(12選挙区)では半分の6選挙区で与野党が逆転。与党が9議席から3議席に急減し、野党が勝ち越す。東北(25選挙区)でも与党は11議席にとどまり、野党が上回る。両ブロックは7月の参院選でも、環太平洋経済連携協定(TPP)を不安視する農業関係者などの票を取り込んだ野党が合計議席数で勝ち越した。

 一方、西日本では野党が共闘してもなお、与党が堅調だ。中国(20選挙区)、四国(11選挙区)では、逆転がそれぞれ1選挙区のみだった。

 もっとも、試算のような結果が次期衆院選でそのまま出るとは限らない。与野党とも前回とは違う候補者が出馬を予定している選挙区があるからだ。今回の試算は野党票を単純に足し合わせただけで、民共が連携を強めるほど保守票が離反する懸念も指摘される。来年5月に向けて1票の格差を是正する区割りの変更作業も進んでおり、衆院選が変更後に実施されれば選挙区の形そのものが変わることになる。

 試算のような逆転が実際に起きるかどうかのカギを握るのは、民進党と各選挙区に一定の集票力を持つ共産党の動向だ。逆転する60選挙区のほとんどは両党の協力なしには実現しない。

 両党は1日時点で、次期衆院選の候補者が約140選挙区で競合。小選挙区ごとに候補者を一本化する「すみ分け」程度の協力にとどめたい民進党に対し、共産党は共通公約の策定や政権構想のとりまとめなど「本気の共闘」を求め、にらみ合いが続く。両党ともに空白区への候補者擁立も進めており、候補者調整のハードルは低くない。

 民共共闘の進捗は安倍晋三首相の衆院解散の判断にも影響を及ぼしそうだ。与党にとっては、共闘が整う前の衆院選のほうが有利になるためだ。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS01H0U_R01C16A2PP8000/


2. 新共産主義クラブ[2629] kFaLpI5ZjuWLYINOg4mDdQ 2016年12月02日 14:40:29 : 2qFxCLEpfw : NqxfBTZmcW0[25]
 
■ マルクス・エンゲルス(著)大内兵衛・向坂逸郎(訳)『共産党宣言』(岩波書店,1951年)
 
 「共産主義者は、他の労働者党にくらべて、特殊な党ではない。」(p.62)
 
 「共産主義者はどこにおいても、すべての国の民主主義諸政党の結合と協調に努力する。」(p.97)
 
 「万国のプロレタリア団結せよ」(p.98)
 
 
(See also)
  Marx & Engels:
  Manifesto of the Communist Party
 
 Written: Late 1847;
 First Published: February 1848;
 
 https://www.marxists.org/archive/marx/works/1848/communist-manifesto/index.htm
 
 

3. 2016年12月02日 15:26:24 : 3ah459lR8Q : BQKXrt2t@gY[534]
日本は自浄作用のない国になった。明治以降は傀儡国家、日本人は3世代近く自立国家を知らない、だからそのイメージすらわかない、現状が国家と認識している。まず米軍基地がなくなることが一歩目のスタート、それが始まるまでは政治は根本的作用をしていない、結局、与党も野党もない、ということも言える。

4. 2016年12月02日 15:32:59 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[908]
共産党が連合政府樹立を主張し始めた理由は、集団的自衛権行使を容認した自公政権下での閣議決定を撤回するためだ。閣議決定を撤回できるのは閣議決定だけであり、そのためには政権を取らなければならない。

だから連合政権樹立の目標を下すことはできないのだが、
第27回頭大会決議案では、次の総選挙での第一目標は次のようになっている。

http://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/26th-7chuso/27taikai-ketsugi-an.html
第一は、野党と市民の共闘を本格的に発展させ、総選挙でも選挙協力を行い、衆議院における「改憲勢力3分の2体制」を打破し、さらに自民・公明とその補完勢力を少数に追い込むことをめざす。
(引用終わり)


5. 2016年12月02日 15:45:12 : n4eHd45SnU : GmqesGz8js4[4]

本記事に、ほぼ賛同

安倍自公政権が「安保法制」を強行採決した当日、志位共産党は「暫定国民連合政権」提案を打ち出しそれが反自民野党選挙協議に障害となり共闘協議が暗礁に乗り上げ、市民団体からそれが批判され志位共産党は提案を引っ込め、それによって協議はすすみ参院選共闘が実現した経過にある。
「連合政権」は、政策課題実現の一つの手段にすぎない方法論だったからである。
それなのに、選挙で議席が増えた共産党は調子に乗って、またも「連合政府」構想を持ち出しているが、共産党の党利党略でしかありません。

