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2016-10-25 03:33
昨日、安倍首相の盟友でもある自民党の下村幹事長代行が、と〜ってもいいお話をして下さった。(++)
野党が共闘して一本化すれば、自民党は小選挙区で86議席も減る可能性があるというのだ。 (゚Д゚)
『「(野党は)一本化、衆議院においてもしてくる可能性があるかもしれない。前回223議席獲得できたところ、137。86議席は小選挙区で勝てない可能性も統計上はある」(自民党 下村博文幹事長代行)(TBS16年10月24日)』
とりあえず、この数字をしっかり覚えておこう!(**)<野党幹部の人もしっかり覚えておいてね〜!(・・)>
* * * * *
実はこの数字の話、自民党が若手議員をハッパ(脅し?)をかけるために行なった「選挙塾」で出たものだという。
自民党で12,14年に当選した1〜2回生議員は、安倍自民党に追い風が吹く中(=民進党に超逆風が吹く中?)、特にすごく努力しなくても当選してしまった人たちが多いため、かなりのんびりしている人がいるようで・・・。
近いうちに解散総選挙があるかも知れないのに、彼らが相変わらず、地元での地道な活動などをやっていないことから、幹部クラスはハラハラ、イライラしている様子。^^;
候補者差し替えまで示唆して、お尻を叩き始めているという。(~_~;)
『当選1、2回の若手議員を対象に自民党が24日、国会内で開いた「選挙塾」で、萩生田光一官房副長官が「選挙で勝つ見込みがない、努力しない場合は(候補者)差し替えも辞さない」との言葉を安倍晋三首相の意向として紹介。次期衆院選に向けた選挙基盤強化の遅れにクギを刺した。
党幹部が差し替えを検討中だが、発言は安倍首相もそうした手法を認めていることを明かし、党内を強く引き締める狙いがある。選挙塾では、下村博文幹事長代行が野党共闘を想定した「単純な足し算」としながらも、「自民党は小選挙区で前回(追加公認を含め)223議席を獲得できたが、86の小選挙区で勝てない可能性もある」との試算を披露した。
官邸幹部もこの日、衆院選で2回連続で比例復活した現職は差し替えるべきだとの考えを明かしたうえで、「自民党には必ず厳しい時が来る。その時に絶滅してしまう」と述べ、危機感を強調した。(朝日新聞16年10月24日)』
『「選挙に勝つ気のない人、努力しない人、当然『差し替え』とか私が言わなくても地元から(声が)起こってくる」。自民党の二階俊博幹事長は18日の記者会見でこう述べ、次期衆院選で苦戦が予想される若手の現職国会議員に党公認を出さず、候補者を差し替える可能性に言及した。(中略)
自民党は2012年、14年の衆院選で大勝。「風」を受けて当選した若手の中には、選挙基盤が弱いままの議員もいるとされ、党内で問題視されている。与党推薦候補が敗れた新潟県知事選でも、地元の若手議員の地力の弱さを指摘する声が上がっている。(朝日新聞16年10月18日)』
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でもって・・・折角、自民党が「野党共闘による候補者一本化」を嫌がってくれてるのだから。しかも、若手がダレていて、万全な状態にないのだから。(++)
すぐに政権交代を成し遂げるのは難しくても、ともかくまずは自民党の議席を少しでも減らして、安倍晋三氏を首相の座から引きずりおろすことが、日本の平和、一般国民の生活や利益のために、何より大切なのだから。(**)
野党の幹部、議員の人たち、とりわけ民進党の幹部の人たちには、よ〜く考えて欲しいと強く言いたいmewなのだった。(@@)
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さて、もう一つ。mew的に、いい数字の話を。(~~)
NNNの世論調査によれば、駆けつけ警護などの新たな任務を、「加えるべきだと思わない」の方が断然多いとのこと。(・o・)
『NNNがこの週末に行った世論調査によると、国連平和維持活動のため来月、南スーダンに派遣される予定の自衛隊部隊に、駆けつけ警護などの新たな任務を加えるべきかについて、半数以上の人が否定的な考えを示した。
世論調査では、駆けつけ警護などの新たな任務を、「加えるべきだと思わない」が56.9%、「加えるべきだと思う」は27.0%だった。(NNN16年10月23日)』
でも、安倍内閣は、国民の意思などそっちのけで、どんどんと自衛隊の海外進出やアブナイ任務遂行を進めようとしているのだ。(ーー)
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安倍首相は23日、自衛隊の観閲式で訓示を行ない、安保法制や(駆けつけ警護)などの新任務に言及。さらに、「国際的な舞台で活躍してもらいたい」と海外進出を後押しするような言葉を送ったという。(-"-)
