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あとは国民一人一人が判断する番だ!
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2016/12/01 22:41 半歩前へU
▼あとは国民一人一人が判断する番だ!
安倍政府は、非公開の秘密会議で高速増殖原型炉「もんじゅ」の後継となる高速実証炉の開発を進める方針を示した。フクイチ(東電福島第一原発)であれだけの大惨事を引き起こしておきながら、さらに原発開発を進めようというのだ。
地震大国の日本に原発建設は危険過ぎて無理と米国の原子力専門家が警告した。それを無視して日本中に原発を建てた。今では多くの日本人が地震が起きたら、自身より先に近くの原発のことを心配する。
そんな辛い思いをしてまだ原発開発か。「日本独自の原子爆弾の開発」の影が背後に見え隠れする。後は国民一人一人が判断する番だ。
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利害関係者だけが集まり、密室で不合理な政策を決めていく。手痛い失敗の検証や反省がないまま、成否が見通せない巨額のプロジェクトに突き進む。
1兆円超を投じたもんじゅは、1994年の初臨界からの20年余で、わずか220日ほどしか動いていない。扱いの難しい冷却用ナトリウムを漏らすなど、事故を起こしたからだ。
そもそも、議論の場がおかしい。きのうの会議の参加者は経済産業相や文部科学相、電力会社でつくる電気事業連合会、原子炉メーカーの三菱重工業、もんじゅの運営主体である日本原子力研究開発機構と、もんじゅの関係者ばかり。
原子力機構の2人は三菱重工業と文科省の出身で、役所と企業の思惑だけで話を進めていると言っていい。
なぜ、ここまで高速炉開発にこだわるのか。
原発で生じた使用済み核燃料を再処理し、取り出したプルトニウムを燃料に使う。その核燃料サイクルの中核に位置づけてきたのがもんじゅだ。
もんじゅ廃炉の方向性は示したものの、後釜を欠けばサイクルが崩壊し原発推進にも影響しかねない。そんな危機感があるのだろう。
だが日本は既にプルトニウムを48トン、通常の原爆6000発分を保有する。高速炉の実用化に具体的な展望がない今、経済性も欠くサイクルへのこだわりは国際的な疑念を招くだけだ。
原子力行政については、一度決めた政策に固執する硬直性への批判が根強い。 政府は、過去の教訓に目をつぶり、お手盛りの会議で、疑問だらけの高速炉開発に税金をつぎ込もうとしている。こんな愚行は許されない。 (朝日新聞の社説より抜粋)
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