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安倍首相にあって野党にないものー(天木直人氏)
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/741.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 10 月 02 日 11:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

安倍首相にあって野党にないものー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sp5kkv
2nd Oct 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks


先日、ある識者に面会を申し入れ、新党憲法9条構想について賛同を求めた。

 その時、その識者は、私の問いに直接答えることなく、次のように語った。

 安倍首相の強気の姿勢は、たとえそれが間違っていたとしても、批判にひるむことなく突き進む覚悟にある。

 その一方で、野党が安倍首相に勝てないのは、たとえ安倍批判が正しいとしても、

何としてでもそれを阻止しようとする覚悟のなさにある。

 国民はこれを見透かしているのだ。

 新党憲法9条が正しいとあなたがそれほど確信するなら、

人に頼ることなくたとえ一人でも行動を起こすべき時だ。

 まず覚悟を示さなければ人は動かない。

 それが正しければ必ずついてくる者は出てくる、と。

 私はこれを、これ以上ない励ましの言葉だと思って帰って来た。

 

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コメント
 
1. 中川隆[4265] koaQ7Jey 2016年10月02日 11:22:18 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4673]
>憲法9条は日本が世界に誇れる唯一、最大の至宝なのです。


こいつは米軍に占領されて植民地になっている今の状態を永遠に続けようとしてる売国奴だろ

アメリカは終戦の2年前の1943年の段階で日本には未来永劫自主防衛力は持たせないで、永遠に植民地として搾取し続けるという方針を決めたんだ

憲法9条は日本に未来永劫 自主防衛力を持たせない様にする為につくったのさ

日本はアメリカの仮想敵国で米軍は日本が独立するのを阻止する為に日本に駐留している 、憲法9条はその為にどうしても必要なのさ


日本政治を図らずも30年近く見てきて、いつも不思議に感じてきたことがある。

それは、「地方分権」と言われながら、いまだにすべての情報は中央、東京に集中し、内政における大枠の情報がほとんど東京に集中していることである。しかも国家主権にわたる外交、安全保障、国の経済政策、教育政策、福祉政策、医療政策、その他の分野でも大きな方針、政策は、すべて霞ヶ関から、国会議員に「勉強会」という形で官僚から卸されてくるのである。

そこで国会議員になった人間は、その中の一つか二つの分野に精通し、期数を重ねることによっていわゆる族議員というものになって、その内政の利権のお裾分けに預かる。この仕組みが、今も続く戦後の日本政治である。

さらに不思議なことは、その霞ヶ関に大きな政策を棚卸ししてくるのが、戦勝国であるアメリカなのである。

今回は、その大きな役割の一つを担っている「日米合同委員会」なるものを改めて紹介したい。不勉強の小生はこの組織のことを知ったのが、十年ちょっと前である。2011年の311以降、ネットや一部の本でもやっと言及されるようになったが、多くの日本人はマスコミがほとんど報道しないので全く知らないのではないだろうか。

そのためにいまだに一般の日本人には、認識されていないが、「日米合同委員会」というものが、戦後日本政治をコントロールしてきた最重要会議であることは間違いないのである。憲法で規定された国権の最高機関である国会を現実には超越していると言っても過言ではない。今回の安保法制を巡ってもテレビのニュース等で、あたかも日本が独立国としてこの法制を審議しているかのような報道がなされているが、残念ながら、このような報道は戦後に創られた共同幻想を維持するためものでしかない。

ところで、話題の書である矢部宏治氏は『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』で、矢部宏治氏は、「日米合同委員会」についてこう書いている。

日本はなぜ帰途と原発を止められないか

「官僚というのは法律が存在基盤ですから、下位の法体系(日本の国内法)より、上位の法体系(安保法体系)を優先して動くのは当然です。裁判で負ける側には絶対に立たないというのが官僚ですから、それは責められない。

しかも、この日米合同委員会のメンバーがその後どうなっているかを調べてみると、このインナー・サークルに所属した官僚は、みなそのあと、めざましく出世している。

とくに顕著なのが法務省で、省のトップである事務次官のなかに、日米合同委員会の元メンバー(大臣官房長経験者)が占める割合は、過去17人中12人。そのうち9人は、さらに次官より格上とされる検事総長になっているのです」


