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(10月22日、TBS報道)
〔高江住民の本音〕
ヘリパッドに囲まれる形になる沖縄・東村高江。この地区には農家が多く、パイナップルを主に生産している。
今回、報道特集では高江地区のすべての家を訪問しヘリパッド建設に関するアンケート調査を行った。
18歳以上の住民110人の内、78人から回答を得た。このアンケートの結果から見えてきたのは、ヘリパッド建設によって生活に直接影響を受けている地元住民の切実な悩みだ。
賛成・反対では、賛成:1人、反対:58人(74.4%)、その他:19人と答えた。住民が上げた反対理由のなかで最も多かったのが、オスプレイの飛行による騒音だ。高江の静かな夜、突然その音が現れる(今年6月、午後10自前の映像と騒音を住民が撮影)。
比嘉憲福さん(80)「ワンワンワンワン凄い音が出る。たまには午後10時30分まで飛ぶ時もある。そんな時は眠ることができない」
アンケートでも一部のヘリパッドの完成後、騒音が多くなったと感じる村民は6割以上(65.4%)に上った。
喜友名朝栄さん(74)は普天間基地付近に住んでいたが、騒音に悩み30年ほど前に高江に移り住んできた。
ヘリパッドがすべて完成したらどうなるのか。
喜友名「うるさいことは眼に見えている。いくら日本政府が住民の上を飛ぶなといっても米政府には通じない」
ヘリパット建設による環境破壊も住民が反対する理由の一つだ。高江の集落を包み込む「やんばるの森」には、絶滅の危機にある動植物が多く生息している(リュウキュウウラボシジミ、オキナワシリケンイモリ、ノグチゲラ)。
やんばるの森で進むヘリパッド建設の様子を捉えた映像がある(9月26日)。建設資材の搬入路などの確保を理由に伐採される予定の立木は、約2万4千本に上る。
大量の伐採によって懸念されるのが、森の生き物が好む湿気の喪失だ。
桜井国俊(沖大・名誉教授)「切り開くことによって風が入って道路沿いに乾燥が始まる」
そこへ追い打ちをかけるのが「オスプレイが吹き付ける下降気流、この下降気流は、普通の空母では甲板が焼けるほど熱い。低空で訓練して熱風が吹きつけるわ、乾燥して焼けてしまうわ、低周波音の騒音では、そこに暮らしている人たちはもちろん生き物も耐えられないと思う」
さらに悪影響は森だけに止(とど)まらないという。
桜井「赤土対策は、沖縄での公共工事では義務なのだが、こんなスピードでやっていたのでは赤土対策など出来ないだろう。この後、雨がどっと降れば赤土が大量に周りの海にながれて珊瑚をダメにする事態が大いに危惧される」
国は高江住民の声にどれだけ耳を傾けてきたのか(座り込みを機動隊が排除する映像)。
政府から住民への説明については、十分なされている:1人、十分なされていない:68人(87.2%)、その他:9人となっている。
これまで3回行われてきた住民説明会も6年前を最後に行われていない。
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