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沖縄はいまこそ砂川判決再審請求訴訟と共闘せよ
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18Sep2016 天木直人のブログ
福岡高裁那覇支部は16日、沖縄敗訴の判決を言い渡した。
立憲主義を否定する安倍政権のもとで行われる裁判だから沖縄に不利な判決が出るとは予想していたが、ここまで一方的に安倍政権を代弁する判決になるとは思っていなかった。
翁長知事の沖縄が上告するのは当然だ。
私は沖縄タイムスから判決についての感想を求められ、すぐに800字程度の文章を寄稿した。
それはあす19日の沖縄タイムスにそのまま掲載されるのでここで添付はできないが、一言でいえば、これからの沖縄の司法との闘いは砂川判決再審請求訴訟と共闘して、日本全体を巻き込む基地闘争にすべきだというものだ。
なぜ私がそう書いたか。
それは、今度の福岡高裁の判決は、田中耕太郎最高裁長官が、マッカーサー駐日米国大使(筆者註:日本占領時のマッカーサー司令官の甥)と密談し、「在日米軍は違憲」と断じた東京地裁の名判決(伊達判決)を最高裁で差し戻した、あの1959年12月の不当判決の再現だと思ったからだ。
ほぼ時を同じくして争われていた厚木基地騒音訴訟では、米軍機の飛行差し止め請求を最高裁第一小法廷はあっさり却下した(9月15日)
この国の司法は田中耕太郎最高裁長官以来、終始一貫して、憲法より日米同盟を優先してきたのだ。
こんな間違った司法をこれ以上許してはいけない。
沖縄の本当の闘いは今度の沖縄敗訴の判決から始まる。
そしてその闘いはもはや沖縄だけの闘いではない。
米軍基地を抱える日本全体の問題だ。
沖縄はその先頭に立って闘って欲しい。
最後に勝利するのは沖縄だ。
正義は沖縄にある。
そう書いて私は翁長知事の沖縄にエールを送った。
それはそのまま、いまの私の率直な感情である(了)
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