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都知事選に敗れ普通の生活に戻った鳥越俊太郎「本気で勝てるとは思ってなかった」(週刊女性PRIME)
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/751.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 02 日 15:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

                  鳥越俊太郎にとっての「出会ってしまった運命の3冊」とは   


都知事選に敗れ普通の生活に戻った鳥越俊太郎「本気で勝てるとは思ってなかった」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161002-00008224-jprime-peo
週刊女性PRIME 10月2日(日)10時30分配信


鳥越俊太郎の出会ってしまった運命の3冊

 東京都知事選での奮闘が記憶に新しい鳥越俊太郎さん(76)に、自身にとっての「運命の3冊」を聞いた。

■『スフィンクス』(堀田善衛 著/集英社)

時代は1962年、アルジェリアの独立を背景にした中東、ヨーロッパが舞台の国際スパイ小説。第二次世界大戦の影が随所に見られる。

「この『スフィンクス』は、僕が社会人になりたてのころに読んだものです」

 1965年、京都大学文学部を卒業後、毎日新聞社に入社した鳥越さんが、最も影響されたのが、戦後活躍した小説家であり評論家としても知られる堀田善衛だった。『スフィンクス』は、中東とヨーロッパを舞台に、国際政治の暗部と謀略を描いた物語である。

「この本に出会って本当に打ちのめされました。人生観、世界観が大きく変わりましたね。それまでの自分は、なんて浅はかだったのかと思い知らされました」

歴史に名を残した人物の言葉の重み

 以来、新聞社の仕事をする傍ら、堀田善衛に没頭する。『海鳴りの底から』『広場の孤独』『時間・歯車』『ゴヤ』……。そしてあるとき、堀田の『方丈記私記』に巡りあう。

「鴨長明の『方丈記』は、高校時代に受験勉強で読んでいました。この堀田の『私記』は、戦中戦後、大震災や大空襲後の日本と、鴨長明が描いた鎌倉時代、災害や疫病、戦で荒廃した都を重ね合わせて描いたものでした。そのドキュメンタリーのすごさに触発され、鴨長明の『方丈記』を読み返してみようと思ったんです」

■『方丈記』(鴨長明 著/KADOKAWA)

枕草子、徒然草とともに日本三大随筆に数えられる中世隠者文学の代表作。世の変遷と心の不安の中で、無常感、諦観、天変地異などの惨状を描写。

《ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず》の書き出しで知られる中世文学の代表的な随筆『方丈記』との出会いは、20代の終わりだった。

「無常感や人の世の儚さが淡々と綴られていました。いつか終わりが来る人生、小さなことでジタバタしても仕方がない、と人生を見据えることができました。

 旅行に行くときはいつも『方丈記』の文庫本をバッグに入れていきます」

 '89年、活躍の場を新聞社からテレビの世界へ─。昭和が終わり、ベルリンの壁崩壊など世界の歴史が変わったときである。

「'91年12月25日、ソ連崩壊当日、僕はモスクワの赤の広場に立ってロシアの三色旗が上がるのを見て、“ああ、社会主義が終わっていくんだな”と感慨深く思ったのを覚えています」

 鳥越さんが3冊目に選んだのは、上下巻の大作、ミハイル・ゴルバチョフ著『ゴルバチョフ回想録』。

■『ゴルバチョフ回想録』(ミハイル・ゴルバチョフ 著/新潮社)

ソビエト連邦を解体、世界冷戦構造に幕を引き、世界の一大変革を引き起こした当事者が初めて激動の現代史の内幕とその半生を語る証言録。

「ソ連の共産党の中で出世し、書記長というトップに上り詰めた人物が、『再建』を意味するペレストロイカを提唱し、情報公開を推進して、共産党を解党させた。

 僕は本人にもインタビューしていますが、あの人がいなかったら違った世界になっていたでしょう。米国のブッシュ大統領と会談して東西冷戦を終結させたのは間違いなくゴルバチョフその人なんです。

 この本は読むのは大変だけど、ひとりの人間が歴史の中で大きな役割をすることがあるんだ、と実感できますよ」

「実は本気で勝てるとは思ってなかった」

 さて、嵐のような都知事選から2か月。今ではだいぶ落ち着いたのだろうか。

「選挙が終わったら“あ、終わった”と普通の生活に戻っていますよ。実は本気で勝てるとは思ってなかった。

 だって、選挙のずっと前から小池さんのパフォーマンスをテレビが追っかけていましたからね。自民党という大組織と戦うひとりの女性、伏魔殿という都議会と戦うか弱き女性というひとり芝居を見せられた。だから、もう決まってたんです」

