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今度は水銀検出 “毒まみれ”の豊洲市場は取り壊すしかない 解除できるのか 豊洲“時限爆弾”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/191966
2016年10月17日 日刊ゲンダイ
平田座長も視察した地下空間から指針値の7倍の「水銀」が(C)日刊ゲンダイ
豊洲新市場への移転中止は決定的だろう。青果棟の地下空間の大気中から、国が定める指針値の7倍もの「水銀」が検出された問題。青果棟では地下水から環境基準を超えるベンゼンやヒ素も検出されており、仲卸棟と卸売棟をつなぐ「連絡通路」地下にも高濃度のベンゼンやシアンが残留している。これだけ汚染がヒドイと、「生鮮食品」を扱える場じゃないことは子どもだって分かる。もはや豊洲新市場は「取り壊し」しかない。
「微量で、今すぐ急性症状が出る値ではない」
15日に東京・築地市場で開かれた土壌汚染対策の有識者からなる専門家会議。青果棟地下で検出された水銀について、内山巌雄京大名誉教授はこう言っていた。
どこかで聞いたフレーズと思ったら、福島原発事故の直後、当時の枝野幸男官房長官が繰り返していた「直ちに人体に影響はない」と同じ。とても信用できない。
■手足マヒ、歩行困難に陥る恐れも
それに水銀といえば、1950年代に起きた「水俣病」の原因物質だ。史上最大級の公害病といわれ、いまだに運動失調や聴力障害、言語障害などの後遺症に苦しむ患者が多くいる。そんな猛毒物が微量でも大気中に漂っている場で「生鮮食品」を扱うなんて、正気の沙汰じゃない。日本環境学会元会長の畑明郎氏もこう言う。
「豊洲で検出された水銀は無機水銀と呼ばれるもので、水俣病の原因物質となった有機水銀より毒性は低い。しかし、20〜30年吸い続ければ、体内に蓄積され、最悪、脳の中枢神経がやられて手足がマヒし、歩行困難に陥る恐れがあります。地下空間に長時間居続けるのは危険です。また、現在は低濃度かもしれませんが、大地震が起きて豊洲の地盤が液状化すれば、地下深くに残存する汚染水が地下空間に上がり、濃度がさらに高くなる可能性もあります」
気化した水銀が地下空間の天井部分から地上に漏れ出し、建物の中に侵入、充満することだって考えられる。専門家会議の平田健正座長は、仲卸棟と卸売棟の連絡通路地下の有害物質について「従来の対策を検証する」などと悠長なことを言っていたが、そんな毒まみれの危ない場で誰が働くのか。
「地下の土壌から有毒物質が上がってくるのを止めるには、地下空間にしろ連絡通路下にしろ、最低でも分厚いコンクリを張り直す処置が必要です。それを実行するには今の建物を取り壊し、地面に張られたコンクリを全て剥がすなど、一から対策工事をせざるを得ないでしょう」(建築業界関係者)
もはや、現状のままで豊洲新市場を開場するのは無理。一刻も早く建物を立ち入り禁止にして、全面取り壊しにするしかない。
6000億円もの血税がつぎ込まれた巨大な「廃虚」が豊洲に誕生するのも時間の問題だ。
今度は水銀検出 “毒まみれ”の豊洲市場は取り壊すしかない https://t.co/bsnM7UldN8
— 毬谷友子 (@mariyatomoko) 2016年10月17日
生鮮食品を扱える場じゃないことは子どもだって分かる。
15日、土壌汚染対策の有識者からなる専門家会議。内山巌雄京大名誉教授:談
「微量で、今すぐ急性症状が出る値ではない」
先延ばしをすればするほど、事態は悪化し被害は増大する>>>今度は水銀検出 “毒まみれ”の豊洲市場は取り壊すしかない https://t.co/jb9qgKJhUO #日刊ゲンダイDIGITAL
— 小川修二 (@seitaishuan) 2016年10月17日
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