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四面楚歌の安倍外交を見事に揶揄した一枚の風刺漫画
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1Nov2016 天木直人のブログ
いまから3か月ほど前、私は取材に応じ、安倍外交は必ず行き詰まると語ったことがあった。
その詳細は「マスコミ市民」(NPO法人マスコミ市民フォーラム発行 03−6909−1273 編集人 石塚聡090−4384−4585)10月号に掲載されているが、その後の安倍外交は、私の予想をはるかに超えたスピードでますます四面楚歌になりつつある。
私が1時間以上かけて語り、それを3000字ほどの文字にした内容を、一枚の絵で語りつくした秀逸な政治風刺画を、きょう11月1日の東京新聞にみつけた。
それは佐藤正明氏が描いた「日本のハロウィーン」と題する漫画だ。
両手で耳をふさぎ、しゃがみこんで「キャー」と悲鳴をあげている安倍首相とおぼしき人物が描かれている。
その背後を並んで囲っている人物は、ドゥテルテ大統領、金正恩総書記、トランプ米国大統領候補、プーチン大統領、習近平主席と思しき面々だ。
説明は不要だろう。
いずれも安倍外交の思いにならない言動を繰り返す人物ばかりだ。
しかし、この秀逸な風刺画の中で欠けている人物がいる。
それが朴槿恵大統領だ。
おそらく佐藤氏がこの風刺画を描いた時点では、まだ朴槿恵大統領はいまのような危機に直面していなかったに違いない。
実際のところ、安倍外交の最大の誤算は、朴槿恵大統領のあまりに急激な失墜だ。
安倍外交に与えるその打撃は計り知れない。
慰安婦問題の不可逆合意も、北朝鮮を睨んだ日米韓軍事同盟強化も、そして12月に安倍首相の議長役で開こうとしていた日中韓首脳会談も、すべて吹っ飛んでしまった。
何よりも米国のアジア・リバランス政策が破綻する。
安倍外交の寄りどころが根本からぐらつくのだ。
佐藤正明氏が次に描く風刺漫画は、果たしてどのようなものになるのだろう。
佐藤さん、楽しみにして待っていますよ(了)
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