日米合同委員会の構成メンバーを見ると、米側がほとんど軍人である。

米側代表は在日米軍司令部副司令官である。

代表代理として在日米大使館公使、在日米軍司令部第五部長、在日米陸軍司令部参謀長、在日米空軍司令部副司令官、在日米海軍司令部参謀長、在日米海兵隊基地司令部参謀長である。在日米軍の軍人が威嚇するかのごとく居並んでいる。


日米合同委員会の日本側代表は外務省北米局長である

代表代理は、法務省大臣官房長、農林水産省経営局長、防衛省地方協力局長、外務省北米局参事官、財務省大臣官房審議官である。選挙で選ばれた政治家は一人も入っていない。


これは極めて象徴的な演出で、米国側は意識的に軍人を出している。現在も日本が米国の軍事占領下にあることの象徴なのだろう。わかりやすく言えば、日本官僚はネイティブの日本支配者であり、在日米軍の意向を受けて官僚の利権を維持拡大しているというわけである。

そして、日米合同委員会から多くの検事総長を出す。そして日本の対米隷属に異を唱え、真の独立を目指す人間を裁判にかけて攻撃する。その対象になったのが、最近では小沢一郎氏であった。

また、日米合同委員会で決まったことが公表されることはない。記録として残されることもない。いわば密約である。それが日本官僚を通じて政権与党である自民党に降ろされている。前回のレポートでも指摘した覇権国である米国経済の実情を考えると、もっと多くの日本人がこのことを知るべき時を迎えている。


日米合同委員会1日米合同委員会2

下記の参考資料を読んでいただければ、総理になった人間ですら、日米合同委員会のことを知らなかったことがわかる。日本の政治は見事なまでに空洞化しているのである。

参考資料

(*週プレNews 2014年12月16日より)

「日本はなぜ基地と原発を止められないのか」で話題の矢部宏治が鳩山友紀夫と“日本の真の支配者”を語った!


矢部宏治

鳩山友紀夫元首相(右)と矢部宏治氏が日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩むための方法を議論

<民主党・鳩山政権の崩壊と沖縄の基地問題を出発点に、日本の戦後史を振り返った話題の新刊

『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)
https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E3%80%8C%E5%9F%BA%E5%9C%B0%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%80%8C%E5%8E%9F%E7%99%BA%E3%80%8D%E3%82%92%E6%AD%A2%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%8B-%E7%9F%A2%E9%83%A8-%E5%AE%8F%E6%B2%BB/dp/4797672897

の著者・矢部宏治(やべ・こうじ)氏。
そして、まさにこの本を執筆するきっかけとなった鳩山友紀夫元首相。

このふたりが、辺野古移設反対派の圧勝に終わった11月の沖縄県知事選や総選挙を踏まえ、事実上、今も米軍の占領状態が続いているこの国の姿と、日本が「真の独立国」として新しい戦後を歩んでいくためにはどうすればいいのか、その方法を考えた!>


首相の時はわからなかった「見えない敵」の正体

―まずは鳩山さんに、矢部さんの本を読まれた率直な感想から伺いたいのですが?

鳩山  正直申し上げて“ぶったまげた”というか、矢部さんがここまで勇気を持って取材され、この本を書かれたことに敬服しました。先にこの本を読んでいれば、私も総理を辞めずに済んだかもしれない、と(笑)。

もちろん、私は自分の非力について言い訳する気はありません。総理として一度は沖縄県民に期待感を与えながら(県外移設を)実現できなかったのは私に大きな責任があります。

ただ、この本を読んで、当時、自分がもっと政治の裏側にある仕組みを深く理解していれば、結果が違っていた部分もあるのかなとは思いました。それだけに、自分が総理という立場にありながら、この本に書かれているような現実を知らなかったことを恥じなきゃいかんと感じるわけです。

矢部  鳩山さんは以前、インタビューで「官僚たちは総理である自分ではなく『何か別のもの』に忠誠を誓っているように感じた」と言われていましたが、その正体がなんであるか、当時はわからなかったのでしょうか?

