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http://31634308.at.webry.info/201611/article_20.html
2016/11/20 21:11
来月のプーチン大統領の来日に向けて、安倍首相がペルーのリマで、プーチン大統領と打ち合わせた。議題は、北方領土の交渉における確認である。通訳はいるが、プーチン大統領と安倍首相の2人だけで話をした。このあと、安倍首相があまり明るい顔をしないで、領土問題を日本が望む方向に進めるには、まだ隔たりがあるような話をした。
ロシアも狡猾である。領土問題を進めるには、まず経済協力が先決だと述べている。経済協力というが、実態は日本からの経済援助である。まずは、ロシアのエネルギー開発とエネルギー供給網の整備を要求している。領土交渉は、日本のお金をあてにして、ロシアのエネルギー開発と売買をまずやってからという、したたかさである。
経済協力というカードを先に切ったからといって、4島が還ってくる補償はない。ロシアは北方4島以外にも領土問題を抱えている。日本にすんなり返却でもしようものなら、領土問題国から一斉に領土問題が起こってくる。安倍首相の話から、北方領土4島返還は相当難しいことがわかる。そこで心配になることは、4島返還の話を棚上げにして、2島返還でお茶を濁すことである。鈴木宗男氏はこの話を安倍首相に進言していると思われる。
それを警戒してか、民進の蓮舫代表は、「北方四島の場合は四島の帰属をしっかりと認めるという前提条件もぜひ譲ることなく、しっかりとした対話になっていることを期待したい」と述べている。安倍首相なら功を焦って、2島返還で手を打つ可能性も考えられる。来年1月に総選挙を行うという噂は、日本にプーチン大統領を呼んで、領土問題について何か言質を取れると思ったからであろう。プーチン大領領は、領土問題に解決期限を設けることは難しいと述べた。ロシアはしたたかである。これでは、日本の持ち出しだけで話が終わる可能性がある。功を焦るあまり、日本の国益を損なうことがないようにすべきだ。
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