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国民にすべてを情報公開して行われるべき「生前退位」論議
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2Oct2016 天木直人のブログ
いよいよ10月17日から「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」なるものが始まる。
しかし、今度の有識者会議に限っては、これまでの有識者会議とは、その重要性と重みがまったく異なる。
なにしろ、国民と国民統合の象徴である天皇の生前退位について決める会議だ。
その議論のすべてが国民に全面情報公開されなければいけない。
誰が、どういう意見を述べたか、そのすべてを、その都度国民に全面公開して、有識者会議の議論は進めなければいけない。
安倍首相は事前に野党とも協議し、国会の合意で決めると言い出した。
しかし、それでも不十分だ。
与野党のどの政党が、どの政治家が、何を主張しているかを全面公開した上で、国会合意に努めなければいけない。
今度ばかりは、いつものような国会対策で物事を決めてはいけないのだ。
今上陛下があのお言葉で訴えたかったことは何か。
それは公務の負担軽減だけではない。
今上天皇は、初めての象徴天皇として、天皇のなすべき事は何か、それを、みずから追求し、身をもって実践して来られた。
それがみずからの衰えによって困難になって来た。
自分が追い求めてきた事を後世の天皇にも引き継いでもらえる仕組みは出来ないか、自分が健在なうちにそれを考えてもらいたい。
これこそがあのお言葉で今上天皇が最も訴えたかったことではないのか。
今上天皇が生涯かけて追求されたものとは何か。
それは絶対的弱者への配慮と平和の大切さであることを国民は知っている。
それはとりも直さず戦後70年間、国民が大切にしてきた憲法の精神である。
そしてその中心は憲法前文と憲法9条である。
いまそれがこの国の政治によってないがしろにされようとしている。
安倍首相が憲法9条を変えようとし、この国の政治がそれを阻止できない。
自分が健在なうちに、憲法を守る仕組みを作ってもらいたい。
これこそが、今上天皇があのお言葉で訴えたかったことに違いない。
しかし、安倍首相は、この今上天皇の渾身の訴えを、いつのまにか「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」という名称でごまかして、なきものにしようとしている。
そうさせてはいけない。
これから始まるあらゆる議論は、そのすべてを国民に全面情報公開して行われなければいけない。
そして、国民はその天皇の訴えに見事に呼応しなければいけないのである。
どうすれば天皇陛下の訴えに応えることができるのか。
私の答えは、この国に憲法9条を国是とすることを訴える新党をつくる事である。
それが新党憲法9条なのである。
何としてでも今上天皇の在位のうちに実現させたい。
早ければ衆院解散。総選挙で実現したい。
遅くても三年後の参院選挙だ実現させたい。
今上天皇が生前退位される前になんとしてでも実現させなければいけない(了)
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