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現役自衛官が“海外派兵”強制アンケートを暴露 「海外派遣に行かない」を選択したら上司から呼び出し(リテラ)
http://www.asyura2.com/16/senkyo213/msg/447.html
投稿者 赤かぶ 日時 2016 年 9 月 25 日 21:30:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

         防衛省・自衛隊公式サイトより
   

現役自衛官が“海外派兵”強制アンケートを暴露 「海外派遣に行かない」を選択したら上司から呼び出し
http://lite-ra.com/2016/09/post-2584.html
2016.09.25. 現役自衛官が“海外派兵”強制を暴露  リテラ


 違憲の新安保関連法の強行成立から、1年が経った。安倍政権は、現在南スーダンでPKOに従事する自衛隊に対し、11月にも新安保法に基づいた「駆けつけ警護」の任務を新たに付与するとみられている。

「駆けつけ警護」とは、自衛隊が現地の武装勢力などから直接攻撃を受けなくとも、国連やNGO関係者が襲撃された際に現場に駆けつけて救助するというもので、武力の行使が法的に認められる。当然、武装勢力と交戦状態となるわけで、双方に死傷者が発生する可能性は極めて高い。戦後、直接的には人をひとりも殺さず、殺されることもなかった日本の自衛隊の歴史が、早ければ今年中にも塗り替えられようとしているのだ。

 当の自衛隊員たちは今、何を思うのか。

「(自衛官の)誰かが犠牲になって死なないと、この法案がダメだったのか良かったかというのは、もう一回議題にあがることはないのかな」

 ある現役自衛官の言葉だ。去る9月19日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)が安保法成立から1年後の現実を特集し、現役自衛官にインタビューを敢行した。顔を隠し、声色は加工されているが、この現役自衛官の肉声は、安倍政権がいかに現場を無視して安保法を強行したかを物語っている。

「やっぱりイメージがわかないというか。僕らが(自衛隊に)入ったときの約束は、国民を守るためが一番」

「大規模災害で支援して、国民から『自衛隊さんありがとう』と言われるのが、いちばんモチベーションが上がるところなんですね」

「だけど駆けつけ警護とか、(対象が)日本の人でもないし日本の土地でもないし、何をしにわざわざ行くのか、と」

 現場は、なぜ自分たちが海外で武力行使をせねばならないのかと、あきらかに戸惑いを見せている。だが、新安保法に基づく任務は事実上の“強制”。人を殺せと命じられれば、殺さざるを得ないのだ。実際、この現役自衛官は、安保法の成立後、海外派遣に関するこんなアンケートに回答させられたという。

「3択しかないんですね。“熱望する”のか“命令とあらば行く”のか、“行かない”のか。3番の“行かない”にマルをつけたら、当然後から上司のほうに呼ばれて『何で行けないんだ』と(言われた)。結局、延々と問い詰められたから、じゃあ2番の“命令とあらば行く”でいいです、と」

 上司からパワハラを受けて、海外派兵を拒否することができない。これが、自衛隊という組織のリアルなのだ。さらにこの現役自衛官は、“選択肢のないアンケート”がもっている本当の意味を、このように語っている。

「たぶん何かあったときには、家族にはたぶんこのアンケートを見せるんだろうな、と思いながら。『いや、本人は希望していました』と。何かあったときの逃げじゃないけど、それが見えて、すごい嫌です。『家族がいるから俺は行けません』と頑なに断った先輩がいたんですけど、そうしたらその先輩が僻地のほうに転属とか、単身赴任で飛ばされるとか、よくわらかないような人事がある」

 ようするにこのアンケートは、はなから個々の自衛隊員の任務や配属の希望を聞くためのものではなく、紛争地帯で“戦死”した場合のための“言質”を取るためだったのではないのか、そう現役自衛官はいうのだ。そして、圧力に屈しない隊員には露骨な報復人事を下し、他の自衛隊員に対する“見せしめ”にする。これは、おそらく『報ステ』の取材に匿名で答えた現役自衛隊の周辺に限った話ではないだろう。

 今年7月には、現職の陸上自衛官が新安保法による集団的自衛権の行使は違憲だとして、国を相手取り東京地検に提訴した。原告は「防衛出動」の命令に従う義務がないことの確認を求め、自衛隊の入隊時に同意していない命令に従う義務はないと訴えているが、対する国は、原告の訴えは不適法であり、却下を求めている。安倍政権は、憲法違反の法律が自衛官の生命を危険にさらそうとも、冷酷なまでに“命令に従え”と言い続けるのだ。

