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再稼働を選ぶしかない理由はこれだ!
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2016/11/21 14:27 半歩前へU
▼再稼働を選ぶしかない理由
東電柏崎刈羽原発を抱える新潟県柏崎市の市長選で再稼働派が勝利した。市民が喜んで原発の再稼働を支持したかと言うとそうではない。そうせざるを得ない事情があった。
自民党政権はヒト、モノ、カネを東京に集中させた。この結果、日本中の富が東京に流れ込み、東京だけが潤い、ますます肥大化し、発展していった。
紅茶に例えるなら、色も香りもいい、美味しいところは東京が飲み干し、番茶の出がらしのようなところを地方に押し付けている。
それが地方の空洞化である。こんなふざけたことがあっていいのか。法人税で潤う東京は企業の本社が集中。だが、それらの企業が成り立っているのは地方が製品を買ってくれるからではないか。
もちろん輸出もあるが、国内の需要抜きに企業の成長はあり得ない。そこから得た利益だけは東京が独占し、地方は置いてけぼりだ。それどころか、それまであった工場や営業所も縮小、海外移転で地方は寂れる一方だ。
そうした中で起きたのが原発立地である。危険なことは百も承知で、地町村は誘致に走った。交付金もさることながら、雇用の創出に期待をかけた。地方には働く場がない。
農業は政府の減反政策などで縮小の一途。さらにTPPで日本の農業は壊滅状態に追い込まれる恐れが出ている有様だ。職がないと収入が得られない。地方はどうすればいいのだ。
その結果、苦渋の選択として再稼働に「賛成票」を投じることになる。フクイチ(東電福島第一原発)の状況を見ても明らかだ。誰もが原発の怖さを知っている。知っていながらほかに選択の余地がないのだ。
働き口さえあれば、原発の再稼働に賛成する者などいない、と地元人々は話した。高みの見物で、これらの人たちを批判するのは簡単だ。しかし、それだけでは問題の解決にはならない。
富の一興集中。ここにメスを入れない限り、根本問題は解決できない。政権党である自民党の責任は重い。だが、私から言わせると野党も同罪だ。彼らは、自民党を批判するだけでおまんまを食ってきた。
自民党がダメなら、「俺たちならこうする」という独自案をなぜ示さない。真剣に国の将来を考えているなら、何か案が出てくるだろう。地方は冷えたままだ。凍り付いている。
同じ国民でいながら、どうして地方だけがいつも貧乏くじを引かされるのか?今回の原発選挙はそんなことを考えさせられた。
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