 選挙後は、どんな本を読んでいるのだろうか。

「大河ドラマ『真田丸』を見るようになって、池波正太郎の『真田太平記』を読んでいます。小学2年生のころに貸本屋で借りた講談本を思い出しますね。ザラ紙で分厚くて、漢字全部にルビがふってあってね。懐かしいな」

<プロフィール>
◎鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)
ニュースの職人。1940年、福岡県生まれ。京都大学文学部を卒業後、毎日新聞社に入社。'88年、サンデー毎日編集長に。'89年、毎日新聞社を退社、テレビ・キャスターとして活躍する。近著に『食べてよく寝て鍛えなさい』(内外出版社)



















 

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コメント
 
1. 2016年10月02日 16:09:12 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-8044]
 鳥越氏と菅元首相の顔のつくりがよく似ている。弁だけは立つが政治や選挙で敢えて真剣勝負をしようとせずプロレスに徹しようとする性格も。

2. 2016年10月02日 16:30:41 : x77MXoyvl2 : w40XIxOzBhA[292]
「本気で勝てるとは思わなかった」とはどういうことか?
言い方次第で大炎上するヨ、鳥越さん。
 名乗りを上げた時点での興奮はその後の2週間でアレヨアレヨ・・・・・
 なぜか?
 やっぱり「体力勝負」だったんじゃないかな? 暑かったしなァ。 2週間は長かった。

 自分も「鳥越」と書いたがもう気持ちは「小池」だった気がする。
今は「がんばれ小池、まけるな小池」だよ。


3. 2016年10月02日 16:36:23 : voSnc4LrvM : k7JzP4WSgW0[1]
こういうことシレッと言ってしまう人は、ダメだと思う。期待したのに壊れてたのね。

4. 2016年10月02日 17:46:56 : 4wnaEWkfPM : Xyeda77IoQY[213]
長谷川豊並のバカであることが再確認された。実は当選するとたかをくくっていたのに、ボロ負けで自分自身の評価も決定的に地に落ちてしまったので、みっともなくて照れ隠しのつもりなのだろうが、やはり自己中のバカに付ける薬はない。

5. 2016年10月02日 17:57:23 : bwrO5XA8ug : FvLK_gZEW84[85]
宇都宮さんを叩いて鳥越さんを擁護してた人らの立場が無くなるだろうに。

必死になって失敗したと思われたら恥ずかしくて「本気で勝てるなんて思ってないよ?」と
言い訳してるんだろうけど、どれだけの人が動いたと思ってるんだろう。


6. 2016年10月02日 17:57:53 : GtKiigYRrE : J1zVX1W3Wag[62]
くずインテリの典型の物言い。
70数歳になって、この物言いとは、この人の人生は何だったのか。
(自戒を込めて・・・)

7. 2016年10月02日 19:04:34 : W5zVRRWDxg : zvFyTzwT1zg[1]
多分、鳥越は木曜日までは圧勝のつもりだったろうよ。
金曜日に、接戦になるか?
土曜日に、負けるかも?
日曜日はガクブル。

基本的にこれで合ってると思うよ。
だって、普通なら(スキャンダルあっても)負ける要素皆無だからな。
ずっと正義の味方面してテレビに出てたアドバンテージはでかいわ。

阿修羅掲示板では金曜日までは圧勝予測多かったな。


8. 2016年10月02日 19:38:52 : ol0uuU48aU : ri_4jrZkUPU[1]
(反安倍・反自公・反小池の立場から) 鳥越氏をけなしたり、勝てる気がしなかったと吐露したことを非難したり、いまだに宇都宮氏の出馬辞退を惜しんでいる人たちは、人たちは、仮に鳥越氏の代わりに宇都宮氏が出馬していたら、なおさら初めから当選可能性が皆無だったことをわかっていない。

なぜなら、鳥越氏自身の総括の通り、
> だって、選挙のずっと前から小池さんのパフォーマンスをテレビが追っかけていましたからね。自民党という大組織と戦うひとりの女性、伏魔殿という都議会と戦うか弱き女性というひとり芝居を見せられた。だから、もう決まってたんです」
だったのだから。

反動謀略組織の文藝春秋社などが、鳥越氏を標的とした昔のボツネタを蒸し返しての選挙妨害攻撃を仕掛けたことは、現実に鳥越氏が植民地既得利権体制の最大のライバルであったことを示している。

「悪名は無名に勝る」と言われ、(この板で「ズボンのボン」氏が度々コメントするように) 地上波テレビや全国紙を中心とする主流御用マスコミにたやすく誘導され、都知事選に石原氏を4選させたり、猪瀬氏に史上最高得票を与えたような多数派都民 (および安倍自民を圧勝させ続けているような多数派日本人) の民度を甘てはいけない。

