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著書PRでハッスルの石原氏 豊洲聴取は「体調が…」の姑息
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2016年10月8日 日刊ゲンダイ
一事が万事、口先だけ(C)日刊ゲンダイ
菊池寛賞作家の山本七平は「一下級将校の見た帝国陸軍」の中で、無能な陸軍上層部にみられた「大言壮語」と「居丈高な振る舞い」を厳しく指弾していたが、この男にも陸軍の腐った体質がピタリ当てはまる。東京・築地市場の移転予定地である豊洲新市場問題のど真ん中にいる石原慎太郎元都知事のことだ。
「調査に協力する意思に変わりはなく、戸惑っている」――。6日、報道陣に対して急きょ、コメントを発表した石原氏。テレビ・新聞が「(石原氏が)都の聞き取りを拒否した」と報じたことに対し、慌てて反論したのだ。
石原氏は「年を重ねていて記憶が正確でないことに加え、このところ体調がすぐれない。(聞き取り調査の)時間や方法に配慮していただきたい」とし、「実務担当者に事情を聴いていただいた結果を踏まえ、書面で質問いただければ記憶を整理して誠意をもってお答えしたい」なんて言っているようだが、チャンチャラおかしい。
ちょっと前まで、石原氏は出版した田中角栄本をPRするために元気ハツラツでマスコミ各社を行脚していた。「正確でない記憶」に基づいて田中本を書いた――のであれば、角栄も草葉の陰で激怒しているだろう。要するに「公開聴取はイヤ。密室聴取ならOK」というのがホンネなのだ。どれだけ臆病者なのか。石原氏の“手口”はいつもこれだ。
都知事時代の2008年、新銀行東京の取り扱いが焦点になった金融機能強化法改正案について、参院財政金融委員会に参考人招致される可能性が浮上すると「呼ばれたら出て行く」とタンカを切ったのに、数日後には「(公務と)折り合いがつけば」といきなりトーンダウン。都議会民主党(当時)が「逃げるのか」と問うと「私は逃げも隠れもしない」と色をなして反論していたが、結局、参考人招致を欠席した。
今回も当初は「全面的に協力する」と威張っていたくせに突然、「体調がすぐれないから勘弁して」だ。この男は一事が万事、口先だけなのだ。政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。
「彼はもともと作家。虚構の中で生きてきた人物です。自分をいかに大きく見せるかが重要で、政策などは関心がない。確固たる政治信念がないから、後で説明を求められても答えられない。すべて人任せ。虚勢を張って生きてきたのだから仕方がありませんが、振り回される納税者はいい迷惑です」
「銀行は日本の恥を世界中にさらしているよ。みっともない」。都知事時代、システム障害が起きたみずほ銀行をバッサリ切り捨てた石原氏。今の自分の姿の方が、どれほど「みっともない」ことか。今度こそ「公開処刑」した方がいい。
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