すでにある、
野党共闘政策合意・選挙共闘合意・・・その「共闘」に障害を持ち出すバカはやめよ。
自ら合意した共闘体制に背を向けた、市民団体への背信行為でもある。
四野党市民連合政策合意による選挙共闘合意態勢を、共産党が壊そうとしている。
共産党の党利優先による共闘破壊・分裂行為である。

憲法改悪阻止・安保法制廃止―――それを実現する選挙共闘が公約だったはずだ、
森裕子議員のスタンスが国会で多数派になればよい話だ、
財界自民党はそれを恐れている。

本記事は正解です。


6. 2016年12月02日 20:43:21 : 66utgH8agI : W6tKtqvYFcE[97]
私はこの記事の主旨に反対です。

理由は、安倍政権が続く限り、国民を苦しめる政治は止まらないと考えるからです。政権を奪う必要があります。

野党連立政権を野合と評するのは、自民公明、連合、天木氏など、共闘が自分達に都合の悪い一部の連中の妄言です。国民の生活を回復し権利を保護することが、今の政治に何よりも求められていることであり、その事と最も真摯に向き合っている今の共産党の姿勢は高く評価されるべきです。

連合政府構想は共産党の党利党略だという意見がありますが、共産党が他の野党と選挙協力することは歴史上革命的な行動です。反戦と主権在民を党是に掲げてきた日本共産党にとって、集団的自衛権容認はそれほど許しがたい暴挙であり、国民のための政府樹立に向け小さな拘りを捨てたのです。某平和の党や、現民進党の煮え切らない姿勢と比べてみてください。

安倍政権に残された最大の政策が憲法改正であることは明白です。
すでに3分の2の改憲発議に必要な議席をもつ与党は、今のまま残り2年あれば憲法改正が可能です。が、議席を失うリスクを抱えながらも解散総選挙に打って出るなら、その意図は何なのかを考える必要があります。今の私には明確な答が見出せません。

3分の2議席を割れば、第1条や9条の改正は難しいでしょう。それでも改正できることは、緊急事態条項の加憲です。最も危険な条項にも関わらず、野党の議員に賛成する人がおり、国民にも受け入れやすく映るものです。
解散後になお安倍政権が続くなら、3分の2議席を割っていようとも危険なことに変わりはありません。総選挙を経て政権を握れば、安倍晋三は憲法改正について国民から負託を受けたのだと堂々と言ってのけ、実行するでしょう。

4野党共闘で選挙に臨み、野党による連立政権を樹立することで自民党から政権を奪う。これは国民保護のために譲ることのできない目標です。


7. 2016年12月02日 21:46:26 : LKXRYf922A : cCBGkda1vHE[909]
>>6  ありがとうございます、丁寧版さん。
あなたのコメントを読んでいるうちに、涙が出てきてしましました。100%完全にあなたの主張に同意申し上げます。

政権を取るという意思をはっきりと野党が示すこと。その意思を私たちが支持している野党が明確に示すことにより、私たちも元気が出るのです。それを否定した社民党の又市幹事長の発言にはどれだけがっかりしたことか。私は直ちに社民党に抗議メールを送りましたよ。今まででもなんども社民党にメールは送ったことはあるのですが、一回も返事が返ってきたことはないので、今回も期待してはおりません。
(ただし又市幹事長の発言を報道したは読売新聞だけなので、これが事実かどうかについては私は断定はいたしません。)


8. 2016年12月02日 22:55:08 : 66utgH8agI : W6tKtqvYFcE[98]
>>7 さんへ
ありがとうございます。社民党へ意見を送られたとのこと、私が言うのもおかしいですが、行動に移してくださったことに感謝申し上げます。私も昨日、毎日新聞へ内閣支持率について意見を送りました。私たちは70年前のメディアがしたことを忘れていませんよと(笑) 恥ずかしながら新聞を購読しているのですが、新聞を読むのが恥となる時代が来るとは思ってもみませんでした。また、自分がこのような脅迫メールを送るようになることも(笑)
民進党からは返信がありませんでしたが、民進党議員個人への意見には返信がありましたので、要望は個人へ送る方が反応は見られると思います。自民党議員からは無視されたことがありますが。
党やメディアに自浄作用が働かない以上、変わるとしたら外部の圧力しかありません。象を倒す蟻さんの心境です。

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