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信じられない!! 鮮魚を保管するビルの下に猛毒
http://79516147.at.webry.info/201609/article_104.html
2016/09/14 11:40 半歩前へU
▼ますます深まる都庁の謎
マグロやサバ、イワシなど鮮魚を保管する建物の下から、「吸い込むと中枢神経や造血機能に悪影響を及ぼし、発がん性のある」猛毒が気化して沸きあがるー。怖しい話だ。築地から移転が決まった豊洲新市場。
無色透明の液体で毒物のベンゼンは「常温」で気化するというではないか。専門家の提言を無視してなぜ、盛り土をしなかったのか?
この土地からは環境基準の最大4万3000倍のベンゼンが検出され、元の地主の東京ガスが魚市場には向かないと言っていたいわく付きの土地だ。そんな危険な場所をどうして選んだのか?謎は深まるばかりだ。
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東京新聞によると、
築地市場からの移転が延期された豊洲市場の土壌汚染対策で、二〇〇八年に盛り土を提言した「専門家会議」の座長だった平田健正・放送大学和歌山学習センター所長が十三日、本紙の取材に応じた。
「盛り土は有害物質の拡散を抑えるために必要な措置だった」とした上で、「対策の前提条件が変わってしまった。改めて精査する必要がある」と安全性に危惧を示した。
専門家会議は提言で、敷地全体に四・五メートルの盛り土をするよう求めていた。平田氏は「一番の問題は、ベンゼンなどの揮発性の有害物質への対応」と指摘。対策立案の際も、気化したベンゼンを人が吸ったり、食品に付着したりしないように検討したという。
都側は「建物一階の床が厚いコンクリートになっているため、安全性を確保できると考えていた」と釈明しているが、平田氏は「土と違ってからっぽの空間。拡散の形が変わる。コンクリートの場合、隙間やひび割れなども考慮しないといけない」と話す。
水産卸売場棟など主要三棟の地下空間の床に水たまりができている問題については、地下水の可能性もあると懸念し、都が設けた地下水管理システムによる水位の調整が重要とした。
平田氏は、小池知事の記者会見で初めて知り、「驚くというよりも、何が起きているのかすぐには分からなかった」という。専門家会議が再開された場合は「現場を詳しく確認しないといけない」とし、検証には時間がかかるとの見通しを示した。
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<ベンゼン> 炭素の多い素材の不完全燃焼で生まれる無色透明な液体で、都市ガス製造過程でも発生する。揮発性が高く、吸い込むと中枢神経や造血機能に悪影響を及ぼし、発がん性もある。
プラスチックや樹脂の原料を製造する材料として利用される。かつては有機溶剤として広く使われたが、人体への強い有害性から原則禁止された。豊洲市場敷地内の土壌からは2008年当時、環境基準の最大4万3000倍のベンゼンが検出された。
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