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TPP特別委員会の審議に入ったらTPPは成立させられる
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/10/14/post-5553/
14Oct2016 天木直人のブログ
きょうの各紙が一斉に書いている。
今国会最大の焦点とされるTPP承認案・関連法案について、衆院特別委員会は13日の理事懇談会で、14日に審議入りをすることを決めたと。
これでTPPの成立は確実になった。
審議の途中で野党が鋭い質問を連発して安倍政権を追い込むことができれば話は別だ。
安倍政権がまともに答えられず、野党が怒って審議をボイコットすれば話は別だ。
しかし、これまでの国会審議を聞いていると、野党の質問は凡庸で安倍首相を立ち往生させられず、安倍首相の答弁が無茶苦茶でも、野党は審議をボイコットしない。
そして、野党の中にはTPPに賛成の「日本維新の会」がいる。
TPP審議入りを報じるきょう10月14日の読売新聞が書いている。
「・・・与党にとって好材料は、日本維新の会がTPPを推進する立場な点だ。13日の自民、維新両党幹部による会談でも、維新が自民にTPPの早期審議入りを要請。維新の協力は『与党の強引な国会運営』との批判を免れ、野党分断にもつながるため、与党からは『本当に維新はありがたい』(自民党幹部)との声も漏れる」と。
これがいまの日本の政治の現実だ。
TPPの審議入りで、TPPがどんなに日本の国益に反する欠陥協定でも、TPPは成立する。
しかし、心配する必要はない。
もはやオバマには、TPPを米国議会に承認させる政治力も、やる気もない。
そしてウィキリークスが教えてくれた。
クリントンが大統領になれば、TPPの再交渉を求めてくると。
その時、日本には、もう甘利大臣も鶴岡首席交渉官もいない。
前回の交渉で身も心も疲れ果てた日本だ。
誰が大臣になっても、誰が首席交渉官になっても、日本に更なる譲歩を迫る米国の理不尽な要求に耐えられないだろう。
そして今度こそ日本国民は米国の不当な要求に反発するだろう。
板挟みになって馬鹿を見るのは安倍政権だ。
やりたいようにやらせておけばいいだけの話である。
腹痛になって逃げようとしても、今度こそ逃がしてはいけない(了)
◇
<TPP>14日審議入り 与党会期末成立目指す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161013-00000102-mai-pol
毎日新聞 10月13日(木)22時5分配信
与野党は13日、通常国会で継続審議となっていた環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案の審議を14日から衆院特別委員会(委員長・塩谷立元文部科学相)で始めることで合意した。17、18両日には、安倍晋三首相が出席して総括的集中審議を開くことも決まった。与党側は月内に衆院を通過させ、11月30日の会期末までの成立を目指す。
与野党は13日、特別委の与党筆頭理事を務める自民党の森山裕前農相、野党筆頭理事の民進党の篠原孝元副農相が午前から断続的に協議。民進側は当初、質疑の準備時間が足りないことなどを理由に週内の審議入りを拒否した。ただ、日本維新の会が自民党との幹事長・国対委員長会談で14日の審議入りで一致するなど野党の足並みが乱れたことに加え、民進側が要求した首相が出席する集中審議が2日間設定されたこともあり、折り合った。
14日の特別委は午前に3時間の質疑を行う。17、18両日は、首相と石原伸晃TPP担当相、岸田文雄外相、山本有二農相が出席して計10時間の集中審議を実施する。
TPPの協定文書と協定の概要説明書に和訳の誤りが判明した問題を巡っては、13日の衆院議院運営委員会の理事会で、薗浦健太郎副外相が陳謝し、誤訳部分に正誤表をつけることで野党側が了承した。
通常国会では、甘利明前経済再生担当相が「政治とカネ」の問題で1月に閣僚辞任したほか、当時の西川公也特別委員長が出版を予定していた著書にTPP交渉の過程の情報が含まれている問題などで野党が反発して審議がたびたび中断し、約23時間審議した時点で継続審議となった。
与党側は、衆院通過までに必要な審議時間を40時間程度と見込み、通常国会の23時間も加算することを想定。野党側は前国会の審議時間は白紙に戻すべきだと要求しており、依然対立している。
与野党はまた、消費増税再延期の税制改正関連法案について、18日の衆院本会議で審議入りすることも確認した。【高橋恵子、葛西大博】
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