鳩山  物事が自分の思いどおりに進まないのは、自分自身の力不足という程度にしか思っていませんでした。本来ならば協力してくれるはずの官僚の皆さんには、自分の提案を「米軍側との協議の結果」と言って、すべてはね返されてしまって。分厚い壁の存在は感じながらも「やっぱりアメリカはキツイんだなぁ」ぐらいにしか思っていなかった。その裏側、深淵の部分まで自分の考えは届いていなかったのです。

 しかし、矢部さんのこの本はもっと深いところで米軍と官僚組織、さらには司法やメディアまでがすべてつながって一体となった姿を見事に解き明かしてくれて、いろんなことが腑(ふ)に落ちました。この本を読んで、目からうろこが何枚落ちたかわからないくらい落ちましたね。

矢部  在日米軍と日本のエリート官僚で組織された「日米合同委員会」の存在は、当時ご存じなかったということでしょうか?

鳩山  お恥ずかしい話ですが、わかりませんでした。日米で月に2度も、それも米軍と外務省や法務省、財務省などのトップクラスの官僚たちが、政府の中の議論以上に密な議論をしていたとは! しかもその内容は基本的には表に出ない。

 私が総理の時にアメリカから「規制改革をやれ」という話があって、向こうからの要望書に従って郵政の民営化とかがドンドンと押しつけられた。そこで「この規制改革委員会はおかしいぞ」というところまでは当時もわかっていたのですが。

矢部  日米合同委員会は基本的に占領以来続く在日米軍の特権、つまり「米軍は日本の国土全体を自由に使える」という権利を行使するための協議機関なのですが、この組織が60年間続いていくうちに、そこで決まったことには、もう誰も口出しできないという状況になってしまった。

 なかでも一番の問題は、日米合同委員会のメンバーである法務官僚が、法務省のトップである事務次官に占める割合は過去17人中12人、そのうち9人が検事総長にまで上り詰めている。つまり、米軍と日本の高級官僚をメンバーとするこの共同体が、検察権力を事実上握っているということなんです。

 しかも、在日米軍基地の違憲性をめぐって争われた1959年の砂川裁判で、当時の駐日米国大使だったダグラス・マッカーサー2世が裁判に不当な形で介入し、「日米安保条約のような高度な政治性を持つ問題については、最高裁は憲法判断をしない」という判例を残してしまった。ですから日米合同委員会の合意事項が仮に憲法違反であっても、日本国民にはそれを覆(くつがえ)す法的手段がない。

鳩山  それはつまり日米合同委員会の決定事項が、憲法も含めた日本の法律よりも優先されるということですよね。そのことを総理大臣の私は知らなかったのに、検事総長は知っていたし役人も知っていたわけだ。

矢部  ですから、鳩山さんの言う「官僚たちが忠誠を誓っていた何か別のもの」、つまり鳩山政権を潰(つぶ)したのは、この60年続く日米合同委員会という米軍と官僚の共同体であり、そこで決められた安保法体系だというのが現時点での私の結論ですね。

―そうした仕組みの存在を知った今、鳩山さんはどのような思いなのでしょうか。

鳩山  日米合同委員会に乗り込んでいきたいぐらいだね。「何をやってるんだ、おまえら!」みたいな感じで。

 ただ、そういうものが舞台裏で、しかも、憲法以上の力を持った存在として成り立っていたとしても、決してメディアで報道されることもないし、このメンバー以外にはほとんど知られないような仕組みになっているわけですよね。


矢部  このような「見えない力」の存在は、政権内にいないと、野党の立場ではまったく知り得ないものなのでしょうか?

鳩山  私も自民党時代がありましたので、8年は政権党にいたわけですが、当選1回や2回の新人議員の間は、官邸内部で何が動いているか知りようもありませんでした。でも与党の一員としては扱ってもらっていたと思います。

 それが野党となると、与党、特に与党の中枢の方々とは情報量が圧倒的に違う。官僚も野党に話す場合と与党に説明に行く場合では、丁寧さも説明に来る人の役職も全然違う。そのぐらい野党に対しては、官僚は区別し、冷たい対応をしていました。

 つまり、自民党政権と官僚機構が完全に一体化していたということです。野党は圧倒的に情報過疎に置かれているのは事実で、国民はその野党よりも情報が少ない。

 この先、特定秘密保護法によって、ますます国民には何も知らせない国になるわけで、非常に恐ろしいことだと思います。

日本全土が「米軍の基地」という現実

矢部  「横田空域」という、1都8県の上に米軍が管理している広大な空域がありまして、日本の飛行機はここを飛べない。これなんか典型的な「米軍が自由に日本の国土を使える」事例ですね。

