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政界地獄耳 総裁任期より選挙制度洗い直せ
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1707710.html
2016年9月10日8時42分 日刊スポーツ
★自民党内は首相・安倍晋三の総裁任期が18年9月に任期満了になることから、任期延長問題が大きなテーマになりつつある。幹事長・二階俊博、党副総裁・高村正彦から延長論の火ぶたを切り、9日、新聞のインタビューで官房長官・菅義偉が「連続2期6年」までと規定している党則を改正し、「総裁任期を延長することが望ましい。安倍首相個人の任期を長くしようということではなく、海外の指導者は長く務めている人も多いことも事実なので、国益を考えた時に、自民党総裁の任期も、もっと長くあってもいいのではないかという議論があってしかるべきだ」と追随した。
★また党選対委員長・古屋圭司は「自民党の歴史をひもといても、総裁の任期はかつてはなかった。任期ができた背景には中選挙区制で、派閥政治が中心になっていたことがある。派閥に必ず総裁候補がいるという中で、任期のルールができたと認識している。小選挙区制になり、環境は大きく変わった。私は任期というものを本当に設ける必要があるのかという認識だ」と持論を展開した。
★ここで立ち止まりたいのは、古屋の言う「中選挙区制と小選挙区制」の部分だ。与野党ともに政治家の劣化が激しいといわれる。それを失われた幾年と評する場合もある。党総裁は当面、日本の首相を担う人材だが、帝王学を含め人脈、見識が備わった政治家でなくてはならないが、その人材が生まれにくくなっているのも選挙制度の弊害で、自民党でいえば切磋琢磨(せっさたくま)や緊張感がなくなり凡庸ながら小選挙区制度のおかげで一国一城は担えるものの、政治力、統率力などが備わらず首相候補が育成しにくい。この総裁任期延長議論をする前に、政治家は選挙制度の弱点について洗い直しを優先すべきではないか。(K)※敬称略
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