『安倍首相は23日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県新座市など)で行われた自衛隊観閲式で訓示した。
首相は、安全保障関連法に関し、「法制によって新しい任務が与えられる。尊い平和を守り抜き、次の世代へと引き渡していくための任務だ。そのことを肝に銘じ、平和の守り神として精強な自衛隊を作ってほしい」と述べ、備えに万全を期すよう指示した。
政府は11月にも南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸自部隊に、「駆けつけ警護」などの新任務を付与するかどうか検討している。首相は「今後も積極的平和主義の旗を高く掲げ、国際的な舞台で活躍してもらいたい」と語った。
観閲式は、陸海空の各自衛隊が毎年持ち回りで開催している。今年は隊員約4000人、戦車など車両約280両、航空機約50機が参加し、米軍の新型輸送機オスプレイも祝賀飛行を行った。(読売新聞16年10月23日)』
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同じ23日には稲田防衛大臣が、岩手県内の自衛隊の演習場に赴き、駆けつけ警護などの新任務の視察を行なった。(・o・)
実は21日に、稲田大臣がこんな会見をしているのを見て「はあ?あんたに習熟度とか判断できんの〜?」って思ってたのだけど・・・。
『稲田防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「あさって、訓練を視察し、同行する陸上幕僚長から専門的な説明や助言を得つつ訓練状況を確認する」と述べ、23日に岩手県にある演習場を訪れ、訓練の習熟度を確認することを明らかにしました。
そのうえで、稲田大臣は「駆け付け警護」などの新たな任務の付与について「部隊の練度に加えて、現地の情勢などを慎重に見極めながら、総合的に政府部内で検討していきたい」と述べました。(NHK16年10月21日)』
23日に訓練の視察を行なった後には、「私が見た範囲では、非常にスムーズにというか、しっかり訓練がなされている様子だった。隊長からも“日に日に練度が増している”(という話があった)」と評価していたとのこと。(TBS16年10月23日 *1)
<この時のしゃべり方が、小学生みたいな感じで、あまりにもたどたどしかったので、アンチ稲田ながらも心配になっちゃったりして。(>_<)
そもそも、本来どうあるべきかをアタマに置きつつ、何度か同じ訓練を見ないと、スムーズでしっかり訓練できてるかわからないんじゃん?(~_~;)>
また、『稲田大臣は部隊に訓示し、「すべてが初めてのことであり、これまでに数々の苦労をしたと思うが、駆け付け警護などにかかる一連の状況下における各種動作を整斉とこなしている姿を確認することができ、大変頼もしく感じた」と述べ』たという。(NHK16年10月23日)
<南スーダンの安全状況の視察に行った時もそうだけど。稲田大臣は、自分が見た狭〜い範囲に問題がなくて、関係者からもいい話をきくだけで、すぐに「大丈夫」って言えちゃうタイプなのよね。^^;>
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しかも、自衛隊は24日に、駆けつけ警護などの訓練を、メディアにも公開したのだけど。何と肝心の「武器の使用」は一切行なわなかったという。 (゚Д゚)
手の内を明かさないためというのは大義名分で、世論の刺激を避ける目的というのは本当のとこだろう。(-"-)
『陸自、駆け付け警護訓練=安保法新任務で初公開―武器使用は見せず・岩手
陸上自衛隊は24日、来月南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に派遣される部隊に対して、安全保障関連法に基づき付与される可能性がある新任務「駆け付け警護」と宿営地の共同防護の訓練を岩手山演習場(岩手県滝沢市)で、初めて公開した。
暴徒が周辺にいる建物から国連関係者らを自衛隊が救出するシナリオで行われたが、群衆に銃を構えるなど武器使用を想定した訓練は「手の内を明かすことになる」との理由で公開されなかった。
駆け付け警護では、暴徒などによる妨害を排除するために威嚇射撃もできる。正当防衛・緊急避難に該当する場合は危害射撃も可能だ。安保法制定をめぐっては自衛隊の武器使用拡大に反対する意見もあっただけに、武器使用場面の非公開は世論の刺激を避ける目的もあるとみられる。
