http://www.asyura2.com/16/senkyo214/msg/532.html
Tweet |
新潟知事選挙の結果が動かす今後の政局
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/10/17/post-5562/
17Oct2016 天木直人のブログ
きのう10月16日に行われた新潟知事選挙は、共産、社民、自由(生活)が推薦する候補者が、自公が推薦する候補を破るという衝撃的な結果となった。
これが今後の政局に影響を与えないはずがない。
当然ながら私が実現しようと考えている新党憲法9条構想にも影響を与えざるを得ない。
しかし野党共闘が息を吹き返し安倍自公政権を追い込むことができるか。
私はそうは思わない。
それどころか政局はさらなる混迷に突入すると思う。
私がそう思う理由はいくつかある。
ひとつは、今度の新潟知事選は、安倍自公政権の敗北と同時に、野党第一党の民進党とその後ろにある連合の敗北でもあるからだ。
これからの動きは民進党を入れた全野党の共闘にはならず、むしろ民進党は分裂含みで動き、その一方で共産、社民、自由(生活)の共闘が一致団結して進む保証はまったくない。
二つには、今度の新潟知事選の勝利は反原発のワンイシューの選挙だったからだ。
反原発だったら誰でもいいのか、どんな政党でもいいのか。そうではないだろう。
反原発党というものが出来ればそれなりに奏功するかもしれないが、やはりそれだけでは政治は動かせない。
三つ目には、既存の野党やその政治家がいまさらどう動いても、国民の頃を揺さぶることはできないと思うからだ。
既存の政治家の中に、野党共闘の先頭に立って成功に導ける、みなが納得する人物は見当たらず、手柄争い、主導権争いとなる。
四つ目に、これが一番重要なところだが、小池新党の動きから目が離せない。
きょう発売の週刊プレーボーイ最新号(10月31日号)に小池新党の動きに関する極めて興味深い記事がある。
一言で言えば豊洲解散選挙を仕掛けるという記事だ。
自民党都議に支配されている東京都議会を支配するには新党しかなく、それを仕掛けるという。
候補者には左翼の宇都宮弁護士を含めた、あらゆる人物を擁立することを考えているという。
小泉元首相と話し合っているという。
もし小池百合子が今度の新潟知事選の結果を見て、脱原発で小泉元首相の協力を得れば、小池新党は安倍政権に代わる国民政党になれる。
つまり自民党政権に代わるあらたな保守政権ができるということだ。
これは何を意味するか。
安倍政権がもう少し民意に耳を傾ければ、長期政権おのずと転がり込んでくる。それがわからない安倍首相は愚かだということだ。
かねてから小泉元首相が言ってきたことだ。
それを小池・小泉連合がやるというわけだ。
もっと極端に言えば、共産、社民、自由(生活)の主張することを小池百合子が取り込む、しかし決して左翼政権にはならない、ということだ。
日本国民は左翼政権は受け入れない。
保守政権が左翼のいう事に耳を傾ければそれでいいのだ。
それを小池百合子はやろうとしているのだ。
私はそれでいいと思う。
しかし小池百合子には、おそらく、出来ない事がある。
それは、憲法9条を日米同盟に優先させて、世界に掲げる事である。
そして対米従属の日米同盟から自主、自立しなければ、日本の未来は開けない。
それを正面から唱えて実行に移す。
そういう保守新党が必要である(了)
◇
新潟知事選野党勝利 次期衆院選へ共闘加速 共産存在感も民進ちぐはぐ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161017-00000054-san-pol
産経新聞 10月17日(月)7時55分配信
野党は16日投開票の新潟県知事選で、事実上の野党統一候補の米山隆一氏=共産、自由、社民推薦=が自民、公明両党の推薦候補を破ったことで、次期衆院選に向けた野党共闘路線を加速させる構えだ。ただ民進党にとって、支持母体の連合との足並みの乱れが露呈し、共闘路線が共産党主導で進むことへの懸念も広がりそうだ。
前面に立って米山氏を支援した共産党は16日夜、志位和夫委員長が党本部で記者会見し、「全国で野党と市民の新たな共闘を促す歴史的勝利だ」と強調。次期衆院選に向け野党間の候補者調整を急ぐ考えを示した。
自由党の小沢一郎代表も「安倍晋三政権打倒の一点で野党共闘を積極的に進める」との談話を出した。
民進党は今回、米山氏を推薦せず、「自主投票」で臨んだ。米山氏は民進党の衆院新潟5区の公認予定候補だったが、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非をめぐり、共産党とともに「再稼働反対」を明言したため、電力関係の労働組合を傘下に持つ連合新潟が反発。蓮舫代表は介入を避け、自主投票とした。
選挙戦では、共産党は志位氏ら幹部が新潟入りしたほか、地元党員が先頭になって米山氏のポスター貼りを実施するなど、前面に立って支援した。
民進党も自主投票とはいえ、前原誠司元外相が新潟県長岡市で共産党の小池晃書記局長と街頭演説を行うなど、新潟入りする国会議員も増加。蓮舫氏も投票日直前の14日になって急遽(きゅうきょ)支援に駆けつけ、共闘路線に近づいた。
米山氏は劣勢だった序盤情勢からの逆転勝利。野党共闘が功を奏した結果となった。新潟では7月の参院選も野党統一候補が自民党の現職に約2300票差で競り勝っており、今回も共産党票の“上積み効果”が確認された形となった。
野党は、ささやかれる来年1月の衆院解散・総選挙をにらんで、安倍晋三政権への攻撃を強める構えだ。ただ、民進党には蓮舫氏のちぐはぐな対応に「自主投票にしたのが間違い」(増子輝彦参院議員)などの不満がくすぶる。党幹部はバツが悪いのか、16日夜に選挙結果が明らかになった後も、表立ったコメント発表を避けた。このまま共闘路線が進めば共産党に主導権を握られかねない。(清宮真一)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK214掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。