鳩山  私も横田空域のせいで、日本の航空会社が非常に不自然な飛行ルートで飛ばされていることは知っていましたが、「沖縄と同じように、米軍の優位性というのが東京や関東周辺にもあるんだな」という程度にしか理解していなかった。

 しかし、具体的に図を見ると、関東上空がこれほど広範囲に米軍に「占領」されているという事実に仰天しますよね。沖縄だけではなくて、実は日本全体がアメリカに今でも支配されているも同然ですから。

矢部  飛行ルートの阻害もありますが、それより問題なのは、米軍やCIAの関係者が日本の国境に関係なく、この空域から自由に出入りできる、入国の「裏口(バックドア)」が存在することです。これはどう考えてもおかしな話で、こんなことは普通の主権国家ではあり得ません。

 この問題なんて国際社会にアピールしたら、みんなすごく驚くと思うんです。これは今、日本で起きているほかの問題、特に原発の問題にも絡んでくる話ですが、日本という国が置かれている状況の歪(ゆが)みやおかしさを伝えるいい事例になると思っています。

 結局、日米安保条約とは、米軍が「日本の基地」を使う権利ではなく、「日本全土」を基地として使う権利を定めたものなのです。

 旧安保条約の第1条で米軍にその権利が認められ、60年の安保条約で文言は変わっていますが、その権利は残されている。これを「全土基地方式」というのですが、これはなんとしても国際社会にアピールして変えていかないといけない

鳩山  矢部さんの本だと、米軍がそんなことをできる根拠は、敗戦国である日本を今でも「敵国」と見なした、国連憲章の「敵国条項」があるから、という話でしたが。

矢部  そこの説明は少し複雑で、旧安保条約第1条には、そうしたメチャクチャな軍事利用のあり方は、日本側が望み、アメリカ側がそれに応えたものだということが書かれている。そうした戦後処理を日本が望んだ以上、日本の主権や国民の人権がいくら侵害されていても、国連は口を出せないというロジックになっているんです。一種の法的トリックと言ってもいい。

 ですから、日本にちゃんとした政権が誕生して、国際社会で堂々と議論し、「全土基地方式はやめてくれ」と言ったら「それは敵国条項があるから無理だ」とは絶対ならないと思います。


米軍の占領状況を米国民に訴えろ!

鳩山  矢部さんのような方の努力もあって、私もようやく目隠しが外れて真実が見えてきたわけですが、問題はそこから先をどうするかです。やはり一部の人たちだけが目隠しを外すんじゃなくて、日本の国民の多くに触れられるPR戦術というか、日本の戦後の背後には何があるのかをきちんと解き明かす手段が必要だと思いますね。

 それと、日米関係に関わっている米軍関係者を除けば、アメリカの議会や国民は日米合同委員会なるものがどういう役割を果たしてきたのか、それが今も日本の主権をさまざまな形で侵害している事実も知らないと思います。しかし、こうした状況はアメリカの国民から見ても「異常なこと」だと映るはずですから、われわれが海外、特にアメリカの議会や国民に対して「日本は今も事実上、米軍に占領されているけれど、本当にこれでいいのか?」と訴えることが重要です。

矢部  情報発信という意味では、今、ドイツなど多くの国が日本の原発汚染に対して「何を考えてるんだ!」って相当に怒っている。基地の問題だけだと「勝手にやっててくれ」となるかもしれないけれど、原発の問題はそうはいかない。全地球的な問題です。

 あれだけ深刻な原発事故を起こした日本がなぜ、今再び原発推進への道を進もうとしているのか? その背景には「日米原子力協定」という、自国のエネルギー政策すらアメリカの同意なしには決められないという、客観的に見ても非常に歪(いびつ)な構造がある。それをうまく国際社会にアピールできたら、こうした日本の歪んだシステムに世界の光が当たる可能性はあります。


鳩山  そうですね、日本のメディアも完全に取り込まれてしまっているのであれば、基地の問題だけではなく、原発も併せて海外に訴えるほうが、圧倒的に意義があると思います。

