http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/600.html
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「今の日本人は本当に「既成事実に弱い」思考形態だと思う:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/21186.html
2016/11/27 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
>砂時計 『週刊文春』今週号より。今さらトランプごときでなぜ騒ぐのか。
既に多くの人が指摘してきた話だが、こういう人間と正面から向き合うことから逃げ、「石原節炸裂」などと持ち上げてきたメディアの責任は重い。
いつのまにか「小石原慎太郎」のような傲慢で差別思想を堂々と晒す醜い人間が、国中に蔓延している。
「駆けつけ警護」英訳不要 政府、ローマ字で表記(日経)https://t.co/TEfJ7oSaay
「英訳を作成する必要があるとは考えていない」
ある物事を外国語に翻訳すると、日本語では見えなかった「客観的視点」が得られる。
日本政府はその視点を捨て、主観だけの世界に逃げ込んでいる。
拙著『5つの戦争で読みとく日本の近現代史』の巻末に、日本の近現代史でおなじみのキーワードを「英語に訳した」ミニ対訳辞典をつけたのも、読者に日本語では見えなかった「客観的視点」を提供したかったから。
日本人の主観で歴史を見ていると、客観的視点の存在すら認識されず、独善的な思考に陥る。
今月8日に大規模な陥没事故が起きた福岡市博多区のJR博多駅前の市道が26日未明、約30メートル四方にわたり最大深さ約7センチ沈下した(日刊スポーツ)https://t.co/I9TRBrwyxz
「福岡県警は一時、周辺を全面通行止めとした。けが人はなかった。市交通局や、陥没事故の原因となった地下鉄工事を請け負う共同企業体(JV)は、沈下を想定しながら市民に周知しておらず、対応を疑問視する声が上がった」
突貫作業で穴に土を入れて「一週間で元通り」「日本スゴイ!」とはしゃいでいたが、拙速な場当たり的対応という印象を受けた。
長期的な安全性は大丈夫なのか。
経済、教育、社会問題への対応など、今の日本ではあらゆる分野で長期的視野のない、今さえ良ければそれでいいという思考が蔓延しているように思える。
過去→現在→未来という時間軸がなく、過去から謙虚に学ばず、未来のことも本気で心配しない。
今の利益のためなら、ウソやごまかしも平気で押し通す。
自衛隊が南スーダンのPKOに参加したのは2012年だが、もし新安保法制に基づく「駆けつけ警護任務」を付与された自衛隊の部隊が全く新しい場所に派遣されていたなら、おそらくもっと大きな反対運動が起きていただろうと思う。
既に派遣されている部隊の任務を修正する形であれば、抵抗感は少ない。
東京五輪も最初は「世界で一番カネのかからない五輪にします」と当時の都知事が宣伝して誘致したが、決まった後で「世界で一番カネのかかる五輪」に変質した。
川内原発再稼働の条件には「免震重要棟の建設」が含まれていたが、再稼働したらその条件は外された。
平気でウソをつくのは首相だけではない。
こうしたパターンの繰り返しを見ると、今の日本人は本当に「既成事実に弱い」思考形態だと思う。
最初に提示された条件で了承のサインをして、後で相手が条件を勝手に変更して自分に不利益が生じても、もう決まったことだからとあきらめてしまう。
抵抗しない。
承認の既成事実を作った者がやりたい放題。
日本の過剰労働は「お客様」の暴走が原因だ(東洋経済)https://t.co/DBE0ol2gIL
「日本ではいつだって、カネをもらっている側の人間は、圧倒的に立場が弱い。なぜ、こんな客の振る舞いが許されてしまうのだろうか」
「ドイツだけでなく、欧米では客にNOと言うことが許される。だから対等な立場でいられるのだ。客の要求を拒否することは、サービスの質を下げることではない。労働者を守るために必要なのだ」
日本での過剰な「お客様への奉仕」思考は、子供の頃から植え付けられる「奉仕者マインド」と同質のようにも見える。
評価や裁定を下す「先生」や「お上」が、「お客様」に変わるだけで、被評価者・被裁定者としての不安や恐怖から、ひたすら「奉仕」に走ってしまう。
「店が閉まっていれば『不便だ』と言うくせに、店が開いていることに感謝しない」
ブラック客に対抗するには「客も自分も対等だ」という意識を持つしかないが、そういう教育を受けていない。
安倍政権の閣僚10人の資金管理団体が、昨年1年間に収入1000万円以上の大規模な政治資金パーティーを開いていた(毎日)https://t.co/47z8dPPB11
「総務省公表の政治資金収支報告書で分かった。首相の安倍晋三氏を含め31人いる閣僚の3割に上り、大規模なパーティーの自粛をうたう『大臣規範』が骨抜きになっている」
「安倍氏の『晋和会』(東京都千代田区)は3回で収入は計6740万円。内閣トップが収入額もトップとなっている」「パーティーで白紙領収書を他の国会議員に渡したかどうか閣僚10人に尋ねたところ、甘利明▽林芳正▽遠藤利明▽加藤勝信▽林幹雄▽宮沢洋一の6氏の事務所が認めた」
上脇博之・神戸学院大教授「政治家も守る気がないのだろう。彼らの良識に任せることには限界がある」
白紙領収書では、現実にどれだけの現金が動いたかの裏付けにならないのだから、公表されている数字も信憑性が怪しい。
腐敗政治が堂々と通用する。
「予告済み強行採決が繰り返されている」共産・志位氏(朝日)https://t.co/DhwVyIeXNq
安倍晋三首相は「予告済み強行採決」という新しい手法を発明した。
国会は国民の代表機関だが、それを平然と愚弄し、あざ笑うような手法を繰り返している。
電子書籍『カストロ伝』(kindle) 「歴史」が彼に下すであろう判決よりも一足早く、諸々の歴史的事実に改めて光を当て、毀誉褒貶の激しい彼の人物像に迫りました(2007年5月に『歴史群像』第83号で発表した記事の電子版)https://t.co/lwKg49INk6
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