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勝負あった安倍自民党と蓮舫民進党の改憲論争
http://xn--gmq27weklgmp.com/2016/09/30/post-5510/
30Sep2016 天木直人のブログ
だだでさえ馬鹿らしい国会論争であるというのに、本会議における代表質問ほど馬鹿馬鹿しいものはない。
お互いが紙に書いた自らの主張をがなり立てるだけで、まるで論争になっていないからだ。
だから国会で何が行われているかは、翌日の新聞で知るだけで十分だ。
そして、きょう9月30日の読売と朝日が瓜二つの記事を書いた。
安倍首相はきのう29日の参院本会議で憲法改正について自民党の改正案にこだわらない考え方を示したと報じた。
日本の主要紙を二分する天下の読売と朝日が書いたのだから、この首相の発言がいかに重要であるか、ということだ。
そして、これから本格的に始まる憲法論争の行方は、これできまりだ。
安倍首相は馬鹿ではなかったということだ。
まさか私の助言に耳を傾けたわけではないだろうが、憲法論議を有利に運ぶためには、安倍自民党はあの出来の悪い自民党憲法改正草案をさっさと撤回したほうが得策なのである。
逆に言えば、蓮舫民進党は、あの出来の悪い自民党の改正草案を撤回させずに白日の下にさらし、そのひとつひとつを、国民の前で、徹底的にたたくだけでよかったのだ。
これで安倍首相は蓮舫民進党に、今度は民進党の番だ、民進党の対案を示せと、ますます強く詰め寄ることができる。
そう言われたら、内部でまとまっていない民進党は対案が出せない。
攻守逆転となる。
そして、ただでさえ焦点の定まっていない改憲論争が、ますます訳の分からない泥仕合になっていく。
国民はますます関心をもてなくなり、論争をやっている国会議員も何をやっているのかわからなくなる。
改憲論争は、蓮舫民進党のオウンゴールで、出だしから安倍首相に有利になってしまった(了)
◇
安倍首相、自民改憲草案こだわらず=3党合意を推進―参院代表質問
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160929-00000093-jij-pol
時事通信 9月29日(木)15時42分配信
安倍晋三首相は29日午後、参院本会議での各党代表質問で憲法改正について、「合意形成の過程で特定の党の主張がそのまま通ることがないのは当然だ」と述べ、衆参両院の憲法審査会では、自民党の改憲草案にこだわらない考えを示した。
日本維新の会の片山虎之助共同代表への答弁。
自民党は今国会で憲法審査会での論議を本格化させ、改憲項目の絞り込みを目指している。首相は改憲に向けたスケジュールに関し、「まずは憲法審査会という静かな環境で各党が真剣に議論し、国民的議論につなげていくことが必要だ。期限ありきの事柄ではない」と述べ、憲法論議を深めることが必要との考えを示した。
片山氏は消費税増税延期に関し、社会保障・税一体改革に関する旧民主党と自民、公明両党との3党合意は「事実上、破綻した」と主張した。これに対し、首相は「社会保障の充実を着実に実施しており、3党合意で消費税率引き上げの実施は時の政権が判断するとされている。引き続き一体改革を進めていく」と強調した。
首相は、専業主婦やパートタイムで働く妻がいる世帯の税負担を軽減する「配偶者控除」の見直しについて、「働きたい女性の意欲が阻害されることがないよう、制度を整備していくことが重要だ」と述べ、改めて意欲を示した。民進党の矢田稚子氏への答弁。
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