また、どのような影響があったかは定かではないが、宗主国の意向も小池氏で決まっていたという情報もある。

https://twitter.com/magosaki_ukeru/status/758607969323888640
孫崎 享
‏@magosaki_ukeru
極秘情報、都知事選。(6月15日午前、舛添氏辞職願を都議会議長に提出、小池百合子氏6月29日に記者会見で知事選立候補の意向を表明した経緯の中)6月17日の段階ですでに、米国情報関係者周辺では「次はユリコね」という会話がされていました。
3:20 - 2016年7月28日

https://twitter.com/bilderberg54/status/757855014895259649
アルルの男・ヒロシ
‏@bilderberg54
やはり、安倍は小池支援か
1:28 - 2016年7月26日


9. 2016年10月02日 20:37:05 : ol0uuU48aU : ri_4jrZkUPU[2]
>>8 の訂正
誤:甘てはいけない
正:甘く見てはいけない

10. 一隅より[371] iOqL94Lmgug 2016年10月02日 20:55:17 : iyJ2MZrxS6 : topKgcEuDxs[65]
>>8

>宇都宮氏が出馬していたら、なおさら初めから当選可能性が皆無だった
>主流御用マスコミにたやすく誘導され・・るような多数派日本人
>宗主国の意向も小池氏で決まっていたという

誰も、それらの事実を否定したり、そこに問題があるということを否定したりしているわけじゃない。

一度は都政に関わろう、政治に口出ししようした人間が、後になってから、「実は本気で勝てるとは思ってなかった」などと言ってのけるその見識・品性を問題にしているのだ。


11. 2016年10月02日 21:34:19 : eP1roSitmg : fTPD2UhtnTo[29]
>「本気で勝てるとは思ってなかった」

小池氏のご活躍を見れば、彼女への敬意となると思います。
都民が選んだ都知事と都政を、バックアップしていく必要があります。

小池氏があそこまでできる理由を考えましょう。


12. 2016年10月02日 22:35:49 : fq2LET9Crc : Z1MVX8XlznI[115]
鳥越さんは「まさか野党の統一候補にこんな老人が選ばれるとは思っても見なかった。」
と言うべき。

鳥越さんも悪いが、一番悪いのは選んだ奴だ。


13. 2016年10月03日 13:09:18 : XVKfhVXN5A : l@kDGiFzo5s[1]
べつに驚くほどのことでは無い。
都知事選での小池圧勝は、有力候補者が出揃うのを待つまでも無く
誰の目にも自明のことであったし(一部のバカが鳥越で勝てると思い込んでいたようだが)
このインタビューにあるような鳥越の下劣な人間性自体も同様に自明のことであった。

我々が認識すべきは、鳥越を支持し応援していた政党・政治家・学者・文化人その他大勢
そして忘れてはいけない阿修羅住民の多くが政治的側面(政治センスと言ってもいい)において
極めて『無能』『マヌケ』であり、政治に関わること自体が真面目な国民にとって迷惑でしかないということだ。


14. 2016年10月03日 22:44:46 : ol0uuU48aU : ri_4jrZkUPU[5]
野党サイドへの分断工作は別として、可愛さ余って憎さ百倍なのか、鳥越氏も散々な言われようだな。

選挙期間中ならともかく、選挙後の総括として率直に当時の自分の悲観的な認識を交えて語り、その部分だけがタイトルとして強調されて記事になったくらいで、全人格まで否定されそうな勢いには驚かされる。
当時の客観的情勢は言わずもがなで、本心など言わぬが花とも言えなくもないが、言ったからといってそう咎められるべきとも思えない。むしろ、電通が筆頭株主であるビデオリサーチ社のみが提供する「視聴率」にも支配された御用メディアをあげて小池劇場を演出している中で、小池氏以外の候補者が本心から当選する気満々でいられる方がおかしいだろう。

また、安倍自公政権やその支持組織や御用メディアが大多数の国民に敵対しているという認識に立つなら、その大多数の国民の敵の支援を隠に陽に受けた小池氏や増田氏の人格や識見や能力が、大多数の都民・国民にとっての利益という観点から、鳥越氏に勝るとも劣らないとでも言えるのだろうか?

さて、鳥越氏や支持者・投票者をも非難している人たちは、大多数の国民にとって望ましくない二大有力候補者の小池氏と増田氏に対抗しうる候補者として、結局誰に投票すべきだったと考えているのか、さらに、そもそも鳥越氏の代わりに誰が立候補すべきだったと考えているのか、是非とも知りたいものである。
ただし、投票先を選ぶ際に、選挙の帰趨を左右しうる無党派・浮動票の動向を考慮することなしに、常に自分の政見上の理想に最も近い候補者に投票することは、死票として選挙権を無駄遣いする可能性を高めることでしかない。


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