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パナマ文書で被害 知らぬ間にペーパー会社代表という恐怖
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/194685
2016年11月28日 日刊ゲンダイ
租税回避だけじゃなかった(ICIJのHP)
億万長者による租税回避の実態が明らかになった「パナマ文書」。一般庶民には無縁だと思っていたが、とんでもなかった。いつの間にか実体不明のペーパーカンパニーの代表に就けられる被害が発生していることが新たに分かった。
27日、漫画家のいがらしゆみこ氏の名前が、カリブ海にある会社の役員としてパナマ文書に記されていたと報じられた。第三者が勝手に名前を使ったとみられている。
さらに、NHKによると、日本の一般人男女3人も知らぬ間にカリブ海の英国領アンギラのペーパーカンパニーの代表に就けられていた。3人は、何者かに盗まれた個人情報を香港の仲介業者に流され、パナマ文書を流出させた法律事務所「モサック・フォンセカ」の手に渡り、勝手に実体不明の会社の代表に仕立て上げられたというのだ。
■海外の登記を削除するのは困難
3人が代表者になっているペーパーカンパニーは、日本の出会い系サイトを運営していることになっている。違法スレスレの営業をしている可能性もあり、何かトラブルがあれば、訴えられる恐れがある。そればかりか、ペーパーカンパニーが借金をつくったり犯罪行為を行っていれば、捜査機関から容疑をかけられることだって考えられる。
深刻なのは、一度登記されてしまうと、簡単には取り消せないことだ。被害者の3人の中には、出会い系サイトのホームページ上に運営責任者として名前がバッチリ記載されてしまった人もいる。恐ろしいことだが、こちらも削除するのは難しい。元検事の落合洋司弁護士はこう言う。
「海外の登記を削除するのは相当難しい。渡航費や弁護士を付ける費用はなかなか個人では賄いきれないと思います。どんな弁護士に依頼すればいいかも分からない上、最低でも英語くらいは話せないと交渉も難しいでしょう。HPから名前を削除することはさらに厳しい。ペーパーカンパニーが契約するプロバイダーと交渉する必要がありますが、電話やメールのやりとりでは、相手方が信用してくれず、無視されてしまう可能性があります。そうなると、やはり法的な手段で訴えるしかありません」
今回明らかになった3人の被害は氷山の一角だ。1150万件ものパナマ文書を流出させた法律事務所「モサック・フォンセカ」は世界4位の規模。当然、1〜3位の事務所はさらに膨大な文書を持っているはずだ。明らかになっていないだけで、3人以外にも同様の被害者が大勢いる可能性がある。
いきなり身に覚えのない請求が来たら――考えただけで恐ろしい。
パナマ文書で被害 知らぬ間にペーパー会社代表という恐怖 https://t.co/wYpD1Tt1gP #日刊ゲンダイDIGITAL ・・・パスポート情報と住所証明だけで、悪党の片棒を担がされるってやつね。悪党の大元が誰か分かると面白いことになりどうだね。D通さん。
— Genten (@000RM000) 2016年11月28日
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