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戦争で殺される前に生活苦で殺されることになる日本国民
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/11/27/post-5709/
27Nov2016 天木直人のブログ
軍事力を強化して日本の安全を守ろうとする主張に対し、私が決まって繰り返す反論の言葉がある。
そんなことをすれば、我々は戦争で殺される前に生活苦で殺されることになる、という言葉だ。
まさしくそれを裏付ける報道を、今朝11月27日の読売新聞が行った。
読売新聞は一面トップで、安倍政府は2016年の第三次補正予算を編成する方針を固めたと、一大スクープ報道した。
問題はその内容だ。
総額約1兆円に上る補正予算には、経済対策関連予算は計上されず、なんとその2割に当たる約2000億円を、既存のミサイル防衛システムの強化に充てるという。
北朝鮮の脅威に備えて、喫緊の課題であるからだという。
しかも読売新聞は、その記事の解説欄で、米国の最新鋭ミサイルシステム、いわゆる高高度ミサイルとも、最終段階ミサイルとも言われている、より高額で敵対的なミサイルシステムの導入について、本格的な検討に入った、と書いている。
これではいくら予算があっても足らない。
おりから、安倍首相は、消費税増税はいうまでもなく、社会保険、医療保険の負担増や年金削減をどんどんと強行し、国民生活を猛烈な勢いで苦しめている。
一億総中流のはずであった日本が、いつのまにか、一握りの富裕者と多数の生活困窮者に急速に分断されつつある。
このままではほとんどの国民が戦争の犠牲になる前に生活苦の犠牲になる。
北朝鮮の危機が高まっていると言うけれど、戦争になる確率はどれほどあるというのか。
しかも万が一戦争が起きたらミサイル核戦争になる。
一瞬にして皆が犠牲になる。
しかし、生活苦は確実に目の前で起きている。
そして、このまま安倍政権が続くと、確実に国民は犠牲になる。
そして、気づくことなく真綿で首を絞められるように犠牲になっていく。
このままでは間違いなく、我々は戦争で殺される前に生活苦で殺されることになる。
我々は、本気になって目の前に差し迫っている危機を克服しなければいけない時に来ているのである(了)
◇
対北防衛強化2000億円…PAC3射程2倍に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161126-OYT1T50159.html?from=yrank_ycont
2016年11月27日 06時00分 読売新聞
政府は、2016年度第3次補正予算案を編成する方針を固めた。
複数の政府関係者が明らかにした。総額は1兆円前後になる見込み。経済対策関連の予算は計上せず、北朝鮮の相次ぐ弾道ミサイル発射を受けたミサイル防衛システムの強化に、2000億円弱を盛り込む方向で最終調整する。
安倍首相が、近く麻生財務相に編成を指示する方向で、政府は12月中旬にも閣議決定し、来年の通常国会に提出する予定だ。
ミサイル防衛関連では、地上配備型誘導弾「PAC3」の改良型の購入費や、改良型PAC3を搭載するためのシステム改修費として計約1880億円を計上する。現在配備されているPAC3は、射程約15〜20キロとされるのに対し、改良型の射程は約2倍となる。防衛省は、17年度予算の概算要求に購入費などを計上していたが、一部を前倒しする。
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