ただし、そうした「外圧」に頼るだけでなく、結局はこの国の政治を変えない限り、そして多数派にならない限り、こうした流れは大きく変えられません。

*2015.03.16 NEWSポストセブンより

「米軍幹部と日本の官僚が進路決める「日米合同委員会」の存在」

東京都港区南麻布。都内屈指の閑静な高級住宅地も、そこだけは異空間が広がる。

入り口には屈強なガードマンが立ち、脇には「100%、IDチェック」と書かれた案内書きがある。米軍施設の「ニューサンノーホテル」である。


 在日米軍関係者は、

「ここは赤坂の米国大使館以上に、米国にとって重要な施設。表向きは来日した米軍関係者の宿泊施設ですが、米海軍情報部や CIA の拠点が置かれていて、日米のインテリジェンスの集積地です」

と説明する。

 日本のメディアどころか、政治家も立ち入れない。そんな場所で、日本の高級官僚と在日米軍関係者は、定期的に会合を重ねていた。それが日米合同委員会後述するが1960年に締結された日米地位協定(※注1)をどう運用するかを協議する実務者会議だ。

※注1/1952年に旧安保条約と同時に発効した「日米行政協定」が前身。1960年に日米安全保障条約を締結した際に改めて交わされた。 

そこでは、日本の安全保障の根幹に直接かかわる問題から、米軍基地と周辺住民の諍いまで協議される。 前者は在日米軍基地の移転・縮小、米海兵隊の新型輸送機オスプレイの配備といった問題、後者は基地内のゴミ処理、航空機の騒音問題などだ。

かつては、米兵の犯罪並びにその処遇も、開かれた法廷ではなく、密室の話し合いによって、解決がなされたこともあった。 

日米合同委の組織は、米国側は在日米軍司令部副司令官、在日米大使館公使など、日本側は外務省北米局長を代表として法務省大臣官房長、防衛省地方協力局長といった面子だ。

 日本側の代表者及び代表代理は、将来的に事務次官を狙えるポストにある。そんな高級官僚が、在日米軍や米大使館の有力者と密議を交わすことから、日米合同委は「影の政府」との異名もつく。

 ただし、彼らが一堂に会するわけではない。同委員会は、基地問題、刑事、環境など35の分科会や部会に分かれ、担当ごとに参加者が決まる。実際に出席したことのある官僚が明かしてくれた。

「日米の責任者(担当者)が最低一人、書記および通訳などの職員が最低二人は出席する。対話は基本的には日本語で行なわれますが、日本側も英語の話せる通訳を連れているため、微妙なニュアンスで日米の解釈が異なるという事態は生じない」

 関係者らの話をまとめると、毎月2回ほど開かれ、開催場所は米国と日本で持ち回りとなる。米国ならニューサンノーホテル、日本の場合は外務省を中心に、分科会や部会ごとに代表者の所属する官庁内で開催されているという。

 だが、会合の中身は一切明かされない。合意の一部は外務省、防衛省のホームページに公表されているが、それも簡潔に記されているだけだ。

 同委員会を所管する外務省北米局に日米合同委の詳細を問い合わせても、「回答できるのは、既に公表しているものだけ」の一点ばりで、防衛省広報課に問い合わせても、「外務省が所管なので、外務省に聞いてください」という堂々巡りだった。

 元琉球新報論説委員で、在日米軍基地問題に詳しい沖縄国際大学大学院教授・前泊博盛氏は語る。

「日米合同委に合意内容を公表する義務はない。日米双方の合意がない限り公表しない取り決め(※注2)になっているからです。」

※注2/1996年2月に、日米両政府は日米地位協定の9項目についての運用改善で合意。「日米合同委員会の公表」もそこに含まれた。しかし、結果的に「合意内容」の公表こそ一部改善はされたものの、会合内容が公表されることはなかった。

 「基本的に軍事関係の取り決めなので米軍側は、情報を出したくない。また、米軍に有利に推移した合意内容を表に出して、日本人の神経を逆なでしたくないという思いもある。日本側としても、米国との交渉に負けた、との誹りを避けるために、できるだけ隠密に事を収めたい」

 必然的に日米合同委は「密約の温床」になってしまう。(終わり)
http://www.yamamotomasaki.com/archives/1991  


2. 2016年10月02日 12:04:45 : zU3bOA6eeQ : D1Ln9H3teEc[34]
>>1さん

 やたら長いだけのコメントは遠慮してください。ご自分で「記事」として投稿すればいいんではないですか?

