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2016年11月15日
年内承認どころか、TPPそのものが消滅しようとしているのに、国会では無駄な審議が続いている。国会の1日当たりの経費は3億円とも言われている。つまり、TPP審議のためにそれだけの税金をドブに捨ててるってわけだ。それもこれも、ポンコツ頭のペテン総理のおかげです。
でもって、そのペテン総理肝いりで集められ生前退位を議論する有識者会議とやらが、「皇室の歴史や制度に詳しい専門家」から2度目のヒアリングを開いた。今回のメンバーは、上智大学教授の渡部昇一、ジャーナリストの岩井克己、慶応大学教授の笠原英彦、ジャーナリストの櫻井よしこ、元官房副長官の石原信雄、帝京大学教授の今谷明といった面々。
渡部、櫻井、石原の各氏は日本会議系なんだが、前回のヒアリングメンバーもあわせれば、なんとまあ意見を聞いた「専門家」の半数が日本会議系というから、これはもう「生前退位は認めない」という結論ありきってことがわかろうというものだ。
前回のヒアリングでは、日本会議の息のかかった平川祐弘東大名誉教授が「(天皇陛下が)ご自分で定義された天皇の役割を果たせないから退位したいというのはおかしい」なんて不敬な発言をして顰蹙を買ったが、今回も渡部昇一上智大学教授が「体が宮中にあっても、国民のために祈ることが一番大切なことだと(天皇陛下を)説得すればいい」なんて神がかったコメントしている。
・「生前退位」有識者会議発言要旨
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201611/CK2016111502000113.html
特殊な団体に関与するメンバーを集めてヒアリングするってこと自体、異常なことなのに、なんで新聞・TVはその「専門家」とやらの出自を問わないのかねえ。そもそも、「皇室の歴史や制度に詳しい専門家」という建前も怪しいもので、彼らのうち何人が皇室についての歴史や制度の研究で実績を上げたっていうのだろう。生前退位を議論する有識者会議そのものだっておかしなもので、なかでも宮崎緑なんて皇室について語る資格なんてこれっぽっちもありません。
こんな具合に有識者会議とは名ばかりの結論ありきのシロート集団になんでもかんでも丸投げするのがペテン総理の常套手段なんだが、選挙で選ばれたわけでもなく、その結果に責任もとらない連中にいいようにされて、国会はいったい何やってんだろうね。国民の負託を請けているという自覚や誇りというものが、こいつらにはないのかねえ・・・なんてないものねだりしちまう火曜の朝であった。
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