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2016-10-16
安倍首相は、南スーダンでの戦闘行為に対して、武器を使って
殺傷、あるいは物を破壊する行為はあったが戦闘行為ではな
いという。
頑として戦闘行為を認めない。
安倍首相や稲田防衛相が、詭弁な屁理屈を総動員して南スー
ダンでは戦闘行為が行われていないとする、その南スーダンの
情勢がどんどん悪化している。
南スーダンで武力衝突が拡大し、1週間で60人が死亡したと報
道されているが、どこまでになったら戦闘行為と認めるのか。
>南スーダンで武力衝突拡大 自衛隊もPKO
日本テレビ系(NNN) 10月16日(日)1時26分配信
>日本の自衛隊がPKO(=国連平和維持活動)を行う南スー
ダンで武力衝突が拡大し、1週間で60人が死亡した。
>ロイター通信によると、南スーダン政府軍の報道官は14日、
政府軍と反政府勢力の戦闘などにより、過去1週間で少なくと
も60人が死亡したと発表した。
>南スーダンでは武力衝突が拡大していて、国連の南スーダ
ン派遣団も12日、「非常に懸念している」と声明を発表してい
る。
稲田防衛相は、国会で駆け付け警護について、”人道的観点
から対応可能な限度において行うものだ。新たなリスクが高ま
るわけではない”と断定している。
つい先日も南スーダンへの視察をしているが、現地滞在時間
がたったの7時間で、その緊迫度や危険度のなにが分かった
のだろうか。
自衛隊の幹部たちも、防衛相を危険にさらす筈もなく、一番
安全だと思えると所を案内しただろうし。。。。
安倍首相は、野党議員の質問にまたもに答えることなく、ただ
その場さえしのげば良いのか、”南スーダンでの衝突につい
て「武器を使って殺傷、あるいは 物を破壊する行為はあった
が、戦闘行為ではなかった”と危機感のかけらもない答弁を
している。
自衛隊員の命がどうなっても関係ないのか、首相・防衛相と
いかにも治安は安定しているかのような答弁をしている。
それが、南スーダンは完全に戦闘状態になっているような緊
迫した印象を受ける報道はなんなのか。。。。
安倍首相や稲田防衛相の発言とは全く違った世界が広がっ
ている。
政府の答弁は、自衛隊員の命をどこかに置いているかのよ
うな言葉遊びに終始しているが、本当にこれで良いのか。
そしていつまで南スーダンを戦闘行為をしていないから安全
だと言い続けるのか。
本来の自衛隊員は、道路等のインフラ整備や、敷地等の整
備の為に派遣されているのに、日本政府のごり押しで、武器
を持っての駆け付け警護までやらされるようになっている。
本来の目的から逸脱して自衛隊員の命まで危険にさらして
米国に気兼ねをする必要がどこにあるのだろう。。。
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