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習近平も気にしている(C)AP
安倍プーチン会談を嘲笑「露の経済は中国が握っている」 習近平「アジア皇帝」への野望
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/189320
2016年9月6日 日刊ゲンダイ P10 文字お越し
9月4、5日に開催された杭州G20は、議長を務めた習近平主席が、「皇帝ぶり」をまざまざと見せつけて閉幕した。
習近平主席をライバル視する安倍晋三首相も参加し、米国とともに中国を牽制する外交を展開した。だが、中国が日本に対して警戒したのは、むしろG20前にウラジオストクで行われた安倍・プーチン会談だったという。中国の外交関係者が語る。
「習近平外交は基本的に、ロシアとの準同盟関係を基軸として成り立っている。だから、日ロ接近にもの凄く神経を使うのだ。結果的に、今回の安倍政権の対ロシア外交を見ていて、日本は外交ベタだと再認識した。日本が提案した包括的なエネルギー協力は、言ってみれば、まず経済分野でおいしいエサをあげるから、北方領土問題を何とか頼むというやり方だ。だがそんな手法では、狡猾なロシアにオイシイところだけかすめ取られて終わりだ」
「ロシアのことを熟知しているわが国は2004年、日本が今回取ったのとまったく逆の方法を取った。すなわち領土問題最優先で、両国が領有権を主張していた大ウスリー島を、半分に分割して解決したのだ。これによって中ロ関係は劇的に改善し、ロシアにとって中国が最大の貿易相手国となった。今やロシア経済は、中国が握っていると言っても過言ではない」
■もはや北方領土は日ロ問題ではない
では北方領土問題を、中国はどう捉えているのか? 中国の外交関係者は言う。
「ロシアと領土問題を解決するには、半分に分割するしかない。すなわち、歯舞群島と色丹島は返還させ、国後島と択捉島は諦めるということだ。だが実際にそんなことになったら、国際戦略上、損をするのはわが国だ。それでロシアに対して、北方領土援助計画を提案している。日本と領土問題を交渉するよりも、チャイナマネーで北方領土を開発し、中国人観光客も呼び込んで発展させていこうというものだ。プーチン大統領はこの計画に、一時は乗り気だったが、今はペンディングになっている」
日本にとって北方領土問題は、もはや単純な日ロの2国間問題ではなく、中国に対しても予防線を張らねばならない。
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