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2016年10月27日 「ジャーナリスト同盟」通信
<極右首相を手なずけたドゥテルテ!>
フィリピンのダバオで20年市長を歴任、その間の政治手法を現在駆使しているドゥテルテ大統領は、法律家のいい知恵を活用して実に賢い。彼こそ売国奴の正反対である愛国者なのだ。列強の植民地支配を完全排除して、それによる貧困国からの脱却を図ろうとしているのであろう。10月26日は東京で極右首相と会談、彼の大好きな「法の支配」を口にして、南シナ海問題を煙に巻いた。
<「米のポチ」返上は2年以内>
他方で、講演で「米軍を2年以内に排除する」という意志を表明して、東京のポチをあざけって見せた。
フィリピン国民は、一度はスービックの米軍基地を排除した実績がある。2014年の米比軍事協定を廃棄するためには、話し合いでもって2年かかる、といいたいのであろう。沖縄も見習うべきだ。
彼がワシントンに怒りの矛先を向ける理由も、講演で打ち明けた。フィリピンの正義と誇りを傷つけられたことだった。9月6日というと、ラオスでのASEAN首脳会談が開催されていた。予定の米比首脳会談が急きょ中止になった。直前に「売春婦の息子」という激しい怒りの発言が原因となったものだが、その前にワシントンが植民地支配者よろしく、ドゥテルテのやくざ壊滅戦争に釘を刺してきたためである。
フィリピンの貧困原因は、やくざによる覚せい剤・麻薬汚染と関係している。やくざに牛耳られるフィリピン社会を健全化するためには、やくざを日本のように放任することは出来ない。やくざによる麻薬汚染は、政府の役人から警察などあらゆる階層に浸透している。犯罪社会そのものである。
昨日、日本のフジテレビが初めてダバオの現在を報道していたが、ドゥテルテ人気は圧倒していた。自警団も組織され、女性はレイプの恐怖から安心して暮らすことが出来ていた。やくざ退治がフィリピンを独立させる、貧困から抜け出せる決め手なのだ。理解できない日本人は、マニラに行くといい。
ワシントンは、そのことを理解しないで「やくざの人権擁護」に走ってしまった。
<貧困解消策は女性の敵・やくざ退治にある!>
貧困解消作戦は、まずは国内の治安回復にある。麻薬で市民社会に浸透しているやくざ犯罪組織を壊滅することが、その根本となる。日本もやや似ていることに気付くべきだろう。筆者が、木更津レイプ殺人事件(2014年4月28日)を徹底追及する理由ともなっている。
やくざは女性をレイプして外国人観光客に提供、あまつさえ日本など外国やくざに売春婦として送り込んでいる。そこに麻薬が付着しているため、当局も手が出せなかった。
その渦中に米軍兵士の姿もあった。ドゥテルテにとって、米兵もやくざと同類なのだ。まさにフィリピンの沖縄化である。4月28日の沖縄での、元海兵隊員によるレイプ殺人も、フィリイピンでは珍しくない。
事情通にとって、フィリピンは最も危険な観光都市だった。
<レイプ事件を封じる女性人気>
東京でのドゥテルテ人気は圧倒的だった。彼の姿を一目見ようとフィリピン人女性が滞在先のホテルに押しかけた。これには「暴言大統領」と偏見報道をしてきた、日本のテレビ局も驚いたであろう。
彼は女性の敵である、やくざを叩きのめしてくれる正義の黄金バットのような存在なのだ。政治家・役人・警察も恐れていたやくざを「壊滅する」という、その公約を実践してくれている。抵抗するやくざを射殺している。
まるでハリウッド映画の世界が、いまのマニラなのだ。
ドゥテルテに殺到したフィリピン人のほとんどが女性だった。その多くは、やくざの性奴隷となって日本に送り込まれた女性だったかもしれない。彼は女性にとって救世主なのだ。この点をワシントンは誤解してしまった。それは、ドゥテルテの誇りと正義を根こそぎ叩きつける行為だった。
「勇気ある英雄」「フィリピンの大義」をこき下ろす、欧米・国連に口撃・鉄槌を食らわせることに、なんらためらいなどない。日欧米メディアの批判など屁でもないのだ。
<取り付けた日中の経済支援>
賢い独立外交の本領は、中国とロシア、そして日本からの経済支援を勝ち取ったことである。日本は過去の過ちを少しでも反省する意味からも、フィリピン支援を惜しんではならない。
安倍に良心があるのであれば、軍事支援を止めて経済支援に絞るべきだ。軍拡予算を止めて、それを回すのが一番正しい。
<日本のやくざ情報入手か>
フィリピンやくざ退治も、根っこを絶たなければ本末転倒で、いつでも跋扈してくるだろう。そう、日本のやくざに支配されているのだから、日本警察のやくざ情報を手にする必要があるのである。
今回の日本訪問で、それも可能になったとみたい。フィリピンやくざ壊滅作戦は、日本やくざ退治と連動している。このことに日本人は覚醒する必要がある。
政治屋はやくざと手を切るしかない。言論界はやくざがらみの政治屋・芸能人を容赦してはならない。
やくざの覚せい剤に汚染されているのは、マニラどころか東京もそうなのである。日本警察もこの機会に覚醒すべきだろう。
2016年10月27日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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