 タイトルのみ読んでのコメント

 「安倍首相にあって野党にないものは嘘とデタラメ・思い付きを堂々と言いえる鉄面皮を持っているか持っていないか」である。また、「マスコミをねじ伏せる力を持っているかいないか」(これは石原慎太郎にも共通する)でもある。


3. 中川隆[4268] koaQ7Jey 2016年10月02日 12:13:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4676]
>>2
天木直人や護憲派が何故 売国奴か説明するにはこの長さが必要なんですね

悪しからず


4. 中川隆[4269] koaQ7Jey 2016年10月02日 12:23:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4677]
>新党憲法9条が正しいとあなたがそれほど確信するなら、人に頼ることなくたとえ一人でも行動を起こすべき時だ。

天木直人さんは日米安保廃止、米軍基地の即時撤収、日本企業の買収禁止、アメリカからの農産物に高い関税をかける運動をするしかないんだ

どうせ 売国奴の天木直人さんはやる気なんか全然無いのはわかってるけどね


5. ボケ老人[827] g3uDUJhWkGw 2016年10月02日 12:33:48 : DPIHWzSy2A : ryp5mYY74JA[222]
1.中川隆

折角いいことを書いているのに、思慮のない反米コメントが混じるからダメなんだ。

>>憲法9条は日本が世界に誇れる唯一、最大の至宝なのです。

どこが間違っている?

>日本はアメリカの仮想敵国で米軍は日本が独立するのを阻止する為に日本に駐留している 、憲法9条はその為にどうしても必要なのさ

これが中川隆の限界か
米軍が日本のバトル(戦闘能力:戦争能力ではない)の強さに怯えた大戦直後は中川隆の言う通りだった。
しかし、米ソの代理戦争で小国どうしを戦わせた冷戦期が過ぎて、儲けられなくなった軍産複合体は、部族対立を煽り、テロを誘発し、世界のいたるところで紛争を醸成してきた。
ここで世界の警察官役を演じることで懐を膨らせてきたのだが、これには米国の若者の犠牲という副作用を伴った。
そこで、副作用を減じるために部分的に警察役を降りて一部をロシアに委ね、アフリカを中国に委ねようとしている。
日本に対しては米軍の先兵となるべき自衛隊が、憲法9条に守られてどうしようもない。
そこで、集団的自衛権を持ち出して改憲を迫っているのだ。
これに呼応しているのが安倍政権
自民党保守派はもう少し国益を考えていた。
朝鮮戦争、ベトナム戦争への参戦拒否がその表れだ。
田中角栄の独立志向を潰して失脚させた米国に怯え、中曽根以後はそのトラウマの下で、小泉のイラク派兵となったが、それでもPKFを拒否できた。
show the flag on the boots と脅されても参戦を避け得たのは
憲法9条を擁する日本の平和憲法のおかげだ。

1930年代の昭和の闇黒期に立ち戻ろうとする安倍一派は米国と同床異夢ではあるが
改憲、戦争へとまっしぐらである。
そこには日本国民の安全への配慮は微塵もない。
原発に対する無防備性がその最たるものだ。

    


6. 2016年10月02日 12:34:24 : 0CejVRban6 : urcdmA9xc1s[558]
その識者は正しいですね。かけ声より行動です。

7. 中川隆[4270] koaQ7Jey 2016年10月02日 12:45:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4678]
>>5
>改憲、戦争へとまっしぐらである。そこには日本国民の安全への配慮は微塵もない。


軍隊を持たない独立国なんか存在できないんだよ

平和、平和と唱えていたらすぐに占領されて植民地にされるだけだ

今はアメリカの植民地をやって金を貢いでいるから戦争に参加しなくて済んでるだけさ

おまい、そんなに何時までも植民地人や奴隷で い続けたいのか?


8. 2016年10月02日 13:44:56 : 8eLUmkL4iM : axxFpFUHrFU[1]
2さんに賛同 

9. 2016年10月02日 16:08:17 : kDVop4u7Ig : htN6NjVH0Kc[258]
「中川隆氏」たまには有意義な投稿をするねっと褒めたかったのに、やはり、武力信仰者の心は歪んでる。

<現在も日本が米国の軍事占領下にあること>そして、「日米合同委員会」が<国権の最高機関である
『国会』を現実には超越している>。要するに日本は、見せかけの近代的な民主主義国家であること…。

【茶番選挙】を行って、選出された議員は国民の代表となる。民主主義のルールは多数決だから従えっと。
野党も与党もただの「操り人形」ですね!『CSIS本部』は脚本を作成、日米合同委員会が監督演出を行う。

アメリカの野望は世界を支配する事。TPPの参加国は「米国総合商社」の下請けとして働く事が求められる。
米国様のご要望に尽力する事。儲けが無くても会社存続のため、生きて行ける程度なら我慢しかないの?

