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民進党は菅直人がTPP参加を突然言い出した背景を開示せよー(天木直人氏)
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11th Sep 2016 市村 悦延 · @hellotomhanks
きょう9月11日の読売新聞が、民進党代表選に立候補した三人のTPPに関する立場を報じている。
すなわち蓮舫氏は10日、札幌で行われた街頭演説で次のように述べたという。
「米国が批准しない可能性のあるTPPには明快に反対する」と。
前原氏は10日の共同記者会見で次のように述べたという。
「方向性は間違っていなかった」としつつ、「交渉に入って得たものと失ったものがわからない、
(国会で)議論するのは時間の無駄だ」と主張したと。
そして玉木氏は「民主党時代に検討したものとは異質になっているので反対だ」と前原氏に同調したと。
いまとなっては皆反対に回った。
しかし、私が読売新聞のその記事で注目したのはその記事の中に書かれていた次のくだりだ。
すなわち、
「・・・TPPは民主党政権だった2010年、当時の菅首相が政府として初めて交渉参加を表明した・・・」と
書かれていた。
そうなのだ。
あの時の記憶がいまはっきりとよみがえってきたが、
菅首相は、それまで誰も聞いた事のなかったTPPと言う言葉を突然持ち出して、
それに参加する重要性を唱えた。
どう考えても、誰かに入れ知恵されて、そう言い出したとしか思えない不自然さがあった。
民進党の候補者なすべき事は、代表選のTPPに関する討論の場に菅直人氏を証人喚問し、
突然言い出した背景には何があったのか、すなわち誰が、いつ、どのような説明で、
TPPの重要性を菅首相に吹き込んだのか。
その事が明らかになれば、おのずとTPPの正体もまた明かされる事になる。
この証言は菅直人氏にしかできない。
菅直人氏に証言を求める事が出来るのは民進党しかない。
そして菅直人氏がすべてを話せば、
安倍首相が今度の臨時国会で強行しようとするTPP批准のいかさまぶりが
国民の前に明らかになるに違いない。
菅直人にTPPのすべてを語らせるのだ。
◇
民進代表選3候補、TPPに反対の考え示す
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160911-OYT1T50040.html?from=ytop_main5
2016年09月11日 09時52分 読売新聞
民進党代表選(15日投開票)は10日、蓮舫代表代行、前原誠司・元外相、玉木雄一郎衆院議員の3候補が札幌市で街頭演説し、そろって環太平洋経済連携協定(TPP)承認案・関連法案に反対する考えを示した。
政府・与党は、26日召集の臨時国会でのTPP承認案成立を目指す方針だが、民進党は成立阻止を掲げて対決色を強める構えだ。
蓮舫氏は街頭演説で、「米国の大統領候補は2人ともTPPに反対だと言っている。米国が批准しない可能性があるTPPには明快に反対する」と述べた。その後の共同記者会見では臨時国会での法案審議に関し、「審議拒否はとるべきではない。我々の考え方が際立つ主張ができないか考えたい」と語り、審議には応じる意向を示した。
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