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3年前、あの時日中は一触即発の危機だった!!
http://79516147.at.webry.info/201609/article_36.html
2016/09/06 12:02 半歩前へU
▼あの時日中は一触即発の危機だった!!
尖閣を巡って緊張状態が続く中、杭州で安倍首相と習近平主席が通訳を交えて35分、会談した。実質の会話はその半分程度だ。不測の事態を回避することで一致した。だが、中国の挑発は止む気配がない。
肝心の不測の事態を避けるための連絡メカニズム、ホットライン(直通電話)について日中でとっくに合意しているが、中国はその都度、口実を並べ立て実施に踏み切ろうとしない。
連絡メカニズムの設置のどこに問題があるのか。あるならハッキリと言うべきだ。こうした中国の態度は二国間関係の緊張を高めるだけで何の益もない。
それとも習近平は国内の不満をそらすために、日本と紛争を起こそうというのか?中国はいま、共産党幹部らの横暴が目に余る状況で、富は彼ら党や政府関係者が独占。一般民衆との格差は拡大する一方で、市民の不満は都市部にとどまらず、地方にまで拡大している。
このままでは一党独裁体制そのものが危機に立たされる恐れが出ている。習近平政権は不満がこれ以上拡大するのを警戒。
約15兆円の軍事予算をしのぐ莫大な資金を使って、インターネットを監視するなど言論統制に必死だ。もちろん新聞、テレビ、雑誌の類はすべて監視下に置かれている。
その一方で、習近平は、かつての親分筋の江沢民や元々、ライバル関係にある胡錦濤などと激しい権力闘争を展開中だ。頼りの経済成長もピークアウトし、停滞が続く。
こうした背景が、東シナ海や南シナ海での周辺国への威嚇につながっている。「強い中国を率いる指導者、習近平」を国内に盛んにPR。そうして国内の不満そらそうと躍起だ。
だが、習近平の軍事力を背景にした行動は、予期せぬ事態を招きかねない。戦前の帝国ニッポンと同じで、力をつけた軍は暴走する危険性がある。
当時、関東軍は政府など眼中になかった。そして自分たちの存在を誇示するごとく戦争拡大へと突き進んでいった。
今は習近平が軍を統制しているかに見えるが、時々ハッとすることが起きている。2013年1月30日、中国の軍艦が火器管制レーダーを自衛隊の護衛艦に照射した事件があり、世界を驚かせた。レーダー照射は砲撃開始を意味する危険な行為。
国際法では、この瞬間から反撃しても問題ないことになっている。自衛隊が自制したからよかったようなものの文字通り、一触即発の危機だった。1月19日にも中国海軍の艦船が海自のヘリコプターに同様のレーダーを照射した。
不測の事態を避けるためのホットライン設置で合意した2014年11月から間もなく2年近くになる。今度こそ合意を確実に実行すべきだ。日中が戦火を交えるようなことは二度と起こしてはならない。
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