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民進党は、自らの肉を切らせて安倍政権の骨を穿て
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4Oct2016 天木直人のブログ
もはや民進党がどんなに立派な国会質問をして安倍首相を追い込もうとしても、安倍首相は痛くもかゆくもないがごとくだ。
それほど民進党はなめられてしまった。
かくなる上は、民進党は自らの肉を切らせて安倍政権の骨を穿つ覚悟を固めて安倍首相を攻めるしかない。
どうすればいいか。
そのヒントは今週号の週刊プレーボーイに掲載されている「池田和隆の政界斬鉄剣!!!」の中にある。
今度の国会で安倍首相が最優先するのはTPPの批准だ。
そのTPPについて池田氏は次のように書いている。
「日本のTPP参加を唐突に言い出したのは、当時の菅直人首相です。しかし、彼に、日本の国益や外交戦略などという観念があるはずもなく、実際に政府を動かした中心人物は、当時の経団連会長、米倉弘昌氏でした・・・彼ら(日本の製造業)は今、労働力不足に悩んでいます。だったら日本人を正規雇用すればいいじゃないかと思うのですが、賃金の安い外国人労働者を雇いたいのです。移民を大量に受け入れ、雇用市場を自由化させたいのです。たったそれだけのために、日本の医療、保健、金融分野などは大損してもいいと思っているのです。自分たちだけが得をすれば、日本の国益も、自社の日本人社員さえも犠牲になっていいと思っている。国賊としかいいようがありません」
ここに書かれている事が本当かどうかは私は知らない。
しかし、池田氏が指摘しているように、「TPP問題の根幹は豊洲新市場と全く同じ構図です。TPPへの参加を、いつ、誰が、どのような国益を見込んで言い出したのか、その経緯も根拠もよくわからない。だから、将来TPPで日本が大損したとき、誰が責任をとるのか曖昧なまま」であることはまさしくその通りなのである。
そして、確かにTPPを突然言い出したのは民主党政権の菅直人首相だった。
ならば民進党は菅直人議員に国会で一部始終証言させ、民主党政権の誤りを認め、そして、何があってもいまここでTPP批准を早まってはいけないと国民の前で安倍首相に迫るのだ。
それにもかかわらず安倍首相が強行採決するのなら、その思惑は別のところにある。
そしてすべての責任はこれからは安倍首相にあることになる。
売国奴は安倍首相という事になる。
肉を切らせて骨を穿つと私が書いたのはそういう事である。
しかも、池田氏は書いている。
「(いまはクリントンもトランプもTPPに反対しているが)大統領選挙が終わってしまえば、どちらの候補者が勝ってもTPPに参加する方向に進むと思います。アメリカ全体の国益を考えれば、圧倒的に得なのですから」と。
その通りだ。
だからこそ今度の国会でTPP批准を急いではいけないのである(了)
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