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民進党代表選前になぜ…蓮舫氏“二重国籍騒動”混迷の真相
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189446
2016年9月9日 日刊ゲンダイ
「日本国籍を取得した」というが…(C)日刊ゲンダイ
「実は二重国籍ではないか」と疑惑を持たれている民進党の蓮舫代表代行(48)。6日の会見で「日本国籍を取得し、台湾籍の放棄を宣言した」と語ったが、右寄りメディアは追及の手を緩めない。蓮舫氏の何が問題なのか。一連の疑惑を改めてチェックしてみる。
蓮舫氏は1967年11月、台湾人の父と日本人の母との間に生まれた。出生地は東京だ。当時の日本の国籍法では、父親が日本人の場合は日本の国籍が与えられ、2つの国籍を有するケースがあり得たが、そうでない場合は日本国籍を取得できなかった。恐らく蓮舫氏の国籍は台湾だけだったと考えられる。
このルールが改正されたのが84年。改正により、父と母のどちらかが日本人なら、日本の国籍も付与されることとなった。このことが事態を混迷化させているのだ。
蓮舫氏の説明によると、日本国籍を取ったのは翌85年1月。まだ17歳だった。改正国籍法は、未成年者が改正から3年以内に申請を出せば、日本の国籍を取得できると定めた時限立法。当時17歳の彼女は申請すれば、日本と台湾の二重国籍者となった。もちろん合法だ。
焦点はその後、蓮舫氏が国籍を一本化したかどうかということ。その真偽をめぐってここ数日揉めているのである。
国籍の一本化は法律的には「国籍選択の宣言」と呼ばれる。具体的には22歳に達するまでに法務省に届けを出し、国籍をひとつにする。蓮舫氏の場合、台湾と日本のどちらかを選ぶことだった。
「一般論として言えば、台湾国籍を持つ人が日本国籍を選択した場合、日本が国家として承認している『中華人民共和国』の法制によって規律されます。日本国籍の取得と同時に中国国籍を失うことになるのです。ただし自分で中国への国籍離脱の手続きを行わなければなりません」(法務省民事局民事第1課担当者)
とはいえ、法定年齢の22歳を過ぎても国籍選択を済ましていない二重国籍者がいるのも事実。日本国内に“違法”な二重国籍者が存在するのはそのせいだ。
■事態をややこしくする「2つの中国」問題
蓮舫氏は会見で「1985年に日本国籍を取得し、台湾籍の放棄を宣言した。このことによって私は日本人となった。日本国籍を日本の法律の下で選択しているので、台湾籍は有していない」と回答したが、実際の手続きは蓮舫氏に同行した父親が行ったいう。
そのため「どういう作業が行われたか、全く覚えていない。改めて台湾に確認を求めているが、今なお確認は取れていないので、台湾籍を放棄する書類を提出した」と語っている。この場合、確認先は台湾なのか、それとも中国なのか。日本と「2つの中国」との関係が事態をややこしくしているとも言えよう。
蓮舫氏が言う「国籍取得」が中国籍(台湾籍)を完全に捨てて日本国籍だけになったことを指すのか、あるいは日本国籍を取得しただけで中国国籍の放棄が済んでいない二重国籍状態を指すのか。それとも本人もよく分かっていないのか。いまだにはっきりしていない。
蓮舫氏の国籍が日本にあるのは間違いなさそうだが、将来の日本の総理を目指すなら、一刻も早く“身の潔白”を証明したほうがいい。
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