 しかし、新安保法のもとでの自衛隊の任務、たとえば「駆けつけ警護」がもたらす“戦死”リスクは、一人や二人といった人数で済みそうにないのが現実だ。専門家もその危険性を指摘しており、たとえば元陸上自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄氏は「週刊朝日」(朝日新聞出版)15年8月28日号でこのように警鐘を鳴らしている。

「『警護』といっても、実態は戦闘にほかなりません。2ケタ単位、最悪3ケタの死者が出ることもあり得る。特に、今のまま自衛隊が戦えば、負傷者中の死者の比率が高くなることは避けられない。自衛隊は諸外国の軍隊のように救急救命の制度が整っておらず、医師法や薬事法の制約で衛生兵による現場での治療や薬の投与も十分にできない。演習場の近くに治療施設のある普段の訓練時とはまったく状況が違うのに、命を守る備えができていないのです」

 現に、政府は「駆けつけ警護」の嚆矢とする南スーダンは、内戦により多数の市民が巻き込まれるなど治安が悪化しており、今年7月にも首都ジェバで政府軍と反政府軍の大規模な戦闘が発生、兵士や市民300人以上が死亡したとみられている。しかもこのとき、陸上自衛隊の宿営地からたった100メートル先の地点で銃撃戦が行われ、その流れ弾の弾頭が宿営地内で複数発見されたことも判明している。まさに自衛隊が戦闘に巻きこまれる一歩手前だったのだ。

「駆けつけ警護」の任務が付与されれば、こうした大規模戦闘の最中に、日本の自衛隊が武器を持って突入することだってありえるのだ。実際、前述の『報ステ』のなかでは、現地で取材を続けるジャーナリストのヒバ・モーガン氏がこのようにVTRのなかで語っていた。

「PKO部隊を攻撃する勢力には、ガーナ人もルワンダ人も日本人も大きな違いはない」
「実際に(PKO部隊が)攻撃されたこともある」

 PKO部隊まで攻撃を受ける可能性があるなか、さらに「駆けつけ警護」と称して武器を持ち、武装勢力と対峙すれ戦闘はさけられない。安倍首相は昨年の安保国会で“自衛隊のリスク増大”を頑なに否定し続けたが、それがいかに詭弁であったか今にわかる。そして、わかったときには、自衛隊員の尊い命は奪われているのだ。

 しかも、現在の日本のPKO参加自体、明らかに「参加5原則」の〈紛争当事者の間で停戦合意が成立していること〉を満たしていないとしか思えない。前述の通り、南スーダンは紛争地域にほかならず、停戦合意などあってないようなものだ。

 また、〈中立的立場を厳守すること〉という条件もすでに外れかけていると言える。先月、国連安保理は4000人規模の部隊を南スーダンに派遣する決定を下したが、この部隊には、任務遂行に「必要なあらゆる手段を行使」する権限が与えられ、現地政府に対しても国連施設や民間人への攻撃準備があれば武力行使を行えるとした。

 当然、現地政府はこれに反対しているが、PKOがこれほどの治安権限を得てしまえば内政干渉の色はもはや隠しきれない。そんな混沌のなかで自衛隊が武器使用を認める新たな任務を遂行しようとすれば、反政府軍からも政府軍からも攻撃対象となる可能性はゼロではないだろう。

 ところが安倍政権は、ジェバで大規模戦闘が発生した7月以降も、PKO参加五原則には違反していないとの立場を崩さない。そして、自衛隊では先月から「駆けつけ警護」の訓練が開始され、先日の日米防衛相会談でも稲田朋美防衛相が米側にそのことを報告。まさに準備万端、新安保法の“実績作り”のために「駆けつけ警護」をさせたくてたまらない、といった様子なのだ。

 誰かが犠牲にならないとわからないのか――。『報ステ』でそうこぼした現役自衛官の声は、安倍政権には届かない。それどころか、連中のやっていることを見ると“早く犠牲になってくれ”という欲望まで見え隠れする。

 このまま、わたしたちはただ、自衛隊員の“戦死”するのを傍観することしかできないのか。

(宮島みつや)


 