訓練は11月に南スーダンへ派遣される予定の陸自第9師団(青森市)が実施した。駆け付け警護では、国連関係者が居住する建物周辺に、職を求める群衆が集まり暴徒化し、国連南スーダン派遣団(UNMISS)に救助要請があった事態を想定。銃を携行して救出に向かった陸自隊員は、軽装甲機動車に防護されながら国連関係者がいる建物に前進。盾などを使って暴徒を排除し、国連関係者を救出した。(時事通信16年10月24日)』
* * * * *
果たして、安倍首相やタカ派らの「自衛隊をもっと海外で仕事をさせたい。武器使用もできるようにさせたい」(そのウラには、血を流さないと国軍として一人前じゃないとの思い)という考えだけで、こんな風に安易に新たな任務や危険な武器使用を認めていいのか・・・。
心底から憂慮しているmewなのだった。_(。。)_
THANKS
*1
駆けつけ警護 緊迫の訓練を初公開、最終判断へ
TBS系(JNN) 10月24日(月)19時1分配信
23日、岩手県入りした稲田防衛大臣。政府は南スーダンでのPKOに参加する自衛隊に対し、安保関連法で可能となった駆けつけ警護など新たな任務を付与するか検討していますが来月、派遣予定の部隊を視察したのです。
「全てが初めてのことであり、これまでに数々の苦労をされたことと思います」(稲田朋美防衛相)
そして、防衛省は駆けつけ警護などの訓練を報道陣に初めて公開しました。
「駆けつけ警護の訓練です。建物に閉じ込められたPKO関係者を救出するというシナリオで、自衛隊員が盾で説得しながら暴徒を押しています」(記者)
24日、公開されたのは安保関連法で認められた「駆けつけ警護」などの新たな任務を想定した訓練。「駆けつけ警護」とは国連職員や他の国の兵士などが武装勢力に襲われたとき、自衛隊が武器を携えて、駆けつけ助けることです。89式小銃を手に駆けつけた部隊が「暴徒」役の隊員らを押し返し、外国の「PKO関係者」役の隊員らを救出するという流れの訓練が行われましたが、24日の訓練では「手の内を明かすのは適切でない」として、実際に武器が使用されることはありませんでした。実は稲田防衛大臣は23日夜、非公開で行われた武器を使用した訓練を視察しています。
「今日、私が見た範囲では非常にスムーズというか、しっかり訓練がされている様子でした」(稲田朋美防衛相)
訓練の習熟度が十分かどうかは、新任務を付与するかどうかの判断材料となります。もう一つの判断材料は現地情勢で、稲田大臣が今月初め南スーダンを視察しました。
「7月の衝突はあったが、(治安が)落ち着いているということを目で見ることができ」(稲田朋美防衛相)
新たな任務を付与することに向けて、準備は着々と進んでいるようにみえますが、ここに来て政府内で不安の声が聞かれるようになりました。
「安保関連法に“戦争”というイメージがつき、野党だけでなく与党も冷静に法律の内容が理解されていない」(防衛省幹部)
国会で安保法制や新任務の付与について、本質的な議論ができていないのではないかというのです。
「端的に聞きます。リスクは増えるんですか、減るんですか」(民進党 緒方林太郎衆院議員【衆院予算委 今月12日】)
「新たな任務が加わるからといって、単純にリスクが増えるというものでは、ありませんということでございます」(稲田朋美防衛相)
「おかしいと思いますけれども、これで質問を終わらせていただきます」(民進党 緒方林太郎衆院議員)
自民党の会合でも新たな任務の付与について慎重な声が出たほか、国民の理解が進んでいないなどの懸念の声があがりました。政府は、部隊が南スーダンに出発する来月20日ごろまでに、最終的な判断を下すことになります。(24日16:45)
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稲田防衛相、自衛隊の新任務訓練を初めて視察
稲田防衛大臣は、安全保障関連法で可能となった「駆け付け警護」などの自衛隊の新しい任務の訓練を初めて視察しました。
訓練は、来月から南スーダンでのPKO=国連平和維持活動に参加予定の青森の陸上自衛隊第9師団を中心とした部隊が参加し、視察も含め非公開で行われました。
稲田大臣は、安保関連法で可能となった、離れた場所にいるPKO関係者を武器を使って救出する「駆け付け警護」や、他国軍と宿営地を共同防衛する訓練を視察したということです。
「私が見た範囲では、非常にスムーズにというか、しっかり訓練がなされている様子だった。隊長からも“日に日に練度が増している”(という話があった)」(稲田朋美防衛相)
稲田大臣は、新しい任務の付与について「ほかの視察の結果や治安情勢を総合的に判断し、政府全体で決める」としています。(TBS24日00:25)
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