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無人偵察機グローバルホークは“三沢の雪に埋もれる”だけ 米国に召し上げられる日本の防衛予算
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/190392
2016年9月23日 日刊ゲンダイ 文字お越し
役立たず…(C)AP
日本の防衛予算をせっせと米国に貢いでいる安倍政権。1機190億円のバカ高いオスプレイと並んで熱心に購入しているのが、無人偵察機「グローバルホーク」だ。
2019年度末までに3機を導入する予定だが、その価格は総額1200億円以上。1機あたり約400億円という、これまた破格の“ボッタクリ”価格なのだが、「全く役立たずのオモチャになりかねない」(空自幹部)との懸念が広がっている。
青森県の空自「三沢基地」に配備されている「グローバルホーク」。旅客機よりも高高度な地上1万6000メートルを飛行し、約560キロ先までの偵察能力があるとされる。「常時飛行が可能で、中国艦船などの警戒監視ができる」との触れ込みだったが、実際に運用するとなると全く違う。
まず、メンテナンスが大変で、1日24時間、365日の飛行は難しい。その上、収集した監視データの処理方法に米軍の機密情報が含まれるとして、空自に解析結果が届くのは米軍経由だ。驚くのは、データ処理名目で米軍に支払う「委託費」なのだが、ナント! 年間約100億円という。
さらに、気象条件の厳しい高高度を飛行するため、大量に取り付けられた高性能センサーの整備点検にも多額のカネが必要というから、踏んだり蹴ったりだ。米国の言い値で買わされた揚げ句、データは全て米軍が管理し、高額な委託費が発生する──なんて、日本がわざわざ税金を投入して購入する意味があるのか。
せっかく収集したデータを送信できない可能性もある。「グローバルホーク」が映像などを送るには最大で毎秒274メガビットの通信容量が必要なのだが、自衛隊が使用しているのは最大で毎秒208メガビットと容量が足りないのだ。
「『グローバルホーク』をどうやって運用しようか現場で議論しているのだが、いい知恵がない。空自内では『三沢の雪に埋もれるだけ』なんて声が漏れている」(空自幹部)
安倍政権は米国から高額な防衛装備品を「買う」ことが目的化し、「実用的な運用」や「維持整備」は全く考えていないのである。
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