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自民党政権、以前は民主党政権でもですが、我が国は依然としてTPPに参加するつもりです。
アメリカでさえ、大統領選でも、TPP参加に疑問の声が挙がっています。
このTPP問題の農業編として、このスレッドを使います。
最近自民党の小泉進次郎は下記のような発言をしています。
小泉は自民党の農政部会長をしているので、この発言は見過ごせません。
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(農業の)最大の課題はTPP(環太平洋経済連携協定)ではない。この20年間、農業のデータを見れば全部右肩下がりです。農業のGDPは11兆円台から8兆円に落ち、農家の総所得は5兆円台から2兆円に落ちた。農家の平均年齢は66歳。
こういった現状を見て、本当に最大の課題はTPPですか。私は違うと思う。むしろ「最大の課題はTPPだ」と思っているとしたら、その認識が私は最大の脅威だと思います。
構造的な問題に手をつけなければいけません。
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小泉は、この機会に
TPPに挑戦できる、農業の構造改革を考える事が必要であると言っている。
進次郎のクソやろう。
霞ヶ関にいて農業が解ったような口をきくな。
その程度の知識で、何の構造改革をするつもりだ。
2、3年でも農業で生活してから抜かせ。
逆に言えば、TPPに対応できる方法があるなら、TPPなど騒ぐ前に、我が国の農業の問題は解決出来ているのだ。
今までは、小泉のカリスマ性に期待期待して、その若さに期待して、従来の自民党のクソ共よりマシな政策を出すであろうと思ってきた。
表には出ないが自密な活動が彼を育てると思ってきた。
実際に安倍の次の次と割れるほどになった現在。
やつの認識力がこれでは困る。
甘すぎる。
全く若造だぜ。
我々は小泉が実権を握る前に、権力に近づく前に、奴を叩かねばならない。
安倍などを云々しても手遅れであり、何の効果もない。
小泉は今、叩かねばならない。
つでにTPPの農業分野に関する意見を言っておく。
食料鎖国をして、我が国の農業を保護育成することが構造改革なのである。
食料の自給体制確保は国の安全保障と同じ問題。
半分以上輸入に頼る現在のシステムで、輸入相手国に何かあれば、またインド、中国などが大量に輸入を始めたら、我が国の食料確保はどうなるか。
近年、住宅建設が盛んであるが、その木材は安価な輸入材があるからこそであるが、最近は自然保護、資源保護の為に、同じように輸入できる状況ではない。
商社が走り回って探している状態。
いかなる場合でも輸入は輸入。頼りすぎてはいけないもの。
ましてや、食料においては。
ところがTPPに参加すれば、まず日本の畜産業の壊滅は必死。
これは国土の問題で対応策などない。
主食の米も、カルフォルニア米は、日本米の1/3で入ってくるとか。
現在でも1反(300坪)あたりの収入(米作)は、農家が直接販売して15〜18万円。
農協を通せば12〜15万円。
経費(人件費)を抜いての話。
収入と言っても生活費に回せる実収は、5万円にもならないであろう。
年収200万円を確保しようと思えは、40反、つまり4町歩(12000坪)の田んぼが必要となる。
1町歩以上所有している農家は非常に少ない。
大方の農家の米作による収入は、30〜50万円。
TPPによって、更に1/3となればどうなるか。
農家は一斉に米作を放棄し農業をやめる。
辞められてしまってから競争もクソもない。
構造改革は良いとして、それはあくまでも、極端に言えば食料鎖国をした上での構造改革でなければならない。
世界の多くの国は、歴史の経験か来ているのであろうが、食料自給には神経をとがらせている。
農業に対する補助を多く出している。
日本の場合も結構な補助金を出してはいるが、農協を経由する行政は、その金の使い道はウヤムヤで、実質農家の支援に回るのはごく少ない。
TPP参加は絶対にいけない。
このような実態を知りながら、TPP参加に走る意図は、別にある。
それなのに、農業の事も考えているなどと、それはペテンなのである。
一方、確かにTPPに参加すれば、食肉、米などは今の半額にもなり主婦は大歓迎であろう。
年収が減っていく現在、生活費を考えるとTPP参加に賛成であろう。
だがね、石油危機で大騒ぎし、トイレットペーパーを買い溜めたことをお忘れか。
これが食料となると石油危機の比ではない。
トイレットペーパーの様に、すぐには出回らない。
目先の事も大事であろうが、食料確保については公の問題として少々の覚悟をすることが必要である。
小泉も言っている様に、農家の平均年齢は66歳。
体力的にも限界である。
それゆえに、農業の将来を危ぶみ輸入体制も止むを得ないと言う発送が強いのであろう。
現実に農業をやって、米作以外に野菜、果樹を作っても年収は200万円も行かないであろう。
そう言う家業を子供に継がせたい親などいるか。
更には、随分と前から田舎の方でも大学進学率は高くなり、大学を出て年収300万も500万も容易に稼げる職業があるのに、強いて農業など選ぶ人間は極僅か。
これじゃ、TPP云々をしなくても日本の農業は壊滅状態。
では、どうするか。
要するに農業でも平均的な生活ができるようにしてやることだ。
方法は、農家の戸別保障をすること。
半端なことを言わずに一戸あたり年間200万円でも出してやることだ。
それとも、米などの価格を高値安定してやることだ。
政府が国民に対して、食料品が少し高くなるけど国の為に辛抱してくれと説得することだ。
真摯に現状を訴え、米の価格が少しでも上がれば生きていけないと言う家庭には生活保護を出すことだ。
そう言うバランスを取った政策をするのが政府の仕事ではないか。
その上で農業後継者の問題を考えることである。
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