http://www.asyura2.com/16/senkyo215/msg/764.html
Tweet |
再軍備への好機なのか?(C)共同通信社
トランプ勝利を口実に 安倍政権が狙うは「改憲と国防軍」トランプ大統領で何が起こるか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/193595
2016年11月11日 日刊ゲンダイ P3 文字お越し
米大統領選の大番狂わせに、日本のメディアは「安倍政権は動揺隠さず」の大合唱だ。ドナルド・トランプ(70)は選挙期間中に思いやり予算の増額を求め、在日米軍の撤退論にまで言及した。それを踏まえ、「日米同盟が揺らぎかねない」ともっともらしく報じるのだが、相手は天皇の生前退位すら憲法改正の“ダシ”に使おうとする政権である。
すでに自民党内の右寄り議員からは、「トランプが勝ってよかった」との声が聞こえる。安倍政権のホンネは、新大統領が日米安保体制を見直し、この国を守ってくれなくなれば、しめたもの。在日米軍の撤退論を奇貨として一気に憲法草案に示した「国防軍」の創設に動き出し、「日本を守るために」を口実に改憲を発議しかねない。
■トランプ大統領誕生はチャンス
何しろ、天皇制復活と再軍備を求めるウルトラ右翼の復古主義団体「日本会議」に支えられた政権だ。日本会議の中には、現行憲法は占領期に作られたから無効だとして、「明治憲法の復元」といった極論を唱える人まで存在する。
いわゆる「押しつけ憲法」論を支持する安倍首相にすれば、トランプ大統領の誕生は二度とないチャンス。祖父・岸信介元首相の悲願だった「自主憲法の制定」と「自主軍備の確立」を成し遂げるためには、大きな前進だと思っているのではないか。
「今の日本の財政状況で、軍事費拡大を招く国防軍の創設など、もっての外。将来の人口減社会を考慮すれば、そんな余裕はありません。むしろ、安倍政権はこれ以上、防衛費を増やさぬように平和外交に努め、中国を筆頭にアジア諸国との関係改善を図るべきです」(政治学者・五十嵐仁氏)
「日米同盟の弱体化」を懸念する報道にダマされてはいけない。警戒すべきは、国防軍創設へのキナ臭い動きだ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK215掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。