問題山積の日本国だよ!何で危機感を持たないのかな?自国の窮状が何一つ解決できない国は大口叩くな!
米国様に占領されてるのに、中国に侵略されると白々しい。安全保障だの抑止力だの、口八丁手八丁だね!


10. 2016年10月02日 18:01:40 : bwrO5XA8ug : FvLK_gZEW84[86]
>私はこれを、これ以上ない励ましの言葉だと思って帰って来た。

完全に天木さんを見透かしてるじゃないの。
その識者の、どうせお前は口だけで自分で動くつもりはないんだろ?って絶対の自信が見てとれる。


11. ボケ老人[831] g3uDUJhWkGw 2016年10月02日 19:00:15 : DPIHWzSy2A : ryp5mYY74JA[226]
>7.中川隆:軍隊を持たない独立国なんか存在できないんだよ
>平和、平和と唱えていたらすぐに占領されて植民地にされるだけだ
>今はアメリカの植民地をやって金を貢いでいるから戦争に参加しなくて済んでるだけさ

いつまでそんな幼稚な考えに固執しているのか
中川隆の言いたいことは
武力をもってアメリカの植民地を返上せよ
第二次日米戦争に立ち上がれということなのかな

反米は言葉だけで
実際は中国が攻めてくるゾ、北朝鮮が攻めてくるゾと言いたいのではないかな

もう少し歴史と
現在の国際政治を勉強してからコメントした方が良くないかい。

    


12. 中川隆[4278] koaQ7Jey 2016年10月02日 19:36:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4686]
>反米は言葉だけで実際は中国が攻めてくるゾ、北朝鮮が攻めてくるゾと言いたいのではないかな


全然わかったないね

中国はアメリカの同盟国で、グルになって日本を搾取してるんだよ:

中国と北朝鮮はアメリカの同盟国
ロシアと日本はアメリカの仮想敵国
米中は大昔から同盟国で、アメリカの政治家はみんな中国から貰った金で選挙活動やってるんだよ

安倍晋三が中国を第1位の仮想敵国としているというのは反米日本独立派だからだよ

小沢はアメリカの犬だから親中国政策を取るんだ:


米中は昔から常に利益を分け合い、手を携え前に進む仲間だった
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/527.html

(伊藤貫) 米中衝突は起こらない! アメリカが日本を守らない理由
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/524.html


13. ボケ老人[832] g3uDUJhWkGw 2016年10月02日 19:53:58 : DPIHWzSy2A : ryp5mYY74JA[227]
>12.中川隆:安倍晋三が中国を第1位の仮想敵国としているというのは反米日本独立派だからだよ

少し誤解していたようだ。中川隆をウヨクあるいはそれに類する者と誤解していた。
米国とアメリカは手を組んでいるとか
時々まともなコメが部分的に入るから

だが単なる気の触れた、誇大妄想狂だった。
勝手に米中両国を相手に戦争でも何でもおっぱじめてくれ。

日本の国力がそれを可能とするなら

    


14. 中川隆[4279] koaQ7Jey 2016年10月02日 19:56:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4687]
戦争する必要はない

日本が核ミサイルを持てばアメリカも中国も日本を侵略できなくなるというだけだ


15. 中川隆[4280] koaQ7Jey 2016年10月02日 20:14:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4688]
>日本の国力がそれを可能とするなら


核ミサイルなら100億円あれば十分だな

軍隊は不要だ、核さえあれば永遠に戦争に巻き込まれなくなる

安いものさ


西部邁ゼミナール 「『核』が日本を沈没から救う」 伊藤貫
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/523.html


16. 2016年10月02日 21:34:19 : ol0uuU48aU : ri_4jrZkUPU[3]
>>1
> こいつは米軍に占領されて植民地になっている今の状態を永遠に続けようとしてる売国奴だろ

