http://www.asyura2.com/16/senkyo212/msg/280.html
Tweet |
問題意識を持たない記者を育てる朝日!!
http://79516147.at.webry.info/201609/article_18.html
2016/09/03 10:31 半歩前へU
朝日新聞に記者として10年余在籍した人物がこんなことを言っている。朝日で「過剰な問題意識を持たないボンクラ記者」の育成が行われている、というのだ。
社内研修でそうした指導を徹底。記者が問題意識を持って取材を行うと、政権などの権力や広告スポンサーの企業とトラブルを起こす、と上層部が判断しているからだ。
部長やデスクの中には原稿を受け取ると、合言葉のように『この原稿、リスクない?』と尋ねてくる人も増えた。少しでもリスクがある原稿と思われれば、編集局内で多くの関係者がその原稿を輪読。
取材対象と摩擦を起こすリスクのある表現をどんどんカット。結局は面白くない原稿にしてしまう。
朝日は近いうちに記者職採用も止める計画だ。総合職の「社員」として採用し、その後、配属先に振り分けていくという。会社の方針に忠実に従うサラリーマンを養成するのが狙いだ。
だが、新聞記者は「覚悟」のいる仕事であり、こうした採用手法で果たして「覚悟」は醸成されるのか。筆者の経験から言っても、最前線の新聞記者は間違いなく激務だ。
13年間の在職経験から言うと、風邪でもひかない限り、ウイークデーに自宅で夕食をとったことがない、その日のうちに帰ったこともない。平均睡眠時間は4、5時間程度だった。
体力は消耗し、ストレスもたまり、健康にも悪いし、スクープの「抜いた、抜かれた」の緊張感もある。かつてのように給料は高くない。
決して割のいい「商売」ではないが、自分が培ってきた問題意識をベースにニュースを発掘していく作業は実は楽しい。だから常に問題意識を持ち、それをアップデイトしていけるように、人と会い、現場に出向き、資料や文献を読み込む。
問題意識を持つことが優れた記事を書くための第一歩であることを多くの記者は否定しないだろう。しかし、朝日新聞の上層部はこれを否定。この結果、何が起こっているか。
独立して食える記者は会社を去り、残る記者はモラルダウンという状況だ。ある地方の首長が言った。「あなたの古巣(朝日)の記者が一番仕事していない。現場にも出向かないで役所の提供写真を使ってばかり」
悪循環に陥りつつある。モラルダウンに拍車をかけるのが、賃金カットと経費削減だ。朝日新聞社では取材対象とお茶をしたり、会食したりする経費はほとんど面倒を見てもらえず、「自腹」で対応。
20年以上も前、朝日新聞の賃金が高いと言われていたころ、「給料に取材費込み」と教えられた。賃金カットが続き、年収は12年前に比べ3割近くダウン。経営陣は最近、さらに3割カットを労働組合に申し入れた。
誤解を恐れずに言えば、新聞社は「無頼集団」であるべきだ。今はやりのコンプライアンスも糞くらえだ。やってはいけない行為は、「読者を裏切る」ことだけだ。
新聞は「瓦版」であり、権力を批判し、タブーに切り込んでなんぼである。そんな基本を忘れてはならない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK212掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。