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有権者が鉄槌 野党共闘の重要性を改めて示した新潟県知事選 日本外交と政治の正体
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2016年10月21日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し
蓮舫代表(右)と米山氏/(C)日刊ゲンダイ
新潟県知事選で、共産、自由、社民の3党が推薦した米山隆一氏が、自民、公明推薦の森民夫氏を破って初当選した。
東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働が争点となった今回の知事選。メディアの出口調査でも、約4割が投票時に最も重視した政策課題として「原発再稼働の是非」を挙げ、このうちの8割余りが「慎重派」の米山氏に投票した。当初は圧勝とみられた与党候補に野党候補が勝った意義は大きい。
もっとも新潟では、7月の参院選でも同様の動きが見られた。野党統一候補の森裕子氏が、自民現職に競り勝ったのだ。知事選でも、この流れが続いたとみていい。
民進党の支持団体である連合は与党候補を支援し、民進党は「自主投票」となった。しかし、選挙終盤に蓮舫代表が自らの判断で新潟に入り、米山氏の応援演説に立った。選挙に勝利したことで、蓮舫代表の判断は正しかったことになり、他の民進党議員も自党の存続、拡大のためには野党共闘しかないと確信しただろう。対象的に連合依存の議員の発言力が低下するのは避けられない。
安倍政権は@原発の再稼働A集団的自衛権で自衛隊を米国戦略のため海外に派遣するBTPP批准C憲法改正D消費税引き上げ――など、日本を崖っぷちに追いやろうとする政治を進めている。国民からは「おかしい」という声が沸き起こっても不思議じゃないが、今の大手マスコミは安倍政権の御用機関と化し、批判勢力の声はなかなか広がらない。
しかし、新潟県知事選では、少数野党でも力を結集すれば勝てるという道筋を示したのだ。この流れは、今後の政局に大きな影響を与えるひとつの節目になるだろう。民進党などの野党が、安倍政権の政策に対する明確な対立軸を示せば必ず国民は支持するだろう。これ以上、自公政権に好き勝手な政治をさせてはならない。
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