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コメント
 
1. 2016年9月25日 21:36:25 : OkXopCDtCI : A8c@zeLIHq8[268]
自衛隊員とその家族は選挙の時どこの政党に投票しているのかな。
まさか選挙を棄権又は白票を入れてるのかな。

この前の北海道衆院補選の千歳の票の出具合からある程度は想像できるけど。


2. 2016年9月25日 22:03:41 : Oew8aCqKMY : @SpEy3Kzx1M[134]
>「3択しかないんですね。“熱望する”のか“命令とあらば行く”のか、“行かない”のか。3番の“行かない”にマルをつけたら、当然後から上司のほうに呼ばれて『何で行けないんだ』と(言われた)。結局、延々と問い詰められたから、じゃあ2番の“命令とあらば行く”でいいです、と」

>上司からパワハラを受けて、海外派兵を拒否することができない。これが、自衛隊という組織のリアルなのだ。さらにこの現役自衛官は、“選択肢のないアンケート”がもっている本当の意味を、このように語っている。

>「たぶん何かあったときには、家族にはたぶんこのアンケートを見せるんだろうな、と思いながら。『いや、本人は希望していました』と。何かあったときの逃げじゃないけど、それが見えて、すごい嫌です。『家族がいるから俺は行けません』と頑なに断った先輩がいたんですけど、そうしたらその先輩が僻地のほうに転属とか、単身赴任で飛ばされるとか、よくわらかないような人事がある」

> ようするにこのアンケートは、はなから個々の自衛隊員の任務や配属の希望を聞くためのものではなく、紛争地帯で“戦死”した場合のための“言質”を取るためだったのではないのか、そう現役自衛官はいうのだ。そして、圧力に屈しない隊員には露骨な報復人事を下し、他の自衛隊員に対する“見せしめ”にする。これは、おそらく『報ステ』の取材に匿名で答えた現役自衛隊の周辺に限った話ではないだろう。

特攻に「行かない」と言えなかったという話を思い出した。

じろう丸の徒然日記 より 特攻は「志願」ではなかった。〜特攻隊員の生の声(その1)
http://ameblo.jp/jiroumaru/entry-11604691972.html

じろう丸の徒然日記 より 特攻は「志願」ではなかった。〜特攻隊員の生の声(その2)
http://ameblo.jp/jiroumaru/entry-11604720303.html


3. 2016年9月25日 23:04:10 : BraDvSb3Gw : NgKwdKgjzgA[1]
イラクへの侵略強盗殺人犯罪の共犯者に成り下がった多くの日本人犯罪者がいま何食わぬ顔でこの社会で生活していることなのだ。
2004年2月、小泉内閣による有事法成立によりイラクに送り込まれ米英侵略強盗軍の共犯者となった日本の若者たちとそのことを推進した政治家・官僚、民間企業の関係者・・・http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11832215311.html
日米安保詐偽同盟でイラクへの侵略強盗殺人にコミットした日本人共犯犯罪者が野放しにされている社会、その腐乱の事実こそが今現在の喫緊の重要問題なのだ。
当然だろう、
日米軍事財閥の手足となった恥ずべき侵略強盗殺人の共犯犯罪者が、2016年の日本市民社会の中に野放しにされているのだから。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html
宣伝リンク認定27443348.html
殺された多くのイラク人家族はこの日本人共犯者を絶対に許さないだろう。
1983年70歳のナチスの元親衛隊員クラウス・バルビーという男がボリビアからフランスに身柄が引き渡された例などがある。
イラクへの侵略強盗戦争犯罪に関与した日本人の犯人に安穏の地はない。
我われ日本人としては、日英米・軍事金融資本の利潤のためにイラク侵略強盗家族殺しとなった日本人共犯犯罪者を野放しにすることなど出来る筈がないのだ。イラク侵略強盗家族殺し共犯者の存在は、世界に冠たる平和憲法を有する日本人の恥である。
宣伝リンク認定28008219.html
    ↓
http://tamutamu2011.kuronowish.com/yumikotyannjikenn.htm
          ↓
http://vn-hochiminh.seesaa.net/article/166055185.html

