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2016-10-23
とうとう台湾が、原発全廃への道を歩む。
理由は、あの福島第一の事故を受けてと言うからすごい。
>台湾が原発全廃へ 福島第一事故受け、25年までに停止
朝日新聞デジタル 10月22日(土)21時3分配信
>台湾の蔡英文(ツァイインウェン)政権が2025年に「原発ゼ
ロ」にすることを決め、行政院(内閣)は、再生エネルギー事業
への民間参画を促す電気事業法の改正案を閣議決定した。
太陽光と風力発電を中心に再生エネの割合を20%まで高め
ることを目指す。東日本大震災後の反原発の民意を受けたも
ので、改正案は近く立法院(国会)で審議に入り、年内の可決
を目指す。
台湾政府の決断は惚れ惚れする。
他国の大事故を他山の石として、自国のエネルギー政策を見
直す。
出来るようでできる事ではない。
が、決断すればできない事はないという証のようなものだ
大事故を引き起こした我が国は、検証らしい検証すらせず、事
故の後始末もできていないのに、のど元過ぎれば熱さ忘れるを
実証するように、原発再稼働躍起になっているのが自民党政
権で。。。。
大体が、2012年衆院選では、”原子力に依存しない経済・社
会構造の確立を目指す”と公約に掲げている。
ところが圧勝したとたん、豹変するのがこの自民党の伝統芸
で、今では原発推進に変わってしまっている。
>世界的にはドイツが2022年までの原発全廃を決めるなど、
欧州を中心に脱原発の動きがある
ドイツは第二次世界大戦をきちんと総括して、ヒトラー政権の
犯罪を見逃していない。
戦後70年たっても虐殺に関わった人物が捕まったと報道され
ていたりするし、原発に対しても2022年までに全廃へと方向
性が決まっている。
情けないのは日本の原発政策で、世界に名だたる地震国家
で、世界的な大事故も起こしているのに、それでも再稼働を強
引に推し進める自民党政権。
まったくこの党は、いつまでたっても既得権益者の代弁者で。。
原発が無くてもエネルギーは足りていることが立証されてい
るにもかかわらず、原発再稼働をごり押ししているが、他国を
見習うという事がなぜできないのか。
廃炉ビジネスだってあるし、そのビジネスだって相当長い年月
需要があるわけで、原発立地地域だってそれほど損はないと
思うが、地元はこぞって反対する。
原発だって耐用年数があるのに、これだけ延長延長で使い続
けて何か事故があった時は、どうするつもりなのか。
延長延長で耐用年数を伸ばした結果事故が起きたら、政治の
責任問題になるし、人災になることを肝に銘ずべきだ。
二進も三進もいかなくなる前に撤退する選択肢はないのか。
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