現に自衛隊を宗主国軍の手下として、国民を宗主国も支配するグローバル資本の奴隷として差し出そうとしている安倍を始め、自公政権を支える既得利権統治機構のことだな。
たとえ植民地状態が続くとしても、自民の壊憲草案に表されたような、建前としての国民主権も基本的人権も平和主義も放棄したような植民地兼独裁国家よりははるかにましだろう

重武装化による完全自主防衛も遠い目標としては否定しないが、それ以前に日本の民主化というとてつもなく高いハードルがあるな。

>>15
> 核ミサイルなら100億円あれば十分だな

意味のある核武装のためには、NORADのような24時間監視即応システムや、報復能力を確保するためのミサイル発射潜水艦などを取り揃えなければならないので、100億ですむはずがないだろ。
もっとも、通常兵器やテロの格好の標的になり得る海岸線の50機余りの原発やプルトニウム満載の高速増殖炉を並べていたんじゃ、どのみち核武装なんて馬鹿げているがな。


17. 中川隆[4281] koaQ7Jey 2016年10月02日 21:56:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4689]
>>16
>100億ですむはずがないだろ。


全然わかってないな

核兵器は実際には使わないお飾りだから持っているという事実だけで十分なのさ

イラクは核兵器を持っていなかったから人間が住めない土地にされた

イランみたいに使えても使えなくても核兵器さえ持っていればアメリカは攻撃できなくなるんだ

実際に使う事は永遠にないからな


18. 2016年10月02日 22:32:02 : kDVop4u7Ig : htN6NjVH0Kc[259]
中川隆の100億円は空から降って来るのかな?100円ショップで「核」花火でも買おうかっという感じだね!
中国とロシアは「核兵器」保有国ですけど、何でアメリカに「何とか作戦」を、仕掛けられてるのかな!

自己中心的な評論は相手国に失礼だと思うよ。<米中は大昔から同盟国で>大昔って、何時でしょうか?
中国の門戸開放を願うアメリカは「日露開戦」の当初から、アメリカは日本を支持するとロシアに警告し、
1905年『ポーツマス条約』の仲介役であるルーズベルト米大統領が【日本はアメリカのために戦っている】
と公言しており、中国・清朝は同盟国ではないことを証明されたのです。日本の「オトモダチ」ですよ!

「中華民国」の樹立は1912年1月です。1937年からの日中戦争で、アメリカは国民政府に軍事支援をした。
「国共内戦」で国民党は共産党に敗北したため、中華民国は台湾に移ったの。大陸の共産党政権じゃないよ!


19. 中川隆[4283] koaQ7Jey 2016年10月02日 22:47:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4691]
>>18
アメリカは一枚岩じゃないからね

ルーズベルトは親共産主義でソ連や毛沢東の味方、反グローバリズム・反ファシズム

JPモルガンやアメリカ金融資本はグローバリズム・ファシズムの本尊で反共産主義

天皇や日本の財閥はJPモルガンの手先で反共

何れにしろ中国利権が欲しくてアメリカと中国はその頃から深い関係にあったんだ


20. 2016年10月02日 23:16:34 : kDVop4u7Ig : htN6NjVH0Kc[260]
>>19 中川隆>
中国だって一枚岩じゃないでしょ!貴殿の思う通りにはいかないよ。

それぞれの国には異なる国情があり、自国の国益を優先しますね。


21. 中川隆[4284] koaQ7Jey 2016年10月02日 23:18:24 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[4692]
どちらにしろ中国共産党はアメリカと仲良しで
アメリカの政治家は中国の金で選挙やってるから中国には逆らえない

22. ボケ老人[836] g3uDUJhWkGw 2016年10月03日 08:46:47 : DPIHWzSy2A : ryp5mYY74JA[231]
中川隆

固定HNで出てくるから、少しは便の辰八束と思ったが、ただのバカだった。

    


23. ボケ老人[841] g3uDUJhWkGw 2016年10月03日 13:26:41 : DPIHWzSy2A : ryp5mYY74JA[236]
中川隆に劣らずボケ老人もバカだった。

変換ミスを訂正
>固定HNで出てくるから、少しは便の辰八束と思ったが、ただのバカだった

固定HNで出てくるから、少しは弁の立つ奴かと思ったが、ただのバカだった

年は取りたくないね

 


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