高級幹部三菱天下りの礎となって侵略強盗共犯者としての半生。

宣伝リンク認定27170600.html
http://www.jca.apc.org/~yyoffice/Son%20My/Part2.htm
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html
http://6252.teacup.com/kenpo9/bbs
現在の自衛隊インチキ防衛予算は実質毎月毎月5000億円で、若者や老人の生活は悲惨なことになっている。
しかも、アベノミクスの出鱈目で生活物価がどんどん値上がりしているし、公共料金も軒並み値上がりしている、
2012-2月24日の閣議決定答弁書で、
「西部航空方面隊司令官」「呉地方総監」「陸上幕僚長」「航空集団司令官」「第一師団長」などそうそうたる自衛隊幹部が三菱(軍事・原子力)財閥の「顧問」として天下りしていることが分かった。
若者の生活が破壊される恐るべき癒着構造である。
ひとりアタマ数百億円の国民の血税(防衛予算)を軍事財閥に持参して天下る、信じられないような腐敗構造なのである。
国民や貧乏若者をコケにした他では有り得ない腐敗の極みの税金泥棒構造なのだ。安倍首相の実兄は三菱財閥会社の幹部である。
改憲とか集団的自衛権とか尖閣竹島問題とはつまり、国民に対する税金泥棒犯罪のことだ、
「中国や朝鮮の脅威」とか「米艦の護衛」だとかは自衛隊のインチキ防衛予算実質毎月毎月5000億円の拡大のためのフザけた寝言に過ぎない。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-19/2012031915_01_1.html


4. 2016年9月26日 00:04:10 : DJ3KvMW4sk : JEi0uPFOyz4[1]
なんだ特攻隊の頃と全然変わってないじゃん

5. 2016年9月26日 00:16:59 : 3E76uVCkj6 : nVgKMnZYopg[184]

 大部分の自衛隊員は 行けと言われたら いくのだろうね〜〜〜

 ===

 ただ 行けと言われて 無理やり戦地に行った 3分の1の 10人に一人は

 精神がおかしくなって 自殺したり 気が狂うことだってある

 ===

 しょうがないよな〜〜 何とかしてあげることもできないよな〜〜〜
  


6. 2016年9月26日 18:02:21 : KJfBjubhKr : sCcicHvNyb8[1]
自衛隊の皆さん、今すぐ隊員を辞めることをお勧めする。
貧しくったって命が大事。

7. 2016年10月06日 15:07:21 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[-7992]
2016年10月6日(木)
南スーダン 衝突続発
南西部 反政府派が発表
政府は戦闘否定

 自衛隊が国連平和維持活動(PKO)として派遣されている南スーダンで、南西部での衝突が相次いで報道されています。同国の反政府勢力は4日、南西部の旧中央エクアトリア州で政府軍との衝突があったと発表しました。ロイター通信によると、反政府派の司令官は、イェイ、モロボ、カヤの周辺で衝突が発生し、一部地域から反政府派の部隊が撤退したとしています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-06/2016100607_01_1.jpg
 反政府派のガトルアク少佐はロイター通信に対し「多くの市民、とくにイェイの地元の市民が脱出できないでいる」と述べました。「ほとんどが空港におり、一部が教会に避難している。市民に危害が及ばないように、これらの人々を脱出させる必要がある」としています。

 これに対し、政府の報道官は戦闘の事実を否定。ロイター通信に「政府がこの地域を支配している」と述べました。

 一方、地元メディアの報道では、3日に政府軍と反政府派の衝突があった南西部のイェイ川州(旧中央エクアトリア州の南部)で、少なくとも民間人3人が死亡、数百人が家を失ったといいます。現地住民によると、多くの人々が戦闘を避けて森林の中に逃げ込んでいるといいます。

 南スーダンでは2015年8月、反政府派指導者マシャール氏とキール大統領の間で和平協定が結ばれましたが、今年7月ジュバで両派の戦闘が再発し、和平が崩壊しています。

 国際移住機関(IOM)は4日声明を発表し、戦闘再開によって南スーダンでの人道状況が悪化しており、多くの民間人が家を失っていると指摘しました。IOMのラボビッツ東アフリカ地域事務所長は、「暴力と、情勢悪化が日々報じられる中で、政治的解決が緊急に求められている」と述べました。

 国連高等弁務官事務所(UNHCR)によると、2013年の戦闘勃発以来、90万人近い人々が周辺諸国に逃れています。このうち7月8日にジュバで発生した戦闘では、18万5000人以上が新たに避難民となっています。

 国外に逃れたマシャール氏は先月、政府が和平協定を復活させ、同氏を副大統領に再任しなければ「武装抵抗」を再開するとの命令を自軍に発しています。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-10-06/2016100607_01_1.html


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