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トランプ時代に日本のリベラルはどう対応するのか
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2016-11-09 反戦な家づくり
今 日本時間で2016年11月9日14:27だ。
各紙さまざまな予測を出しているが、クリントンは優勢州、接戦州を全部取っても1人足りない。
もはやトランプの勝利は間違いなさそうだ。
私は二つの理由でクリントンよりはトランプがマシと思っている。
トランプは世界の警察を辞めたがっているので大戦争の可能性が下がるというのが一つ。
日本は「隷属か独立か」を迫られる方がいいというのがもう一つ。豊かで平和な従米という特殊な時代は続かない以上、過酷な現実は可視化した方がいい ということだ。
1960年代から80年代のような、属国でありながら信じられないような経済的な繁栄と、戦争のない平和と、そこそこの人権と自由を享受していた時代が、いかに歴史的に特殊な時代だったかということが、失われつつある今になって自覚され始めた。
最初にそれに気が付いて、対応し始めたのは、その関係にガッツリしがみついてその利権で生きてきた連中だった。
小泉・竹中に始まり、安倍に続く自民党とそれに連なるものたち、すなわち積極的従米派だ。
一方、自民党に反対する、いわゆるリベラルの側は、急変した自民党の言動に戸惑い、怒りつつも、その背景となる時代の変化に気が付かなかった。あるいは、気が付かない振りをした。
なぜなら、リベラル派の依拠してきたのは、戦後民主主義であり、平和憲法であって、それらの存在を可能ならしめていた、特殊な幸福な時代が終わりを告げていることを正視できなかったからだ。
日米安保反対を言いながら、心のどこかで、在日米軍や核の傘をあたりまえのものと感じ、その前提で非武装中立を唱えてはいなかったか。
例え可能性は低くとも、侵略される可能性を、根拠無く完全に排除した議論しかしてこなかったのはなぜか。
トランプに「嫌なら独立してもいいんだぜ」と言われたら、リベラル派はその現実にぶち当たることになる。
その時、道は3つしかない
ひとつ 積極的従米派と同じように、隷属の道を選択する
ふたつ 現実から目を背けた宗教的な平和教になる
みっつ 独立と反戦を両立させるリアルな方法を必死に考える
私はリベラルが嫌いなのではない。
大事な仲間だと思っている。
しかし、このまま行くと、きっとふたつ目の道を進んで行ってしまうのではないか。
共に三つ目の道を進んでもらいたい一心で、あえて耳に刺さるようなことを書いている。
トランプ時代は、「良い時代」では決して無く、「見える時代」「分かる時代」であって、「自分で判断して良い時代にしていく可能性が生まれる」と同時に、「座して待てば最悪になる」時代でもある。
日本独立・絶対反戦
今こそ、正面からこのテーマを考えなくてはならない。
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