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http://31634308.at.webry.info/201611/article_19.html
2016/11/19 21:52
今日、駆け付け警護の任務を付与された、青森の第九師団の自衛隊員350人の壮行会がなされた。稲田防衛大臣は、「全員無事の帰国を」と述べたそうである。隊員の年代は20代〜40代ということである。隊員は自衛隊に入隊するとき、まさか銃撃戦もありうる紛争地に行かされるとは思わなっただろう。自衛隊の仕事は何事も命令の世界である。行きたくないと思っても、「行くことを拒否」は出来ない。本当に無事に戻ってきてほしい。
南スーダンに居る政府軍、反政府勢力も、自衛隊が銃を使うかもしれないとことは、わかっているはずである。当然、今までの自衛隊とは違うと見なしているだろう。政府軍と反政府軍との間で衝突があったとき、自衛隊は自分たちを脅かす軍隊だと見なすだろう。先に起こった衝突で国連職員を襲ったのは、政府軍であることがわかっている。南スーダンのPKOには、米国、欧米軍は参加していない。憲法違反をしてまで日本国民を危険にさらす。
報道陣は、家族等へのインタビューは排除された。家族もつらい。家族のだれもが嬉々として送り出しているはずがない。田中1佐は現地情勢について「衝突が起きているのは承知しているが、首都ジュバは比較的平穏だと思う。」と述べたそうである。比較的平穏なら、海外渡航危険度に最高のレベル4は付けない。また、そもそも駆け付け警護も必要ないのだ。
何事も無いことを祈るが、何かあれば、「政府、安倍首相」の責任である。現地で偶々衝突が起こり、民間人を殺してしまった場合の身分の保証は、国会でも議論されていない。自衛隊員が殺人者になってしまう可能性も否定出来ない。そんな状態で、駆け付け警護の実績を作りたいためだけに行かされる隊員たち。犬死にだけはしてほしくない。
駆け付け警護 壮行会、緊張ピリピリ…青森の陸自部隊
http://mainichi.jp/articles/20161120/k00/00m/040/027000c
リスクを伴う新任務を帯びた陸上自衛隊員たちを、遠く離れた地へ送り出す家族の胸の内は−−。国連平和維持活動(PKO)で南スーダンに派遣される青森の陸自部隊の壮行会は、終始ピリピリとした空気が漂った。
壮行会場の青森市の陸自青森駐屯地に19日朝、県内外から家族約300人が集まった。家族席には、派遣隊員の妻とみられる女性が幼子を抱く姿や、息子とみられる中学生らしき学生服姿があった。派遣隊員が所属する第9師団は、報道陣に「精神的負担」を理由に家族取材の自粛を求め、会場の一角に報道陣を誘導。送り出す胸の内は聞けなかった。
「駆け付け警護」任務を付与された先発隊員は20日、空路で現地へ向かう。派遣隊員約350人を前に、納冨中(のうどみ・みつる)第9師団長は「新任務が付与されるが、派遣施設隊の主任務は南スーダン王国の国づくりのための施設活動であることには何ら変わりない」と訓示。派遣部隊長となる田中仁朗(よしろう)1等陸佐(46)が出発の準備完了を稲田朋美防衛相らに報告した。この後、派遣隊員は家族と集合写真を撮ったり稲田防衛相と会食したりしたが、報道陣には公開されなかった。
防衛省によると、新任務を付与された11次隊は20代〜40代が中心で、女性隊員は過去最多の15人。夫婦で派遣される隊員もいる。第9師団は「隊員の家族にも、新任務などについて説明してきた。本人の希望も確認して隊員を選び、派遣中はできるだけ隊員家族を支援する」としている。
壮行会後、田中1佐は現地情勢について「衝突が起きているのは承知しているが、(南スーダンの首都)ジュバは比較的平穏だと思う。情報を収集し、安全確保に留意して活動したい」と緊張した様子で言葉を選んだ。
この日、青森市内では安保法制に反対する市民らが郊外のショッピングセンターで派遣中止を訴え、ビラを配ったが、大きな混乱はなかった。
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